~マグネタイト~
生体マグネタイト(生体磁気)と呼ばれる、人間の精気のことを指す。
様々な感情によって生じる、一種のエネルギー。
激しい感情の変動を起こし得る生物が多く持つものとされる。
一般的に「MAG」と略されることが多い。
人間や悪魔が戦闘の際に使用する特殊能力の根源となっている力である。
これらは生命を司るエネルギーであるため、人間がこれを失うと死に至る。
メシア教では神に授かったとされる奇跡の力「理力」、
ガイア教では森羅万象に存在する根源的なパワーを力として行使する「魔力」、
としてそれぞれ洗練されていった。
また、物質世界において肉体という概念を持たない悪魔が
自らの肉体を実体化させるために必要なエネルギーでもある。
マグネタイトが失われてしまうと肉体が崩壊し、
最終的には自らの存在が消滅してしまう。
そのため、悪魔は人間を捕食したり、信仰を集めたりして
定期的にマグネタイトを補給する必要がある。
マグネタイトは、エネルギー体であるため、常態では視覚感知等が出来ない。
メシア教のメイガスやアデプト、ガイア教の破戒僧や闇法師等の
特殊能力者でなければ自らの意思で操ることも難しい。
そのため、常人がマグネタイトを扱うときはアーム・ターミナルに内蔵された
マグネタイト・バッテリーが使われる。
これにより、
悪魔召喚プログラムによる仲魔の使役が可能となり、
その他、討伐した悪魔から採取したマグネタイトを蓄積させておくこともできる。
余談だが、「悪魔召喚術」なるものも存在し、
その術を行使すれば悪魔召喚プログラムに頼ることなく
悪魔を召喚・使役することも可能である。
最終更新:2016年01月01日 22:18