22-31「スッポンポンジー!!!」

「スッポンポンジー!!!」
藤原はそう叫ぶやいなや、着ていた制服を引き裂いた。
俺は当然藤原をフルボッコにして花壇に埋め、それをまた掘り起こしてフルボッコにして九曜に引き渡したわけだが…
「ヒック…わ、私…キョン以外の男の人にあんな姿…グスッ…見られちゃうなんて…」
藤原に制服を破かれたため俺のブレザーを…当然ぶかぶかなわけだが…着て、目をこすりながらしゃくり上げて泣く佐々木は俺にとっては非常に意外な姿であり、しかし同時に新鮮で可愛いらしく映った…
「キョン~」ウッウッ
俺の胸元に顔を押し付けて、なおも泣き続ける佐々木…あーやべぇ…なんかいい匂いがするし柔らかい…
「どうして、俺はこいつとのフラグを折りまくっていたんだろう…」
「えっ?」そんな感じで俺のことを首を傾げ見上げる佐々木…俺のほうが大分背が高いため必然的に上目使いになっているが…なんだろうね?こいつ、俺のこと萌え死にさせる気なのかね?
だがそんなことを考えている間にも、佐々木の可愛いらしい大きな瞳は、涙の量産体制に入ってるわけで…俺はいくら可愛いとはいっても好きな女の子(惚れたばっかだが…)が泣いているのは嫌だ。ここは俺が気の利いたことを言わないと…!
「佐々木!俺は今まで僕っ娘があまり萌えなかったんだ…でも、今日気付いた!お前の可愛さは正直神レベルだ!だからさぁ…や ら な い か?」

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最終更新:2007年09月28日 11:16
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