来栖ケイ
性別:男 誕生月:9月 身長:178cm
本作、主人公の一人。
新宿バベル・デビルバスター管理機関に所属するデビルバスター。
認定ランクは最も高い「特A級」。
暗紅色の髪に灰青色の瞳、深紅のコートを身に纏う長身の青年。
非常に高い身体能力と洗練された剣術・体術を駆使し、
蒼く輝く刀身を持つ剣、対悪魔戦用装備「
デビルスレイヤー」を自在に操る。
剣による白兵戦だけではなく、銃火器などのあらゆる武器の知識も豊富で
いかなる戦況にも対応する柔軟さも持ち合わせている。
加えて、自身の生体MAGを操る特異能力「法力」も使いこなす。
普段は飄々としていて穏やかな性格をしているが、
強大な悪魔が相手でも決して恐れない強靭な精神力と己の正義を信じ、
弱者を守る優しさと強さを内に秘めている。
彼と相対した悪魔は無様にも泣いて逃げ出すと言われ、
最強のデビルバスターと目されている。
ともに戦う仲魔は「ケルベロス」。
互いにその実力を認め、強い絆で結ばれている。
その正体は、「悪魔王ルシファー」と人間の女性の間に生まれた半人半魔の存在。
基本的には悪魔の力を自身で制御することが可能で、悪魔の力を発現させる魔人化能力を有する。
魔人化能力を解放した際には、右腕が悪魔のものとなり、
右肩に悪魔の翼が現れ、右の瞳が緋色へと変化する。
悪魔の右腕にはあらゆる事象を無効化する力が備わっている。
新宿バベルの居住区にある小さなアパートの一室で生活している。
日々の訓練と旧世代のオカルト書物を読み耽るのが日課。
衣食住に関して無頓着な方で睡眠の質さえ充実していれば贅沢は言わない。
元はメシア教のテンプル騎士団に所属しており、
中でも精鋭とされる13人の使途「クルセイダーズ」の一人であった。
幼少の頃、記憶を失くしてシナガワを放浪していたところを
「テンプルナイト・オガタ」に保護されたことをキッカケにテンプル騎士団へ入団。
「片桐 ハルカ」と出会い、共に惹かれ合う良きパートナーとしての関係を築いたが
狂信者集団「ナハシュ」の暴徒事件において、
ハルカを失ったことをきっかけにテンプル騎士団を離れ、デビルバスターとなった。
デビルバスターとなったあとは、
「ルカ」をシメオン(テンプル騎士団のマスターに付き従う弟子)として同行させつつも
「片桐 アイリ」、「堂島 ヒビキ」らと信頼しあう仲間としての関係を築きあげてゆく。
彼の人望は人間からのものだけにとどまらず、
魔神「トート」や幻魔「クルースニク」との交流もあって、非常に厚い。
深紅のコート
ケイの愛用するロングコート。
かつて恋人であった「片桐 ハルカ」から送られたもので、強力な対魔加工が施されている。
ケイの持つ魔人化能力によって右腕が悪魔のものとなる際に右腕部分が破損、
その度に補修を繰り返したため、左腕部分に比べて丈が短く、補修された跡が確認できる。
(デビルバスターとしての道を選んだのは、生前のハルカとの会話の中で
「メシアもガイアもない、この世界に生きるすべての人に救済の手を差し伸べられる、あなたはそんな人」
と告げられたことがキッカケとなっている。
この時、ハルカから生命を象徴する色である緋のコートが贈られた。)
最終更新:2016年08月08日 01:05