橘「キョンさんの弱点を見つけたのです!」
佐々木「へえ。どんな?」
橘「まずですね、お化けが怖いみたいなんです!
遊園地のお化け屋敷で、私の手を握ってきたんですよ。
しかもこっちに視線を合わせずに。きっとお化けが怖いのです」
橘「あと、料理が下手なのです。
この間、キョンさんの家で、一緒に料理を作ったんですが、カレーも上手く作れないんですよ。
仕方がないので、私が作ってあげたのです。お母さんに感謝されたのです」
「カラオケに行ったときに分かったのですが、歌が下手なのです。ラブソングなんて唄うからです」
「赤い水着が好みみたいです。一緒に遊んでいる間、あたしが着てた水着をじっと見てたのです」
「UFOキャッチャーが下手なのです。
うさぎのキーホルダーを取るのに、1千円くらい使ってたのです。
しかも、それをあたしにくれたのです。興味がないのに取るという不思議な行動をするのです」
橘「あとあと、」
佐々木「まだ・・・・・・あるの?」
橘「これは重要ですよ? 彼、妹さんに駄々甘なんです。
この間、家にお邪魔して帰るときに、
「また、遊びに来てくれ。妹が会いたがってる」
なんて言ってるのです。
まあ、私も妹さんとはお義姉ちゃんと呼ばれるほど親しくしていますので、明日あたりキョンさんの家に行こうと、
・・・・・・佐々木さん? 何で怒ってるんですか?」
最終更新:2007年08月25日 15:51