20-796「ささき姫」

美しく育ったささき姫の元には、多くの男性が求婚に訪れました。
しかしささき姫は「私と結婚したいなら贈り物をください」と言って無理難題を要求し、皆がそれを叶えられず
諦めて帰る日々が続きます。
そしてある日、ささき姫の元にキョンが求婚に訪れました。たまにはキョンも変わったことをしたくなるものです。
ささき姫はキョンに「僕と結婚したいなら、贈り物にそこの角の自販機でなにか飲み物を買ってきてくれないか」と
言いました。商品名を指定すると「売り切れ」と言うオチがつくことを考えてです。
お安い御用とばかりに買いに行ったキョンは、なぜか手ぶらで戻ってきました。
「残念だが俺も佐々木とは縁が無かったようだ」
そう言い残してキョンは去って行ってしまいました。
慌ててささき姫が自販機に走り寄ると、「10円釣銭切れ」のランプが煌々と光っていました

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最終更新:2007年09月08日 10:37
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