19-173「1乙」

>>1乙
「やあ、こんばんは。いつもいつもこんな時間に済まないね。>>1乙。20スレを前にして、いつ
になくスレの消費速度が上がっているようだね。さて、19スレ目だ。19といえば、20以下で最
大の素数であり、未成年の最後の年である。18才を越えているから、子供扱いはされないが、
成人としての権利も義務も与えられない。20が特別な区切りであるが故に、ローマ数字では
20に1足りないと書かれ、漢数字では十に九つあまりと記される。素数であるが故に、除算や
乗算で現われることもない。くくっ、なかなか僕好みの孤独な数字じゃあないか。孤独を辛い
こと、哀しいこと、悪いことのように言う人もいるが、孤独というものも適度に使えば、それほど
悪いものじゃあない。人間にとって周囲の環境は非常に重要だ。社会化する動物である人間
にとっては、周囲の人間が織りなしてできる環境とはすなわち自分そのものであるとも言える
んだよ。それが故に、人生の転機に於いて、人は孤独を求める。環境をリセットすることで、
自分自身を見つめ直したり、一度すべて捨てることによって、自分にとって捨てられないもの
を見つけてみたり、ね。まぁ、かく言う僕も、進学する高校を選択するに於いて、それを実行し
てみたわけだ。いわゆる高校デビューというヤツさ。まぁ、それがどういう結果になったかにつ
いては好評既刊『涼宮ハルヒの分裂』を参照してくれたまえ。さて、このスレッドはどのような
展開を見せるのかな、最近はいろいろあるからね。僕も安易な予測はし難くなっているよ。
まぁ、少し落ち着いてコーヒーでも飲もうじゃないか。僕の親友が懇意にしているだけあって、
この喫茶店のブレンドはなかなかの物だ。最初の一杯くらいなら、僕が奢るよ」

佐々木はそういって、テーブルに置かれたメニューを取った。

今日の佐々木さんは、落ち着きたいようです。

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最終更新:2007年08月26日 13:19
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