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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

重なる右手と左手と唇

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rozen-yuri

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 重なる右手と左手からの続き


 真紅が不安げに水銀燈を見上げる。
「大丈夫なの?この時期は料金高いんじゃないの?」
 水銀燈はニヤリと笑うとメンバーズカードを所定の位置に差し込んだ。
「この日の為に誕生日を12月24日に登録しといたのよぉ」
 確かにクリスマスイブに利用するといつもより料金取られたりする。
 しかし、誕生日に利用すると割引できたりするのも事実だ。
 この情報は店舗によって違うので行くときは、事前にしっかりチェックしていきましょう。
 水銀燈はテレビを付けて、画面に表示される料金をチェックするとリモコンを置いて、真紅を近くに引き寄せた。
 そのまま強く抱きしめ、真紅の温もりを全身に染み込ませる。
 真紅の顎を掬い、ゆっくりと口付けた。
「やっと二人っきりねぇ……」
 イルミネーションは確かに綺麗だったし、真紅と久々にゆっくりデートできた。しかし、それだけでは足らないのも事実。
 真紅もおずおずと言った感じで水銀燈の背中に手を回す。
 備え付けの大きなベッドに腰かけると、二人でプレゼントの交換を始める。
 勘のいい人はもうお気づきだろう。そう、ここはラブホテル。


 ──重なる右手と左手と唇


 とりあえず、とお互いにプレゼントを相手に手渡す。
「開けていい?」
 と先に尋ねたのは水銀燈。言いながらもう手はリボンを外している。
 黒を貴重とした光沢のある紙袋に真っ白のリボンがかけられている。
 リボンを外して、中から丁寧に包装されたものを取り出す。
「わ、綺麗……」
 中に入っていたのは腕時計。ベルトが薔薇をモチーフとしてシルバーの鎖でできている。
 少しアンティークっぽくもある。
「貴女、時計ないって言ってたから。試験で使えるように」
 入試では携帯を時計代わりに使うことは禁じられている。また、壁時計がないところも多い。
 その為、腕時計を持参しなければならない。その内、買わねばと思っていたのだ。
「ありがとぉ。これなら絶対受かるわぁ」
 真紅の頭を抱きしめてツムジにキスを贈る。
「ね、真紅も開けてみてぇ?」
 そう言うと真紅も箱に手をかける。リボンでなく透明のテープで止めてあるためくるくるときっかけ探している。

 あった、と呟きながら真紅はそこから丁寧に紙を破らないように開けている。
「あら……」
 中に入っていたのは薄いオレンジを貴重に紅の薔薇が小さく描かれたティーカップ。
「貴女なら何個も持ってる気がしたんだけど、どうしてもコレに惹かれちゃってぇ……」
「大事に使わせてもらうわ。ありがとう」
 割れないように再び丁寧に包み直しながら真紅はニコリと笑った。
「お風呂沸かしてくるわぁ」
 と水銀燈が風呂場に向かった。
 その間に真紅は水銀燈にあげた時計も包み直してやる。
「真紅……」
 水銀燈は後ろからぎゅ、と真紅を強く抱きながら名を呼ぶ。
 その声には今までなかった熱っぽさが含まれている。
「すいぎんと、……」
 振り向きながら水銀燈の名を呼んだが、不自然にそこで切れたのは唇を塞がれたから。
 ちゅ、と音をたてながら顔中を啄まれ、その擽ったさに思わず真紅は笑みを溢した。
「ふふ、……も、擽った……ぁ」
 ペロリと促されるように唇を舐められ、それに誘われて舌を出すと甘く吸われた。
 互いの体温を生で感じられる。それだけで体の奥底がじわりと熱くなるのが分かる。
 いつの間にか真紅はベッドに押し倒され、首筋を水銀燈に愛されていた。
 それだけでもう自分の呼吸が早くなるのが分かった。
 目を開けると自分を強く見つめる水銀燈と視線があって、それだけで心臓がきゅ、と締まる。

 水銀燈が自分を強く求めてるのだ、と実感してしまう。
 真紅の両足を割って、水銀燈がそこに位置すると、ねっとりとしたキスを贈る。
 服の上から申し訳程度に膨らんでいる真紅の胸を優しく揉んでやる。
「っぁ……ん、」
 真紅のその甘い声を聞いただけでぞくぞくと背中が震えた。
 もっと聞きたい。もっと言わせたい。もっと、自分だけに。
 久々の行為だからだろうか。どちらともいつもより興奮しているのを感じた。
 真紅の黒いTシャツを捲りあげると、赤を貴重とした白の薔薇刺繍がの少しついた愛らしい下着が見えた。
「可愛い……」
 耳元でそう呟いてやるとそれだけで真紅はひくりと体を震わせた。
 肩口を赤い跡を残しながら啄み、背中に手を回すと背中を少し浮かせてくれる。
 ツーホックを器用に片手で水銀燈は外した。最近、この作業にも慣れてきた。
 締め付けがとたんになくなったことで不安になったらしい真紅は、取れそうな下着を手のひらで押さえる。
「大丈夫ぅ……綺麗だからぁ」

 落ち着けるように真紅の耳元で水銀燈は呟き、肩紐をゆっくりと滑らせる。
 真紅はまだ不安そうだったが、力を抜くと素肌を水銀燈に晒した。
 雪のように白い肌が薄くピンクに染まってる姿はひどく官能的に水銀燈の目に写った。
「いつ見ても綺麗……」
 独り言のように呟かれた水銀燈の声に、また心臓がぎゅと締めつけられた。
 その時、ピピピ、と電子音が響き、風呂が沸いたのを知らせる。
「先に入るぅ?それとも後ぉ?」
「それは別々という前提よね?」
「まさか」
 心外だ、と言うように水銀燈は目を丸くした。
「……先に入って待ってるわ」
 半ば諦めたように溜め息をつきながら、真紅は呟いた。
「行ってらっしゃぁい」
 ニコリと笑った水銀燈を不信に思いながらも真紅は脱衣場に向かった。
 真紅の姿が完全に見えなくなると、水銀燈はその笑顔をニヤリ、に変えた。
 一文字違うだけでだいぶ違うのだ。
 水銀燈に肌を晒すのを恥ずかしがる真紅はいつも先に入って後に出る。それは予想済みなのだ。
「さぁて、今の内に準備、準備ぃ」
 鼻唄でも歌いってしまいそうなほど上機嫌な水銀燈のことなど、真紅は知る由もない。

 一方、真紅は彼女好みの熱めの湯に浸かっていた。この水銀燈を待つ間がなんとも恥ずかしい。
 その内、パチリと浴室の電気が消えた。それと同時に浴槽に内蔵されている七色のライトが淡く点灯した。
 なんともそれらしい装飾だが、それが案外綺麗だったりするのだ。
 ガタン、と浴室の扉が鳴った。真紅はいつも扉に背を向ける形で座っている。
「ふぅ……暖かいわねぇ」
 かけ湯をした水銀燈が真紅の後ろに入ったと同時に真紅を抱きしめる。
「ね、真紅」
「えぇ」
 恥ずかしいのは本当だが、こうやって二人でくっつくのが好きなのも本当なのだ。
「あ、これ入れていい?」
 備え付けの入浴剤に目を止めると水銀燈は嬉々として聞いてくる。
 真紅が軽く頷いたのを見るとジェル状の入浴剤を垂らす。

 すると浴室いっぱいにくどくない程度に柑橘系の香りが広がる。
「体洗うのどうするぅ?」
 もちろん普段の入浴ならば洗うのだが、出たあとにどうせ汗をかくような行為をすると分かっているので敢えて問いかける。
 別に二度洗っても良いのだが、面倒と言えば面倒で。
「後ででいんじゃないかしら?」
 同じことを考えたらしい真紅がそう呟いた。ならば、することは一つ。
「真紅ぅ」
 甘く名前を呼んでやると、ピクリと肩口が震えた。何をされるか理解しているのだろう。
 前にあった手を胸に回す。すると、真紅がピクリと跳ねた。
「ぁ、……んんっ」
 既に自己主張を始めた中心の突起をくりくりと転がすとびくびくと敏感に跳ねる。
 露になっているうなじをペロリと舐めてやる。
「ひ、ぁ……」
 首だけで真紅を振り向かせると口を塞ぐ。舌で口内を犯してやると、真紅の腕が水銀燈の首にすがった。
「や、ぁ……すいぎ、とぉ……」
 徐々に発情してきている真紅の頬を宥めるように水銀燈は撫でる。
「続きはベッドで、ね」
 先に出る?と水銀燈が問うと首を振った。これも水銀燈の計算済み。
「先行ってるわねぇ」
 と言いながら額にキスを贈り、水銀燈は浴室から出る。

 水銀燈が脱衣場から出たのを確認すると真紅はそろそろと扉を開け、脱衣場に入る。
 備え付けのバスタオルで体を拭き、これまた備え付けのバスローブを探す。
 しかし、そこにあるはずのものがなく、代わりに他のものが。
「また……」
 と真紅は呟いた。
 そこには赤と白のこの時期によく目にするサンタクロースの衣装が置いてあった。
 しかもブラウスワンピースにのようになっていて、スカート丈もかなり短い。
「あの女……」
 と悪態をついてみるが、他に着るものはない。だからと言って全裸で出ていけるほど自分の神経も図太くない。
 真紅は諦めて深く溜め息をつき、仕方なくその衣装に手を通した。
「あらぁ、似合うじゃなぁい」
 ニヤニヤと笑う水銀燈を思いっきり真紅は睨むが、どうやらあまり効いてないらしい。
 脱衣場の出入り口から近づいてこようとしない真紅に手を差しのべる。
「おいで……」
 そう言うと警戒した目線のままではあるが、ゆっくりとこちらに近づいてくる。
「可愛い」
 水銀燈の目の前に真紅が立つと、水銀燈は真紅の腰に抱きつく。
 水銀燈の上に真紅を座らせると、真紅の目が期待と不安に揺れる。

 水銀燈は真紅の服のボタンを二個外すと、露になった肌に吸い付く。
「ん……はっ……ゃ」
 先ほどから何度かされているため、敏感になっているらしく真紅の体が反応する。
「……もっと声聞かせてぇ」
 真紅の潤む瞳を真っ直ぐ見つめて水銀燈が囁く。
 ボタンを更に外し、小振りの胸を優しく愛撫する。
「ん、ぁ……ひぁ」
 ツンと尖った突起を貪る。吸いながら、時々舌で転がしてやると心許ない声が上がる。
「やっ、……それ、……やぁ、い、や……」
 ふるふると首を横に振って迫る快感を逃がそうとする。嫌、と拒否する行為の多くは気持ちいいから、ということが多い。
 だから、その行為をあえてやってやる。
「やぁ、って……言って、ひぁぁっ……んっ」
「嫌?嘘つかないのぉ。もうこんなに濡れてるくせにぃ」
 そう言いながら下着越しに真紅の大事なとこに指を這わせる。
 水銀燈の言葉通りにソコは下着越しでも分かるほどに湿っていた。
「やぁぁぁ……」
 いきなり触れられたことに驚いた真紅が少し高めの声を上げた。
 下着を両足から外すと、水銀燈の手が直接そこに触れた。

 ぬるぬると愛液を指に絡めながら入り口を慰めるように愛撫する。
「ひ、ぁ……ん、……す、ぎん、と」
 真紅の虚ろな瞳には水銀燈以外写っていない。それが水銀燈をものすごく煽る。
「真紅ぅ。今日はちょっとだけ頑張りましょうねぇ?」
「え……?」
 水銀燈の言葉が解せずに考えていると、いきなり異物が挿入される感覚があった。
「え、ちょっと!……水銀燈、何して……!」
「もう少しぃ」
 慌てて下を見ると桃色の球体が自分の中に入っていくとこが目に入った。
「な、にして……ひゃぁっ!」
 中のものが勝手に振動し始め、真紅の紡ごうとした言葉はそこで切られた。
「これでよし、と」
 水銀燈はおそらくその球体に繋がっているであろうリモコンを細いベルトで真紅の太ももに縛り付けた。
「や、やぁぁ……すいぎ、はずし……取って、あぁぁッ」
 しかし、真紅の懇願も虚しく、水銀燈は膝から真紅を下ろすと少し下がった。
「や、何で……すいぎんと、やぁぁぁ」
「こっち来て?真紅ぅ」
 真紅は歯を食い縛るとそろそろと這うように水銀燈の元に向かおうとする。

 しかし、中のものが絶えず震えているので足が上手く言うことを聞いてくれない。
「ひぁッ……、や……あぁっ」
 涙を瞳にいっぱい貯めて水銀燈を見つめるが、水銀燈は動いてくれないらしい。
「すいぎ、……おねが、やめ、」
 自分だけを見てくれている。自分だけを頼ってくれている。自分だけを求めてくれている。
 ゾクゾクとイケナイ感覚が水銀燈を支配する。
「ほら、……真紅。もう少しぃ」
 手を差し出すと、その手を取ろうと必死にこちらに向かってくれる。
 少し進んでは座り込む、少し進んでは座り込む、を何度か繰り返しやがて力なく水銀燈の手を掴んだ。
「よくできましたぁ」
 真紅の腕を強く引っ張り、全身を抱きしめる。
「っ……ばか、……もう、しない、で」
 幾分かもったいないが頷く変わりに、水銀燈は優しく頭を撫でた。
 それで幾分か落ち着いたらしく、きついくらいに真紅は水銀燈を抱き返した。
「せっかくだから、このままイきましょうねぇ?真紅ぅ」
「ふぇ……?」
 太ももからリモコンを外すと、スイッチを最大まであげた。
「ひ、……ひぁぁぁぁっ……ま、まって、やだぁ!」
 今までとは比べ物にならないほどの振動と、それに比例して大きくなった快感。

「や、やだ……いやぁぁ……すいぎ、とめて、とめ、……ひぁぁっ」
 水銀燈の首に強くすがり付いて、体を振るわせて快感を逃がそうとする。
「だぁめ。気持ちいいんでしょう?」
「や、……ちが、ひゃぁぁ、んっ」
 甘い声が漏れる真紅の口を塞ぎ、胸の先端を痛いくらいに弄ぶ。
「や、……も、イっ……イくっ、あぁぁっ」
「イきそうなのぉ?」
 水銀燈の問いかけに、真紅はガクガクと首を縦に振る。
 水銀燈はそれを見ると、真紅の中に指を二本挿入する。
「あああ────っ」
 中の質量が増したことにより、声といえない声が真紅の口から発せられた。
「だめ、や……すいぎ、と……やぁぁぁっ!」
 口元に妖しい笑みを浮かべた水銀燈が指を素早く上下すると、真紅の太ももがびくびくと痙攣し始める。
「ひ、あ、あ……あアああ────っ!」
 真紅の口から一際甲高い声が上がった同時に、真紅はびくびくと大きく痙攣して果てた。
 水銀燈はそんな彼女の額に一つキスを贈るとニコリと嫌な笑みを浮かべた。
「まだまだこれから、よぉ?」
 それを聞いた真紅はサッと血の気が引いたそうな。

終わり

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