「祝!!ハルヒ二期中止!!」
「どうしたんだ、佐々木?それにニ期中止はお前にとって喜ばしい事じゃないだろ
どう考えても二期に出れそうにないんだ。次が終わらなければとお前の出番はないぞ?」
「二期?終わらないと出れない?キョン、それは二期もきちんと通ろうとするからさ
逆に考えるんだ『二期なんかすっ飛ばしてもいいや』と考えるんだ」
「……そこまでシャッフルすると清々しいな。終わり方はどうするんだ?
まだお前たちは分裂しか出ていないのに…」
「―――『佐々木の努力がヒロインの座を奪えると信じて』――――」
「九曜さん、それだけはやめたほうがいいと思うのです」
「ふん、ただ投げてるだけじゃないk(サラサラ
「九曜、せっかくやるならきちんとまとめたほうがいいと思うぞ」
「――――あなたが――言うなら――やめる―――」
「でもこれは重要な問題だね。キョン考えてくれ
話を飛ばしているのだから普通原作を読まないとわからない
それになんだかんだ言って新参の僕がアニメに出ても
すぐには涼宮さんや長門さんの人気は超せないと思うんだ
人気が出ずに終了もありえる…」
「お前らレギュラーで行く気か!?」
「キョン、君は僕がヒロインじゃ不満かい」
「原作ってそんな風に進んだっけ?」
「原作のまんまじゃ僕が報われないかもしれないじゃないか!」
「???報われないって何が?」
「…………キョン、君なんて、君なんてTFEIに消されてしまえ!」
「――――鈍感――」プチッ
「サイテーなのです」ボソ(キョンハボクノコトガスキ・・・)
「なんかまずいこと言ったか?」ボソ(キライ・・・スキ・・・)
「気づいてないんですか…女の敵です!ハァ
……そういえば主題歌が決まってないですね」ボソ(キライ・・・スキ・・・・・・・・・)ポイッ
「あーでも俺たちの中で曲作れる奴いるか」プチッ、ボソ(キライ・・・スキ・・・)
「――できない――――」ボソ(キライ・・・スキ・・・)
「作れないのです」(キライ・・・アッ・・・・・・)ポイッ、プチッ
「じゃあ今のところ(仮)で他のアニメから借りてくるでいいか?」ボソ(スキ・・・キライ・・・)
「賛成なのです」ボソ(スキ・・・キライ・・・)
「――――賛成――――」ボソ(スキ・・・キライ・・・!!!)
「どこから借りてこようk「やったぁああ」
「いきなり何だ、佐々木」
「え?いやこっちの話。で、話し合いはどこまでいったんだい?」
「主題歌がないから借りてこようとしてるとこ…テーブルの花が少なくなってないか?」
「良くあることさ。気にしない。ふむ主題歌か…じゃあキョン僕は『ロマンス』がいいな」
「佐々木それはどんな曲なんだ?」
「聞けば分かるよ。僕の部屋にあるから…」
「ダッシュでとって来るのです!」
「……ちょ橘さん鍵!鍵!って行っちゃった…まったくこれじゃあ二度手間だ
どこに置いてるかも言ってないのに…ちょっと行ってくるから待っててくれ
キョン、狼になって九曜さんを襲わないように」
「喫茶店で襲うかよ」
「へー喫茶店じゃなければいいんだ」
「なぜそうなる」
「ただいまなのですハァ・・・ハァ・・・佐々木さん、ハァ・・・持ってハァ・・・きましたよ」ハァッゲホゲホ
「橘さん、これはどこから?」
「佐々木さんの部屋からですよ?」ハァ・・・ハァ・・・
「鍵渡してないし、どこに置いてあるかも言ってないのに?」
「あ……」
「もし持っているなら合鍵を渡してもらおうか」
「……はいどうぞ」
「……後で君がまだ持っている合鍵を貰いに行くからね」
「あぁ!ばれた!」
「ばれたってお前いくつあるんだ?」
「軽く三百は超えてます。写真ならもうダンボー」
「橘さん、君のストーキング自慢は後にしてくれない?」
「アイユエノコウドウナノニ・・・」⌒('A`)⌒
「皆、この曲を聴いてくれないか」
~数分後~
「別にいいんじゃないか?これでも…」
「これでキョンと僕の性別が逆なら完璧だったんだけどなぁ」
「???」
「………キョン、これ聞いて他に感想ある?」
「?いやまったく」
「そうか……くっくっ君は本当に…ハァ~ア
今日はもう解散、次の話し合いは一週間後この場所で同じ時間
次は分裂だけでどうやって中身を充実させるかについて」
解散後の九曜
「―――あ―――ポンジー―――――別にいいか―――」
解散後の佐々木と橘
「橘さん、私の写真、何枚か欲しいんだけど」
「何か使うんですか?」
「キョンの部屋で妹さんと涼宮さんの目に付きやすいところに置いとこうと思ってね」
「じゃあ佐々木さんが寝てるときの写真にしましょう!可愛いですよ」
「戸締りもっと強化しようかな…」
最終更新:2007年12月31日 18:01