オペレーション・フューリー
ヘブンズベースより逃亡したロード・ジブリールがオーブで実質的に政権を取り仕切っているセイラン家に匿われていることを突き止めた
ザフトが、ジブリールの逮捕を名目としてオーブに攻撃行動を行った作戦。
ザフト側は当初、オーブ政府にジブリールの身柄引渡しを強く求めたが、宰相で実質的なオーブの国家指導者である
ウナト・エマ・セイランの息子
ユウナ・ロマ・セイランが、この要求に対して「そのような人物はオーブ国内に存在しない」という旨を回答。無論そんな見え透いた嘘がプラントに通じる訳も無く、プラント最高評議会議長
ギルバート・デュランダルの命令により、作戦は発動される事になってしまった。
ザフトは海上から
ミネルバ、ボズゴロフ級潜水母艦十数隻そしてその艦載MSからなる戦力を投入した。迎え撃つ形となったオーブ国防軍であるが、そもそも国軍の最高指揮官に近い立場にあるユウナ・ロマ・セイランが侵攻を想定しておらず、そのため軍全体で組織的・計画的な防戦へ移るのが遅れてしまい、ザフト優勢のまま戦闘は進むこととなる。しかし戦闘の最中、連合首長国代表首長
カガリ・ユラ・アスハが復帰しオーブ軍の指揮系統を立て直すと共に、アークエンジェル・ストライクフリーダムガンダム・ドムトルーパーが来援、また本作戦の目標たるジブリールは宇宙へ逃亡してしまい、旗艦セントヘレンズが撃沈されてしまう。セントヘレンズから指揮を引き継いだミネルバ艦長
タリア・グラディスはこれ以上の戦闘は無意味と判断。全隊を率いて公海上へと撤退した。ジブリールの身柄の確保という目的を果たせなかった為、作戦は失敗に終わった。
最終更新:2007年02月24日 01:19