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【薄紫の魔女の毒】

最終更新:

rozen-yuri

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だれでも歓迎! 編集

 
 
「雛苺。こっちへ来なさい」

夕食後、ソファでテレビを見ながら寛いでいる真紅は、食卓から動こうとしない雛苺へ声をかけた
しかし、返事はない

「雛苺?聞こえているの?」

さっきよりも大きな声で言う
だが、返事はない

「雛苺…?」

もしかして気付かないうちにリビングから出て行ったのだろうか?
そう思いソファから身を乗り出すと、テーブルに突っ伏して寝ている雛苺が目に入った


蒼×雛
【薄紫の魔女の毒】


「いるんじゃない…寝てるの?」

こちらから行くハメになるとは…
とボヤキながら近付くと妙な臭いが漂ってきた

「何の臭い…?…まさかお酒?」

どこかで嗅いだ事のある臭い
でも何故お酒なんか───
考えて2秒、答えは出た

「のりね…」

夕食の飲み物が足りないから適当にある物で我慢してと言い、いろいろな飲み物を出して来た
その中にビンに入った飲み物があり、雛苺がブドウジュースと勘違いして飲んでしまったのだ

「まったく…普通なら味で気付きそうなモノだけど…」

雛苺のコップに残っているワインを一口だけ飲み、ブドウジュースとは似ても似つかぬ味に、雛苺の味覚を疑った
そしてコップを置き、もう一度雛苺を凝視する
アルコールのせいか、ほんのり朱く染まった頬、可愛らしい小さな唇、
無邪気な幼い寝顔

「…自業自得よ。無防備なあなたが悪いのだから…」

そう言い、雛苺のドレスに手を入れる
自分より小さな胸の突起に触れた

「んっ…」

体が僅かな反応を示すが、起きる気配はまったくない

「ただの睡眠なら起きたでしょうね…つくづく自業自得だわ」

体を起こさせ、背もたれに凭れさせる
そしてドレスをたくし上げ──

「そういえばこの前水銀燈が来た時もチャンネル争いで真紅とケンカしてたよね」
「真紅が悪いのよぉ…ヘキサゴンなんか見たいなんて言うからぁ…」
「翠星石はヘキサゴン派ですけど…それより真…く…」

突然ドアを開けられ、リビングでお楽しみ中だった真紅と目が合った
お互い硬直する
特に真紅は、完全に露出した雛苺の乳首を吸っていた場面のまま静止していた

「…何…して…るの?」

重い沈黙を破ったのは蒼星石の言葉

「…雛苺がお酒を飲んでしまったみたいだから心配で…検査してたのよ」
「バカも休み休み言いやがれぇぇぇですぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」

翠星石が怒鳴りながら真紅へ駆け寄り、思いっきりグーで殴り飛ばした

「あでふっ!!」

吹っ飛び、床に叩きつけられる真紅

「ここここここの淫乱!変態!雛苺が酒で寝てるのを良いことに変な事をしようと思ってたですね!!」
「失礼ね…そんな事…って水銀燈!あなたは何してるの!?」
「えっ?いや…真紅みたいな変態から雛苺を守ろうと思ってぇ…」

さり気なく雛苺を抱きかかえ、連れ去ろうとしていた

「ちょーーっと待てです!!お前らは危険過ぎるです!翠星石が責任持って…」
「あなたは雛苺の何なのぉ?」
「同感ね。翠星石、あなたこそ雛苺に変な事したいんじゃないの?」
「現行犯には言われたくねぇです!!それに水銀燈にとっても雛苺は何ですか!」
「守りたくなる唯一の可愛い妹よぉ…」
「さっき守れてなかったじゃねぇですか!!」
「何ですってぇ…!!」
「守るも何も私と雛苺は主従関係にあるのよ。別にHな事ぐらい…」
「ダメです!翠星石が全面的に阻止するです!」
「だったらぁ…勝った人が雛苺をモノに出来るって事でぇ…」
「望むところです…絶対負けませんですよ」
「あなたには殴られた恨みも晴らさせてもらうわ…」
「うおりゃゃゃゃゃゃ!!」

3人の乙女の、醜い格闘が始まった

「こういうのを…漁夫の利って言うんだっけ?」

水銀燈が床に下ろした雛苺を蒼星石が抱きかかえる
そのままリビングを後にした

「少し暗いけど…ここでいいかな…」

ベッドのある部屋に行きたかったが、ジュンものりも自室にいるためそれは不可能
物置に入り、適当な布を広げるとそこに雛苺を寝かせた

「…訂正、計画的な犯行は漁夫の利とは言わないのかな?」

水銀燈が床に下ろした雛苺を蒼星石が抱きかかえる
そのままリビングを後にした

「少し暗いけど…ここでいいかな…」

ベッドのある部屋に行きたかったが、ジュンものりも自室にいるためそれは不可能
物置に入り、適当な布を広げるとそこに雛苺を寝かせた

「…訂正、計画的な犯行は漁夫の利とは言わないのかな?」

雛苺に多い被さり、耳を愛撫する
とても小さな声が、だけどとても可愛い声が部屋に響いた

「理由は知らないけど、この家の親は別居、のりさんもジュン君もお酒は飲まないのに、何で家にあったと思う?」

答えるハズのない雛苺の耳元で問い掛ける

「答えは簡単…だろう?」

そうして口付けをすると、雛苺はうっすらと目を開けた

「気が付いたみたいだね?」
「うゆ…ここは…?」
「物置だよ」
「蒼…せ…石?んっ…」

もう一度、キスをする

「眠りの姫を起こす王子が、実は毒を盛った犯人だったなんて…斬新だとは思わない?」
「ほぇ…?」
「難しかったかな…?」
「ひゃっ…!」
「自由に動けないでしょ…今夜はゆっくりと…可愛がってあげるからね…」

首筋を舐めながら服を脱がしていく蒼星石
雛苺の微力な抵抗と、かすかに漏れる甘い吐息が気持ちよかった

「蒼…星…石…」
「ん?」
「そのお話ね…お姫様の方も…わかってて毒を飲んだなら…どうなるの…?」

驚きのあまり蒼星石の一瞬動きが止まる
そして何事もなかったかのように攻めを再開した

「悪いお姫様だね…」
「えへへっ…んっ!そこはダメぇ…!」
「お仕置きだよ…可愛い声、聞かせてね」

一本取られちゃったけど…

結末は…一緒だよ

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