さよならファイアーエムブレム ◆iDqvc5TpTI


カエル、イスラ、無事か!?」

がらりと、石細工の土台の破片を押しのけ、ストレイボウが立ち上がる。
とっさに自分も含めた三人にプロテクトを張り直し衝撃を凌いだ彼は、土煙の舞う世界で必死に目を凝らす。
彼らの命を奪おうとしていた理想という名の黄昏の姿は、大空のどこにもなかった。
ラグナロック・デュランダルを両断したジャスティーンも既に消えていた。
今のストレイボウ達にはあの強大な力を具現化できるのは、精々三分といったとこなのだろう。
あれ程の力を振るえたことに、慢心し、力に溺れぬよう、まだまだ強い心を持たねばと自らを戒める。
だが今はカエルとイスラだ。
自分が無事である以上、二人も無事なはずだが、カエルは身体的に、イスラは精神的にかなりの傷を負っていた。
よもや烈火の剣に魂を変質させられたり、さっきの爆発で死の淵を彷徨っていたりはしないか。
気が気ではなかったストレイボウは、自分以外が立てた物音に、探し人によるものかと、警戒を忘れ無防備に振り向いてしまった。
胸部へと衝撃が感じた次の瞬間、身体が宙を舞うのを知覚する。
自分達同様爆発を耐えたゴーストロードに殴られたのだと把握した時には、ストレイボウは誰かに受け止められていた。
すっかりと乾燥してしまってはいるが、人ならざるぶよりとした感触を間違えるはずはない。

「カエル!?」
「お前のほうこそ無事か、ストレイボウ。全く、ヒヤヒヤさせる。斧で攻撃されていたら死んでいたぞ」
「す、すまない。心配させた」

言われた通りだった。
もしもアルマーズやラグナロクで斬りつけられていたらと思うとぞっとする。
しかし、カエルにケアルをかけてもらいながら見やった亡将の姿に、ストレイボウは自分が何故殺されなかったのかを理解した。

「ジャ、ファル……。ニ、ノ……」

亡将の左手には何もなかった。
手にしていたはずの剣も、はめていたはずの指輪も、炭化して砕け散っていた。
暴走召喚による反動と、ラグナロックが打ち破られたことによる反動が、二重に襲いかかった結果だった。
召喚の依代にしていた神剣と魔力の供給源だった指輪は、内外から襲い来る過負荷に耐え切れず自壊してしまったのだ。
自らの判断ミスで、再び護るべきものを喪ってしまった亡霊は、零してしまったものを掴もうとするかのように、闇雲に手を伸ばしていたのだ。
ストレイボウが吹き飛んだのは、攻撃とも言えぬその一撃にたまたま触れてしまったからに過ぎなかった。
その腕さえも、本来のものではない肉体に酷使され、剣と指輪の過剰な魔力に晒され、もう限界だったのだろう。
ヘクトル達が見つめる中、伸ばしたままの姿で、炭化し、砕け散った。

「ウ、ァ、ァ、アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!
 我ハ、我ハ、我ハ我ハワレハワレハワレハッ!!!」

何も掴めぬ手、空っぽの理想郷に絶叫しつつも、護国の鬼は立ち止まれなかった。
それでも、それでもと、もはやありもせぬ理想郷を護ろうと、傷だらけの身体を引きずり、狂笑を浮かべ、罅割れた斧を掲げ直す。
でもどうしてだろうか。
二人には、亡将が泣いているようにしか思えなかった。
その涙を受け止めてやるのは彼らではない。
ニノを送り、ジャファルを送った以上、ストレイボウとカエルの役目は終わった。

「哀れだな……。俺もああ見えていたとは、つくづく笑えない話だ。……だから終わらせてやれっ、適格者!」
「――言われるまでもないよ。言っただろ、あの人の理想郷は僕が終わらせるって」

ああ、だから、此処から先は、イスラとヘクトルの戦いだ。



ストレイボウ達との間に割り込み、イスラはゴーストロードと対峙する。
カスタムコマンド“ブランチザップ”の力を一部とはいえ引き出せるようになった今、イスラは銃剣双方において倍の力を引き出せるようになっていた。
一方的に押さえ込まれることはなくなっただろう。
ラグナロクを砕いたことで、亡将の強化の度合いも低下している。
そのはずなのに。

「――ぐふっ、がっ、くあああああっ!」

押し負ける。
ただの一合で打ち合った魔界の剣が跳ね飛ばされる。
剣を通じるあまりもの衝撃に、握ったままでいることができなかった。
もし剣を手にしたままなら間違いなく、右腕ごと引きちぎられていたであろう、そう思わせるほどに亡将の一撃は重かった。
剣を拾うことを諦め、イスラは大きく飛び退きながら、ドーリーショットの引き金を引く。

「我ガ名ハ、アルマーズ……我ガ名ハ、ヘクトル……我コソハ、オスティアッ!!」

イスラにかかる重圧は弱まるどころかより強くなっていた。
託された数多の遺志を守れなかったからこそ、“それ”だけは護ってみせると。
我こそが国であり、我こそが理想郷。
どれだけ沢山のものを犠牲にしようとも、我が身ある限り、終わりはしない、終われない。

「奪ワセナイ……。奪ワセナイゾ、セッツ、ァー……。
 コレカラダ、コレカラナンダ……。
 アイツハ、ストレイボウハ、罪ヲ悔イテ償オウトシテイル」

銃弾も意味を成さない。
ゴーストロードの足は止められず、徐々に、徐々に、距離を詰められる。
どれだけ一人でフォースを込めて撃ち込もうとも、ヘクトルは王だ。
人の意思など疾うの昔より全部背負って生きて来た。
全部、全部、抱えて、此処に、此処にいる。
死んだ者も、“今を生きている者も”、一緒に、彼の胸の中にいる。

「アイツハ、イスラハ、オスティアデナラ笑エルノカナト言ッテクレタ」

託されたものは奪われた。
ならばせめて、せめて、せめて――

「アイツラノ、アイツラノ“未来”ダケハ、誰ニモ絶対奪ワセナイッ!!!」

ああ、そっか。そうなんだ。
亡将が呼んでくれた自分の名前に息を呑み、今更のようにイスラは気付いた。
憤怒のまま、ヘクトルは変わっていたなかった。
彼はまだ、セッツァーとの戦いの中にいるのだ。
狂気に呑まれ、死を迎え屍と成り果て、誰と戦っているのかさえ分からないままに、尚、理想郷の民達を護ろうとしているのだ。
今ヘクトルがいるラインが最終防衛ラインであり、それ以上は南へ行かせまいと立ちはだかっているのだ。

楽園は伐剣王がなしてくれる。ならばこの身は一振りの剣として、国を――王と国民を護るのだ。

「なんだよ、なんだよ、それは。あはは、あはははは、くそ、くそ、く、う、うぅ」

駄目だ、駄目だ、駄目だ、駄目だ。
感情がまとまらない、ごちゃ混ぜだ。
フォースが、定まらない。
この激情を込めるにはロックオンプラスじゃ足りない。
ちんけな弾丸程度、フォースを込めた瞬間に爆発してしまいそうになる。
相応しい技があるとするなら、あの道化師を射抜いた超電磁砲しかありあえない。
だって、だってさ。
今の僕は、ヘクトルが僕のことを思ってくれていることが笑いたいくらい嬉しくて、泣きたいくらいに悲しくて。
それでいて、その二つの感情を置いてけぼりにしちゃうくらいに、破裂してしまいそうなほどに。

この上なく、腹立たしいのだ。
オルドレイクに殺された時に、数百倍、数千倍、比べるのも馬鹿らしいくらいに怒っているんだ。
理想郷? 皆が共にあれる場所? うるさいよ! なんだそれ、何だそれ、何だそれは!

「いつまでも、そんなものにしがみついているんだよ、ヘクトル!」

憧れていたさ。今でも憧れている。
最後まであなたが見た夢を一緒に見させて欲しかった、その願いはこの先ずっと変わらないと断言できる。
でも、違う、そうじゃないだろ!?
それは、それは、それは――

「貴方の望みじゃない。僕達の望みだ! 貴方に願いを託した僕達にとっての理想郷だ!」

それはあくまでも、どこまで行っても、イスラ達の理想郷にしか過ぎない。
泣きそうになるのを堪え、かつて憧れていた場所を、自らの手で払いのける。

「貴方の理想郷は、あなたが本当に笑える場所は、そこじゃないだろ!?」

イスラ達がどれだけ願った地であろうとも、ヘクトルが願った地には足り得ない。
そのことを、イスラは誰よりも、ヘクトルの親友であるエリウッド以上に、この地にて思い知らされていた。
激情を装填されたドーリーショットが超過駆動する。
ブーストショット。
限界を超えた必中必殺のはずの一撃は、だが、ドーリーショットの銃口の真ん前まで踏み込んでいたゴーストロードに切り払われる。
無理の代償にアルマーズの刀身の半分が消し飛んでいく。
それでも、残る半分で、フォースを込め尽くしたイスラを両断するのは容易い。

「貴方が本当に居たい場所は、ここなんかじゃないはずだ! 分かれよ、分かってくれよ!」

そんなことは、どうでもいい。
僕を両断しようとしているアルマーズなんてお呼びじゃない。
僕が話があるのは、僕が、言葉をかわしたいのは、あなたなんだよ、ヘクトル。
そしてあなたが、言葉をかわしていたかったのは、“彼女”なんだ。

「貴方が呼びたいのは、貴方が泣き続けながらも口にしたいのは、そんな奴らの名前じゃない。
 僕なんかの名前じゃない。後にも先にもたった一人、たった一人の名前なんだ!」

それを忘れてしまったというのなら。
それから目を逸らし続けるというのなら。
いいさ、僕が教えてやる。思い出させてやる。
あなたの居場所を、あなたが本当に共にありたかった人のことを。


「フロリィィィイイイイイナアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっ!!!」


イスラは、少女のことを知らない。
でも、ヘクトルが、どれだけ少女を愛していたのかは、心が張り裂けそうなほどに知っている。
忘れはしない、忘れられるものか。
凍りついていたイスラの魂を震わせたあの咆哮を。
喪失へのありのままの感情をぶつけてきたこの声を。

それを、今のイスラの始まりとして刻まれた叫びを、そのままに再生した。

ストレイボウ達が見守る中、天雷の斧がイスラの眼前で停止する。

「そうだよ、あいつだとか、あいつらだとかじゃないッ! 貴方が愛し、貴方を愛してくれた人はたった一人だろ!
 いるんだろ、そこに! みんなが共にいるっていうなら、彼女も、フロリーナも、貴方の中にいるんだろ!」

剣も指輪も、少女はヘクトルに残すことなく散った。
彼女の遺品は何一つヘクトルの手に渡ることはなかった。
だからあるのは想い出だけだ。
ヘクトルの、心を、身体を、魂を、端から端まで満たしている想い出だけだ。
形なき故に、もう喪うこともないはずの想い出だけだ。

「僕は奪う、そいつを奪う! いいのかよ、このままだと貴方と共にある彼女も、僕が終わらせる!
 僕達をみんな殺したとしても、ジョウイの礎にされるだけだ!
 大好きな人の最後を他人に奪われて、貴方は平気でいられるのかよ!?」

それを、奪うとイスラは言う。
イスラは少女が泣き虫だったことを知らない。
カエルは少女が天馬の騎士だったことを知らない。
ストレイボウは少女がヘクトルと愛し合っていたを知らない。
イスラも、カエルも、ストレイボウも、誰一人として少女のことを全く知らない。
だからこそ、彼女を送っていいのは、彼女を弔うことができるのは。
もう、この地には、一人だけなのだ。
何も知らないイスラ達ではなく、誰よりも少女を知り、少女を愛した男だけなのだ。

「彼女が望んだ終わりを与えられるのは、彼女と、彼女が愛した貴方だけだろ!」

だったら!

「来いよ、アルマアアアッズ! お前はアルマーズで、お前はヘクトルなんだろ!?」

五指を広げて、右手を伸ばす。
泣き方を教えてもらったあの時に、イスラによって刻まれた傷がまだ残る、ヘクトルの右掌へと。

「来いよ、来てくれよ、ヘクトオオオオッル!
 貴方の手で、貴方の愛した人に死を返してやってくれエエエぇぇェェェッ!!!!」 

それが終わり、王としてではなくただ一人の人間としてのヘクトルが選んだ終わり。
固く握られていたはずのヘクトルの右手から力が抜け、天雷の斧“ヘクトル”はイスラの右手に収まっていた。
王としてのヘクトルの未練からか、戦を求めるアルマーズの狂気ゆえか、神将器を喪っても尚イスラの頭部を握り潰そうとした亡将へと、イスラは斧を叩きつける。

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!」

果たしてその咆哮は、イスラ自身のものだったのか、彼に乗り移ったヘクトルのものだったのかは分からない。
けれど、叩きつけた衝撃でアルマーズが砕け、両断されることもなく力を喪ったヘクトルの遺体は、どこか憑き物が落ちたかのように安らいでいるかに見えて。

「……あ」

崩れ落ちる身体の動きにつられて、イスラの頭を滑り落ちていくヘクトルの手は、なんだ、やりゃあできるじゃねえかと、撫でてくているみたいで。

「ぅ、あ、く、う、あ、おおおおお!」

イスラは、その手が滑り落ちる前に、自らも膝をつき、両の手でヘクトルの掌を包み込んだ。
大きな掌。愛されていたことを教えてくれた、傷だらけの掌。
その掌に泣き止んだ彼は、今にも泣きそうな彼は、泣くことを堪えている彼は。
連れて行ってほしいとか、殺してくださいだとか、そんなことよりも、もっともっと先に、言わなければならなかった言葉を、必死で口にしようとする。
姉には言えなかった言葉。アティにも言えなかった言葉。
誰よりも、誰かに言いたかったその言葉を、口にしようとして、必死に舌を動かして、

「ヘクトル、ヘクトル、ヘクト、ル、あ、あ、あああああああああああああああああああああああああああああああ!」

言葉にできなくて、嗚咽ばかり漏らしてしまって、そんな彼をヘクトルは何も言わずにずっと待っていてくれていて。
イスラは、あるがままに感じるままに、心に浮かんだただ一つの感情を、遅すぎた言葉を、ようやっとヘクトルへと伝えた。








         ありがとう、そして、さようなら、ヘクトル。















【C-7とD-7の境界(C-7側) 二日目 昼】
【カエル@クロノ・トリガー
[状態]:書き込みによる精神ダメージ(中)右手欠損『覚悟の証』である刺傷 瀕死 疲労(極大)胸に小穴、勇気(真)
[装備]:天空の剣(二段開放)@DQ4+WA2 覆面@もとのマント
[道具]:基本支給品一式
[思考]
基本:燃え尽きた自分を本当の意味で終わらせる
1:闇の勇者、悪くはないな
2:友の願いは守りたい
[参戦時期]:クロノ復活直後(グランドリオン未解放)
[備考]
※ロードブレイザーの完全消失及び、紅の暴君を失ったことでこれ以上の精神ダメージはなくなりました。
 ただし、受けた損傷は変わらず存在します。その分の回復もできません。(最大HP90%減相当)
※天空の剣(二段開放)は、天空の剣本来の能力に加え、クリティカル率が50%アップしています。

イスラ・レヴィノス@サモンナイト3】
[状態]:ダメージ(大)、疲労(極)、心眼、勇猛果敢:領域支配を無効化 
[装備]:魔界の剣@DQ4、ドーリーショット@アークザラッドⅡ、サモナイト石“勇気の紋章”@サモンナイト3+WA2
[道具]:基本支給品×2、
[思考]
基本:――
1:――
[参戦時期]:16話死亡直後(病魔の呪いから解かれている)
[備考]
※高原、クロノ、マッシュ、ユーリル、ヘクトル、ブラッドの仲間と要注意人物を把握済み。
※フォース・ロックオンプラス、ブーストアタックが使用可能です。
※サモナイト石“勇気の紋章”のおかげでカスタムコマンド“ブランチザップ”が限定的に使用可能です。
 通常攻撃の全体攻撃化か、通常攻撃の威力を1.5倍に押し上げられますが、本来の形である全体に1.5倍攻撃はまだ扱えません。
 また、本来ミーディアムにあるステータス補正STR20%SOR10%RES30%アップもありません。

【ストレイボウ@LIVE A LIVE
[状態]:ダメージ(中)、疲労(極)、心労(中)勇気(大)ルッカの知識・技術を継承
[装備]:フォルブレイズ@FE烈火の剣、“勇者”と“英雄”バッジ@クロノ・トリガー+クロノ・トリガーDS
[道具]:基本支給品一式×2
[思考]
基本:魔王オディオを倒してオルステッドを救い、ガルディア王国を護る。  
1:約束と勇気を胸に抱き、急ぎ仲間達の援護に向かう
2:ジョウイ、お前は必ず止めてみせる…!
参戦時期:最終編
※アキラ以外の最終編参加キャラも顔は知っています(名前は知りません)
※記憶石によってルッカの知識・技術を得ました。
 ただしちょこ=アクラのケースと異なり完全な別人の記憶なので整理に時間がかかり、完全復元は至難です。
 また知識はあくまで情報であり、付随する思考・感情は残っていません。
 フォルブレイズの補助を重ねることで【ファイア】【ファイガ】【フレア】【プロテクト】は使用可能です。
※“勇者”と“英雄”バッジ:装備中、消費MP2分の1になります。


※首輪に使われている封印の魔剣@サモナイ3の中に 源罪の種子@サモサイ3 により
 集められた 闇黒の支配者@アーク2 の力の残滓が封じられています
 闇黒の支配者本体が封じられているわけではないので、精神干渉してきたり、実体化したりはしません
 基本、首輪の火力を上げるギミックと思っていただければ大丈夫です

※首輪を構成する魔剣の破片と感応石の間にネットワーク(=共界線)が形成されていることを確認しました。
 闇黒の支配者の残滓や原罪によって汚染されたか、そもそも最初から汚染しているかは不明。
 憎悪の精神などが感応石に集められ、感応石から遥か地下へ伸びる共界線に送信されているようです。


※天雷の亡将@???の所持していた、アルマーズ@FE烈火の剣、ラグナロク@FF6、賢者の指輪@FE烈火の剣、勇者の左腕は消滅しました。
 ヘクトルの死骸は遺っています。

※アナスタシアの二撃により、石細工の土台が破壊され、他の戦場間に隆起が生じており、他の戦場への移動は困難です。
※ジャスティーンVSラグナロックの余波や影響が様々な形で現れているかも知れません。お任せします


【ジャスティーン@WA2】
 ジェイイーグル、ジェイライガー、ジェイマンモーの三体からなる勇気の貴種守護獣。
“勇者”の剣と“勇者”バッジを依り代に、“英雄”ブラッド直伝のフォースにより召喚された。
 イスラ達は勇気を取り戻したばかりの為、今はまだ、一人ひとりが3分の1ずつ呼び出すので精一杯である。
 召喚の鍵となる“勇者”と“英雄バッジ”、天空の剣二段開放、勇気の紋章の恩恵が、
 本来のグランドリオン+勇者バッジ及び、勇気のミーディアムに比べて、半分以下なのもそのせいである。
 合体も三分しか保たないが、誰がどのパーツを呼び出すのかは固定されていない。


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145-1:さよならファイアーエムブレム ストレイボウ 149-1:魔王様、ちょっと働いて!
イスラ
カエル



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最終更新:2013年08月16日 03:00