喫茶店での会話(黒佐々木VER)
佐々木「君が未来から来たというのなら、それを証明してほしいものだね」
ポンジー「どうしろというんだ」
佐々木「なに、簡単なことだ。未来人しか知りえない情報を開示してもらおう」
ポンジー「……それは禁則事項だ」
佐々木「わかるよ。知ることによって未来がゆがめられたら困るのだろう。
SFでは定番だからね。
でも、僕が聞きたいのはほんの些細なことなんだ。
未来に影響は及ぼさないよ。たった一つ、質問に答えてくれればいいんだ」
ポンジー「……言うだけ言ってみろ」
佐々木「将来、僕とキョンは結婚するのかい?」
ポンジー「禁則事項だ」
佐々木「ヒントだけでもくれないかな」
ポンジー「……禁則事項だ」
佐々木「……ほほう」
(ぴしり……ぴしり)
ポンジー「……き、禁則事項なんです」
佐々木「まあ、僕は法的な状態にはこだわらないので、誰か別に正妻を立てていたとしても
それはそれでかまわないとしようじゃないか。で、どうなんだね?」
ポンジー「す、すいません。どうしても喋れないんです。勘弁じでぐだざい」
佐々木「ねえ君、もし君たちが言うとおり、僕に神の力があるのだとしたら、
その力の持ち主に対して情報を秘匿したり、気分を決定的に損ねるような真似は、
あまりよろしくないのではないかね。
主に、それを行った人の「寿命」とか「健康」にとって」
ポンジー「ひいいいいいいい」
佐々木「などと他愛もない冗談で暇を潰してただけだよ。安心したまえキョン。
君意外の男性と楽しく会話をするような趣味を、僕は持ち合わせていないんだ」
キョン「藤原……」
最終更新:2007年10月04日 14:53