26-326「ひゅ~まのいど☆いんた~ふぇいす 」

「キョン、そろそろ受験勉強を考えなければいけない季節だね」
「お前まで俺を受験に駆り立てるのか。まったく、やれやれだ」
「そう言うと思って君の為に頼れる助っ人を用意したよ」
「誰だそいつは?」
「こっちにおいで」
 ・
 ・
 ・
「紹介しよう。この子は"僕っ娘型ヒューマノイドインターフェイス・ささっきー1号"だ」
「うわっ、佐々木がもう一人!?何なんだこれは??」
「キョン、僕ハ佐々木ダヨ」
 ポカッ!
「・・・・ササッキー1号デス」
「佐々木が佐々木を殴ったぞ!?何やってんだ?」
「・・・・ゴホン、九曜さんに頼んで作ってもらったんだ。
 この子には外見は当然として内面も僕に合わせて作られたアンドロイドさ。
 君の手となり足となり、受験ライフを陰ながら支援させて貰うよ」
「キョン、キミ自身ノ可能性ニ僕ト二人三脚デ頑張ロウヨ!」
「俺の可能性へのチャレンジか・・・・。なかなかいい事を言うな」
「きっと君を満足させるよ。ささっきー1号を可愛がってくれたまえ」

<一ヶ月後>
「佐々木よ。お陰様で森鴎外をスラスラ読めるようになったよ」
「くっくっくっ、エリスがヤンデレに見えるようになったかい?」

<二ヶ月後>
「ツオルコフスキーの法則が暗算で出来るようになったぞ」
「一緒に宇宙旅行にでも連れて行ってくれるかい?」

<三ヶ月後>
「俺は学校を辞めたぞ。なぁ、佐々木よ。俺と一緒に東大を目指さないか?」
「くっくっくっ、君はやれば出来る男だ。僕も頑張るよ」

<四ヶ月後>
「もうすぐ大統一理論を解けそうだ」
「凄いな、キョン!」
「更なる学習の為、ささっきー2号があれば貸してくれないか」
「ああ、いいよキョン」

・・・・ささっきー2号は僕の事なんだけどね。
それにしてもキョン、君は僕の想像を遥かに超える。
君は本当にタフだ。タフすぎる。
そんなに毎晩毎晩激しく攻められたら・・・・・・僕、壊れちゃうよ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年12月23日 10:39
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。