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『Light up the to be Continue』


(キャラ) 三島創桐生戦兎西住まほ









名簿に目を通し、その三つの漢字を認識した直後。目眩いと思える動揺に襲われた。
夜神月。かつて世界を震撼させた大量殺人鬼。
名前を記すだけでその人物を殺すことの出来る「死神のノート」、人類最初の保有者。
世界犯罪の7割を減少させた、新世界の神。通称「キラ」。
彼の行いを単純な善悪では計り知れない。
だがそれでも、かつて彼と相打った「天才」はその所業を「人殺し」だと断じた。
その後継者もまた、「キラ」の後継の独りよがりな思想を否定した。

「ーー三島?」

「キラ」は死んだ。
最初の「キラ」夜神月、そしてキラの後継「三島創」も。
ここにいるのはかつて三島創だった「中上亮」。
デスノートの惨劇は終わらずとも、それを食い止めるために生まれた「竜崎」の後継。

キラは死んだはずだった。だが蘇ったのか。
「夜神月」その名前が意味するのは、かの「キラ」が蘇ったことの証左。
かつて新生キラの一人であった最高裁判事、御厨賢一は死の間際にこう告げたことがあった。
"キラは神。人間は神には勝てない"

ーーキラは本当に神だったのか。
新生キラという後継者ではない。まだ半信半疑ではあるものの「夜神月」という人間はたった一人のはずだ。
デスノートに運命を狂わされ、新世界の神という狂気に取り憑かれた、大量殺人鬼にして、ただの人間のはず。
まるでイエスではないか。磔刑に処され、その3日後に蘇ったかの聖人の如く。

「……三島、大丈夫か?」
「あ、ああ。……少し、驚いただけだ。死んだはずの人間の名前が、載っていたからな」

少なからず、戦兎に心配をかけてしまった。
それほどに、ついさっき知った現実が受け入れ難かったのだろう。
だが、こうなった以上は今更だ。
デスノート、死神。現実離れした出来事には、もはや慣れっこだ。
それこそ、Lという名前にも、気になる部分がある。
もし夜神月の名前がそのとおりなら死者すらこの舞台に招かれている、そうだとしたら竜崎も。
だが、今は感傷に浸っているつもりはない。

「ーー夜神月という男には気をつけた方がいい。積極的に殺し合いに乗るような人物ではないが、敵対する相手には容赦はしない男だ」

「三島創」として、教えられることを教える。

「………それが、死んだはずの」
「ああ。人間の手に余る力を手にしてしまった……そういう、やつだ」

夜神月という人間は最初から大量殺人鬼だったというわけではない。
少なくともあのノートさえ手にしなければ、かの先代Lと双璧を成せる程に大成していたのかもしれない善良な人間だった。
「人を裁く力」は、人を狂わせる。かつて「三島」がそうだったように。

「そう、か」

詰まるように、何かを思い返すかのように俯いた桐生戦兎の顔。
「何かの為に悪を為した」ような、そんな表情。
それこそ、桐生戦兎のかつての罪なのだろうか。
それをまだ三島創が窺い知る余地はない。

「………どうやら、ゆっくりお話している場合じゃなさそうだ」
「そのようだな」

その直後に、聞こえた足音。
敵か味方か、はまだ分からない。
殺し合いに乗るような人物でなければ対話の余地はあるにしろ、警戒はする。
現れたのは一人の少女。
脇腹を痛めているようであるが、こちらに気づいたのか手を上げて振り始める。
交戦の意思はない、とも思えるような反応だ。

「……乗っていない、と信じて良いのか?」

その言葉に、少女は肯定を示す頷きの態度を取った。



「つまり、秋山優花里さんという人を探していたというわけなんだね」
「……そうですね。まさかお母様も巻き込まれているとは思いませんでしたが」

少女の名は西住まほと言った。学園艦といい戦車道といい、三島にとっては聞いたことのない用語と常識。
と言っても桐生戦兎から聞いた、かつてあったパンドラボックスやらスカイウォールとやらも摩訶不思議であるし、それと比べればまだ飲み込める方。
事情だけ掻い摘めば、自分を誤射してしまった、妹の友人である秋山優花里という人物を探しているという。
後に妹の西住みほだけでなくその友人の一人である五十鈴華、挙句実の母まで参戦させられていることを知ったまほの心情は穏やかとは言いづらいものだ。

「ですが、みほもお母様もこのようなことを黙って見てることなんてありません」

だからこそ、信じている。
母のその確固たる信念は勿論のこと。
あの時自分たちに打ち勝ち、自分自身の戦車道を見つけ貫き通した妹のことも。
必ず、この殺し合いを各々のやり方で乗り越えようとしているのだろう。

「……その前に、やるべきことはあるのですが」
「撃たれた傷の方は大丈夫なのか?」
「防弾チョッキを着ていたので、ちょっとした打撲程度ですみました。今では痛みもだいぶマシになっています」

示すかのように、服を捲り見せた防弾チョッキには弾丸を防いだ痕がくっきりと。
防げたというだけで、その痛みは小さいものではない。
それがどうしたと言わんばかりに、痛みが収まりつつある今まで、小休止を挟みながらも歩き続けていたのだから。

「あんたに誤射してしまったその秋山優花里ってのはさっさと見つけるべきだな。死ななかったとはいえ、相手はあんたが死んだと思い込んで悪い方向に転んでしまう可能性がある」

結果がどうであれ、「殺してしまった」という罪過を抱えるという事は重い。
三島が声を上げたのは、己の過去の経験ゆえだった。
かつて夜神月の後継者としてデスノートを使った後継者の一人が、その重さに堪えきれず狂った。
たかが一人、されど一人などとは笑えない。勘違いから戻れなくなって道を踏み外すなど有り得る話だ。

「……それはおそらく、その娘の友人であるあんたの妹にとっても」
「それだけは、絶対に防がないと。勿論、友人たちもそうだがまほの妹さんもお母さんも、ちゃんと見つけないとな」
「……助かります」

二人の『罪を抱えた者』の言葉に、ほんの少し、西住流の後継の口元が喜びの動きを示したように見えた。




【E-2/深夜/1日目】

【三島創(中上亮)@デスノート Light up the NEW world】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:三代目Lとして殺し合いを止める
1:戦兎と共に対主催派の参加者を探す
2:戦兎以外の参加者には偽名を名乗る
3:夜神月に警戒。……本当に、蘇ったのか、そんなことが……?
4:……竜崎の名前がある。だが……
5:先ずは秋山優花里を探して誤解を解く。まほの為にも彼女の妹と母親も探す
6:ヒーローか…

※参戦時期は本編終了後

【桐生戦兎@仮面ライダービルド】
[状態]:健康
[装備]:ビルドドライバーとフルボトル(ラビットとタンク)@仮面ライダービルド
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~2
[思考]:殺し合いには乗らない
1:首輪の解除を目指す
2:殺し合いを壊す仲間を集める
3:先ずは秋山優花里を探して誤解を解く。まほの為にも彼女の妹と母親も探す
4:中上の名前を呼ぶ時は三島と呼ぶ……本名を知られてほしくないのか?

※参戦時期は本編最終回後

【西住まほ@ガールズ&パンツァー】
[状態]:腹部に打撲
[装備]:防弾チョッキ
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~2
[思考]:状況を把握し冷静に行動する。
1:二人と共に、先ずはみほの友人である秋山優花里を探す。
2:西住流の後継者として生き残りの道を探る。
3:お母様は大丈夫だと思う、みほのことも大丈夫と信じたい。……気を遣ってみほやみほの友人、お母様を探すのを手伝ってくれる二人には感謝したい

※参戦時期は劇場版終了後






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017『Bites the Dust(埃を噛む) 019『モンキーターン
採用No.12『罪を背負いし者たち 三島
採用No.12『罪を背負いし者たち 戦兎
採用No.20『誤射 まほ

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最終更新:2026年08月28日 21:32