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ラウ・ル・クルーゼ - (2006/03/07 (火) 10:11:02) の最新版との変更点
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*ラウ・ル・クルーゼ(RAWW LE KLUEZE)(CV:関俊彦)
//「自然に生まれた者=ナチュラル」だからクルーゼはナチュラルじゃない。文章の表現を気をつけて
&size(14){''【解説】''}
クローン (身体能力はナチュラル)
生年月日…C.E.46年
没年月日…C.E.71年9月29日、享年25歳
身長…183cm 体重…77kg
原作搭乗機…[[シグー]] → [[指揮官用ディン]] → [[指揮官用ゲイツ]] → [[プロヴィデンス]](外伝ではジン・ハイマニューバにも搭乗している)
常に顔の上半分を銀色のマスクで覆い隠しているために<仮面の男>の異名を持つ。
[[ムウ・ラ・フラガ]]とは深い因縁があり、互いに共感し合い、互いのいる場所を感じる。
MSパイロットとして非常に高い腕前を持ちながら、艦隊運用も有能なザフト軍きっての知将であり、性格的には[[アンドリュー・バルトフェルド]]の対極タイプである。
互いに相手を快く思っておらず、バルトフェルドからは「他人に目を見せない信用できないやつ」との評価を受けている。
戦争序盤のC.E.70年2月22日、宇宙ステーション『世界樹』で勃発した世界樹攻防戦では、赤服時代の彼はジンを駆りMA37機、戦艦6隻を堕とし、ネヴュラ勲章を受賞。
さらに同年6月2日、グリマルディ戦線で地球連合軍第三艦隊を壊滅させるなど、まさにトップガンとして獅子奮迅の活躍を見せた。
その後最高評議会の子弟を基幹要員とした精鋭部隊が編成され、その隊長に任ぜられる。いわゆるクルーゼ隊の誕生である。
同クルーゼ隊に妙に赤服が多かったり四人のGパイロットが皆評議員の子供なのはこういった政治背景からであり、また当然ながら戦意高揚の為のエリート部隊とでもいうべき性格を備えており、実際、ザフト本隊とは別行動を取り、ユニウスセブン追悼式典参加の際に行方不明となったラクス・クラインの救出作戦なども行っている。
なお、同部隊は赤服のみならず緑服でも優秀な人員を揃えており、『黄昏の魔弾』の異名を持つミゲル・アイマンなどはその代表例である。
C.E.71年1月25日、地球連合軍の最新型機動兵器Gを奪取するためクルーゼ隊を率いてヘリオポリスに侵攻。
[[アスラン・ザラ]]を始めとする隊員らに五機中四機のGを奪取させた。
その際[[ムウ・ラ・フラガ]]の[[メビウス・ゼロ]]と[[シグー]]で交戦、決着は着かなかったものの、終始優勢を保った。
人類を憎悪するラウは、ザフトに従する身でありながらも、、プラントと地球の戦争をどちらか一方の勝利で終わらせるよりも、むしろ殲滅戦を行わせ、共倒れになるように目論んでいた。
機密とされていたはずのザフト軍の一大作戦[[オペレーション・スピットブレイク]]の標的地がパナマではなく、アラスカの地球連合軍統合最高司令部(通称JOSH-A)である事が連合軍に知られたのも、彼の手引きによるものだった。
彼がそこまでして人類の破滅を願うのには理由がある。
戦争終盤でラウは、コロニーメンデルにて自分はザフトにいながらコーディネーターではなく、ナチュラルであるムウ・ラ・フラガの父親、アル・ダ・フラガの「出来損ない」(注1)のクローンとしてC.E.46年に生まれた(詳しい月日は不明)ことをキラ及びムウに告白
自分を完全な、少なくとも正常な人間として生み出さなかっただけでなく、自らを失敗作として扱った周囲の環境への恨みが、人類全体に対する悪感情へと拡大としたのである。
(注1)テロメア(染色体の一部)に欠陥がある為、新陳代謝の機能が低く、常人よりも遥かに早く老化するとの事。普段からラウはこれを補うために抗生物質を服用しており、小説版では彼の素顔はまるで老人であるというような描写もあった。
その後も彼のプラント・地球共倒れ計画は続く事となる。
彼はザフトの開発した新技術、ニュートロンジャマーキャンセラーのデータを秘密裏に入手。
オペレーション・スピットブレイク作戦の最中にアラスカ基地でザフトの捕虜となった[[フレイ・アルスター]]を利用し、ブルーコスモスの盟主[[ムルタ・アズラエル]]にこれを送った。
これにより核兵器の運用が再開できるようになった地球連合軍は、即座にプラントへの核攻撃を実行。
また、その報復としてプラント最高評議会議長パトリック・ザラはガンマ線レーザー発射兵器[[ジェネシス]]の使用を解禁し、互いに死力を尽くした戦いは、クルーゼの目論見通りに殲滅戦への一途を辿ってゆく。
決戦である第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においては[[プロヴィデンス]]に搭乗。
その圧倒的な戦闘力で幾多の敵機を撃破し、ムウ・ラ・フラガの[[ストライク>エールストライク]]や、[[ディアッカ・エルスマン]]の[[バスター]]をも退けた。
最終的には、最高のコーディネイターとして生まれた[[キラ・ヤマト]]に、失敗作として生まれた自分との宿命を感じ、対立。
激戦を繰り広げ、キラの[[フリーダム]]が装備していたミーティアユニットを完全破壊、またフリーダム自体にもかなりの損傷を与えるも、最後はビームサーベルで吶喊したフリーダムによってジェネシスの射線に追いやられ、自機もろとも消滅した。
上で説明された「出来損ない」の意味の通り、クローンの失敗作として生を受けた瞬間から老いており、またクローン体という存在であるが故に、一個の人間としてのアイデンティティすら持っていなかった。
ナチュラルのクローンであると同時に、失敗作として生み出されたラウ・ル・クルーゼ。
そんな彼にとって、遺伝子操作を行いあらゆる能力を向上させたコーディネーターは劣等感を通り越すほどの嫌悪の対象であったに違いない。
しかし、最高のコーディネーターとしてあらゆる可能性を遺伝子レベルで調整されたキラと戦い、死の寸前まで追い込んだのは、他ならぬラウ・ル・クルーゼその人であった。
最高の可能性を付与されたキラを相手に、そのようなものを何も持っていなかったラウが互角以上の戦いを繰り広げられたのは。他の何物でもないラウ自身の努力だった。
これはキラの言葉であるが、「コーディネーターはより高き高みを目指す為に調整された器に過ぎない、努力せずにナチュラルに優ったりはしない」というのをまさに体現していたのである。
コーディネーター用のMSをナチュラルと同じ身体能力の彼が駆り、最終的に核エンジンを搭載したザフトの最高機密とも言えるプロヴィデンスに搭乗するパイロットに選出される程にまで至る。
失敗作の身で、コーディネーターの目指す「最高の高みに」到達しながらも、クローン失敗作という劣等感の呪縛から逃れ切れなかったのは、皮肉と言えばあまりに皮肉だろう。
ちなみに顔につけているマスクだが、実はスペアが沢山あり、彼のデスクの一番上の引き出しにずらりと並んでいる。(原作45話参照)
別に変態では無いのだが、変態仮面と呼ばれる等少しカワイソスな一面も。
何気に名台詞の数は多い。
人の夢としての実験で失敗作として生を受けた彼は49,50話で自身の裡を吐き出している。
その多くはSEED世界における遺伝子操作技術の果てに出来た人の業を射抜いた言葉で、失敗作とは対極の位置に立つキラはその意見を認めはしないものの、反論できなかった。
アル・ダ・フラガがナチュラルのため、そのクローンであるラウも当然遺伝子的にはナチュラルである。
しかし彼がナチュラルのクローンであることを看破できたコーディネイターは皆無であり、その上コーディネイターの兵士の中でもトップガンとして活躍し、最終決戦でもSEEDに覚醒したキラと互角以上に戦っていたことから、ナチュラルとしては超異例と言える高い能力を有していたようである。
ナチュラルと同じ身体能力であるにもかかわらず、ラウはドラグーンシステムを、ムウは有線式ガンバレルを操れる事から、2人とも特殊な空間認識能力を持っているようである。
なので、生みの親であるアル・ダ・フラガがこの能力を持っている可能性が高い。
原作有名台詞
・君の歌は好きだったがね。だが世界は歌のように優しくはない!
・これが人の夢!人の望み!!人の業!!!
・知らぬさ!所詮人は己の知ることしか知らぬ!
・いつかは、やがていつかはと!そんな甘い毒に踊らされ、いったいどれほどの時を戦い続けてきた!!
・この憎しみの目と、心と!引き金を引く指しか持たぬ者のこの世界で!何を信じる!なぜ信じる!
・人が数多持つ予言の火だ!!
&size(14){''【台詞】''}
-選択時
--ラウ・ル・クルーゼだ。出るぞ!
-出撃デモ
--使ってみせるさ、あの男に出来て私に出来ないはずはない……ラウ・ル・クルーゼ、プロヴィデンス出るぞ!(プロヴィデンス搭乗時)
--アデス、後は任せたぞ。……ラウ・ル・クルーゼ、シグー出るぞ!(シグー搭乗時)
-戦闘開始時
--雑魚にあまり時間をかけるなよ。
--さて、新たな舞台の幕開けとなるか…
--もう、誰にも止められはしないさ!
--よし、散開しろ!ぬかるなよ
--アスラン、君には期待している。(僚機アスラン)
--いいかね、イザーク?…行くぞ(僚機イザーク)
--見せてもらおうか、君の実力を!(僚機ムウ)
--今日こそ付けるかね?決着を!(CPU戦で敵機として登場時)
--まだ苦しみたいか……(CPU戦・サイ&連合軍一般兵ルートのEXステージで敵機として登場時のみ)
-戦闘中
--また君か…!(キラをロックオン)
--厄介な奴だよ、君は!(同上、条件不明)
--不幸な宿縁だな…ムウ・ラ・フラガ!(ムウをロックオン)
--あれだな…(ロックオン時)
--見つけたぞ…(ロックオン時)
--ほう、あれか…!(ロックオン時)
--捕らえた!(ロックオン時)
--逃がさんよ!
--ムダだ!
--そこだ!
--邪魔だな…
--これでどうだ!
--ここまでだ!
--消えてもらおう
--もらった!
--終わりだ!
--死ぬがいい!
--沈めッ!!
--遅いな(回避)
--ちぃっ!(被弾)
--おのれ!(被弾)
--ぐぅぅ!(被弾)
--この私が!?(自機撃破)
--ぐぉぉぉ!!(自機撃破)
--ちっ!味方が…(味方撃破)
--フン、墜ちたか…(味方撃破)
--これが運命(さだめ)さ!(敵機撃破)
--フフフ…ハッハッハッハッハ…!(敵機撃破)
--愚かな(敵機撃破)
--やはり運命は私の味方だ(復帰時)
--調子にのるなよ!(復帰時)
--ふん!なかなかやるじゃないか!(復帰時)
-通信
--ぬかるなよ!(よろしく)
--ふっ、問題無い(損傷無し)
--この程度ダメージとは言わんよ(損傷軽微)
--ちぃっ!油断したか……!(損傷拡大)
--ちっ!やるではないか(もう持たない)
-覚醒
--引導を渡してやるよ…この私がな!
--いくら叫ぼうが今更!!(キラをロックオン時に覚醒)
--お前はいつでも邪魔だな!ムウ・ラ・フラガ!(ムウをロックオン時に覚醒)
--ふ…面白い!(相手側覚醒)
----
&size(14){''【CPU戦ルート】''}
・汎用機体、ソロ
:1:資源衛星ヘリオポリス (OP:アデス)|僚機:イージス → &br()敵機:アークエンジェル+ランチャーストライク[キラ] →(ランチャー撃破)→ ソードストライク[キラ]+メビウス・ゼロ[ムウ]
:2:宇宙要塞アルテミス (OP:アデス)|僚機:ブリッツ[ニコル] → &br()敵機:ストライクダガー+ストライクダガー →(1機撃破)→ ストライクBZ →(1機撃破)→ ストライクBZ →(1機撃破)→ ストライクダガー
:3:アフリカ砂漠(昼) (OP:ダコスタ)|僚機:デュエルAS[イザーク] → &br()敵機:アークエンジェル+M1アストレイ →(1機撃破)→ エールストライク[キラ]+ソードグラスパー[ムウ]
:4:オノゴロ島 (OP:ダコスタ)|僚機:バスター[ディアッカ] → &br()敵機:イージス艦+イージス艦+M1アストレイ[マユラ] →(1機撃破)→ M1アストレイ[ジュリ] →(1機撃破)→ M1アストレイ[アサギ] →(1機撃破)→ M1アストレイ
:5:アラスカ基地 (OP:ダコスタ)|僚機:バクゥ → &br()敵機:アークエンジェル+ストライクダガー+ストライクダガー →(1機撃破)→ フリーダム[キラ] →(1機撃破毎)→ ストライクダガー
:6:コロニー・メンデル (OP:アデス)|僚機:デュエルAS → &br()敵機:M1アストレイ+M1アストレイ →(殲滅)→ 【ランチャーストライク[ムウ]】+バスター[ディアッカ] →(増援)→ フリーダム[キラ] →(1機撃破)→ M1アストレイ
:7:デブリ帯 (OP:アデス)|僚機:ゲイツ → &br()敵機:ストライクダガー+ストライクダガー →(1機撃破)→ レイダー[クロト] →(1機撃破)→ カラミティ[オルガ] →(1機撃破)→ フォビドゥン[シャニ]
:8:宇宙要塞ヤキン・ドゥーエ (OP:アデス)|僚機:シグー → &br()敵機:エターナル+M1アストレイ[マユラ]+M1アストレイ[ジュリ] →(1機撃破)→ ジャスティス[アスラン] →(1機撃破)→ M1アストレイ[アサギ]
:9:ジェネシス内部 (OP:)|僚機:無し&br()敵機:M1アストレイ →(殲滅)→ Sルージュ[カガリ]+エールストライク[ムウ] →(増援)→ フリーダム[キラ]
:EX:コロニー・メンデル (OP:)|僚機:ジンマシンガン → &br()敵機:フリーダム+フリーダム →(増援)→ フリーダム[キラ] →(1機撃破毎)→ フリーダム
・地上ルート・協力
:EX:ヘリオポリス (OP:)|僚機:&br()敵機:メビウスゼロ*3→メビウスゼロ →(殲滅)→フリーダム+イージス+Aスト(?)
----
*ラウ・ル・クルーゼ(RAWW LE KLUEZE)(CV:関俊彦)
//「自然に生まれた者=ナチュラル」だからクルーゼはナチュラルじゃない。文章の表現を気をつけて
&size(14){''【解説】''}
クローン (身体能力はナチュラル)
生年月日…C.E.46年
没年月日…C.E.71年9月29日、享年25歳
身長…183cm 体重…77kg
原作搭乗機…[[シグー]] → [[指揮官用ディン]] → [[指揮官用ゲイツ]] → [[プロヴィデンス]](外伝ではジン・ハイマニューバにも搭乗している)
常に顔の上半分を銀色のマスクで覆い隠しているために<仮面の男>の異名を持つ。
[[ムウ・ラ・フラガ]]とは深い因縁があり、互いに共感し合い、互いのいる場所を感じる。
MSパイロットとして非常に高い腕前を持ちながら、艦隊運用も有能なザフト軍きっての知将であり、性格的には[[アンドリュー・バルトフェルド]]の対極タイプである。
互いに相手を快く思っておらず、バルトフェルドからは「他人に目を見せない信用できないやつ」との評価を受けている。
戦争序盤のC.E.70年2月22日、宇宙ステーション『世界樹』で勃発した世界樹攻防戦にて、赤服時代の彼はジンを駆りMA37機、戦艦6隻を堕とし、ネヴュラ勲章を受賞。
さらに同年6月2日、グリマルディ戦線で地球連合軍第三艦隊を壊滅させるなど、まさにトップガンとして獅子奮迅の活躍を見せた。
その後最高評議会の子弟を基幹要員とした精鋭部隊が編成され、その隊長に任ぜられる。いわゆるクルーゼ隊の誕生である。
同クルーゼ隊に妙に赤服が多かったり四人のGパイロットが皆評議員の子供なのはこういった政治背景からであり、また当然ながら戦意高揚の為のエリート部隊とでもいうべき性格を備えており、実際、ザフト本隊とは別行動を取り、ユニウスセブン追悼式典参加の際に行方不明となったラクス・クラインの救出作戦なども行っている。
なお、同部隊は赤服のみならず緑服でも優秀な人員を揃えており、『黄昏の魔弾』の異名を持つミゲル・アイマンなどはその代表例である。
C.E.71年1月25日、地球連合軍の最新型機動兵器Gを奪取するためクルーゼ隊を率いてヘリオポリスに侵攻。
[[アスラン・ザラ]]を始めとする隊員らに五機中四機のGを奪取させた。
その際[[ムウ・ラ・フラガ]]の[[メビウス・ゼロ]]と[[シグー]]で交戦、決着は着かなかったものの、終始優勢を保った。
人類を憎悪するラウは、ザフトに従する身でありながらも、、プラントと地球の戦争をどちらか一方の勝利で終わらせるよりも、むしろ殲滅戦を行わせ、共倒れになるように目論んでいた。
機密とされていたはずのザフト軍の一大作戦[[オペレーション・スピットブレイク]]の標的地がパナマではなく、アラスカの地球連合軍統合最高司令部(通称JOSH-A)である事が連合軍に知られたのも、彼の手引きによるものだった。
彼がそこまでして人類の破滅を願うのには理由がある。
戦争終盤でラウは、コロニーメンデルにて自分はザフトにいながらコーディネーターではなく、ナチュラルであるムウ・ラ・フラガの父親、アル・ダ・フラガの「出来損ない」(注1)のクローンとしてC.E.46年に生まれた(詳しい月日は不明)ことをキラ及びムウに告白
自分を完全な、少なくとも正常な人間として生み出さなかっただけでなく、自らを失敗作として扱った周囲の環境への恨みが、人類全体に対する悪感情へと拡大としたのである。
(注1)テロメア(染色体の一部)に欠陥がある為、新陳代謝の機能が低く、常人よりも遥かに早く老化するとの事。普段からラウはこれを補うために抗生物質を服用しており、小説版では彼の素顔はまるで老人であるというような描写もあった。
その後も彼のプラント・地球共倒れ計画は続く事となる。
彼はザフトの開発した新技術、ニュートロンジャマーキャンセラーのデータを秘密裏に入手。
オペレーション・スピットブレイク作戦の最中にアラスカ基地でザフトの捕虜となった[[フレイ・アルスター]]を利用し、ブルーコスモスの盟主[[ムルタ・アズラエル]]にこれを送った。
これにより核兵器の運用が再開できるようになった地球連合軍は、即座にプラントへの核攻撃を実行。
また、その報復としてプラント最高評議会議長パトリック・ザラはガンマ線レーザー発射兵器[[ジェネシス]]の使用を解禁し、互いに死力を尽くした戦いは、クルーゼの目論見通りに殲滅戦への一途を辿ってゆく。
決戦である第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においては[[プロヴィデンス]]に搭乗。
その圧倒的な戦闘力で幾多の敵機を撃破し、ムウ・ラ・フラガの[[ストライク>エールストライク]]や、[[ディアッカ・エルスマン]]の[[バスター]]をも退けた。
最終的には、最高のコーディネイターとして生まれた[[キラ・ヤマト]]に、失敗作として生まれた自分との宿命を感じ、対立。
激戦を繰り広げ、キラの[[フリーダム]]が装備していたミーティアユニットを完全破壊、またフリーダム自体にもかなりの損傷を与えるも、最後はビームサーベルで吶喊したフリーダムによってジェネシスの射線に追いやられ、自機もろとも消滅した。
上で説明された「出来損ない」の意味の通り、クローンの失敗作として生を受けた瞬間から老いており、またクローン体という存在であるが故に、一個の人間としてのアイデンティティすら持っていなかった。
ナチュラルのクローンであると同時に、失敗作として生み出されたラウ・ル・クルーゼ。
そんな彼にとって、遺伝子操作を行いあらゆる能力を向上させたコーディネーターは劣等感を通り越すほどの嫌悪の対象であったに違いない。
しかし、最高のコーディネーターとしてあらゆる可能性を遺伝子レベルで調整されたキラと戦い、死の寸前まで追い込んだのは、他ならぬラウ・ル・クルーゼその人であった。
最高の可能性を付与されたキラを相手に、そのようなものを何も持っていなかったラウが互角以上の戦いを繰り広げられたのは。他の何物でもないラウ自身の努力だった。
これはキラの言葉であるが、「コーディネーターはより高き高みを目指す為に調整された器に過ぎない、努力せずにナチュラルに優ったりはしない」というのをまさに体現していたのである。
コーディネーター用のMSをナチュラルと同じ身体能力の彼が駆り、最終的に核エンジンを搭載したザフトの最高機密とも言えるプロヴィデンスに搭乗するパイロットに選出される程にまで至る。
失敗作の身で、コーディネーターの目指す「最高の高みに」到達しながらも、クローン失敗作という劣等感の呪縛から逃れ切れなかったのは、皮肉と言えばあまりに皮肉だろう。
ちなみに顔につけているマスクだが、実はスペアが沢山あり、彼のデスクの一番上の引き出しにずらりと並んでいる。(原作45話参照)
別に変態では無いのだが、変態仮面と呼ばれる等少しカワイソスな一面も。
何気に名台詞の数は多い。
人の夢としての実験で失敗作として生を受けた彼は49,50話で自身の裡を吐き出している。
その多くはSEED世界における遺伝子操作技術の果てに出来た人の業を射抜いた言葉で、失敗作とは対極の位置に立つキラはその意見を認めはしないものの、反論できなかった。
アル・ダ・フラガがナチュラルのため、そのクローンであるラウも当然遺伝子的にはナチュラルである。
しかし彼がナチュラルのクローンであることを看破できたコーディネイターは皆無であり、その上コーディネイターの兵士の中でもトップガンとして活躍し、最終決戦でもSEEDに覚醒したキラと互角以上に戦っていたことから、ナチュラルとしては超異例と言える高い能力を有していたようである。
ナチュラルと同じ身体能力であるにもかかわらず、ラウはドラグーンシステムを、ムウは有線式ガンバレルを操れる事から、2人とも特殊な空間認識能力を持っているようである。
なので、生みの親であるアル・ダ・フラガがこの能力を持っている可能性が高い。
クルーゼ隊の隊長でエリートなのに本作品中では部下達に「まだまだだな(アデス)」とか「凄いじゃないか、誉めてやるぜ(イザーク)」更に「そんな事では戦場は生き残れないぞ!(アスラン)」や「ぶっちゃけ、その腕じゃやってけないぜ?(ディアッカ)」とまで言われ、果ては「僕も手伝いますから頑張りましょう!(ニコル)」なんて言われている。彼が世界を滅ぼしたくなるのも分かる気がする・・・
原作有名台詞
・君の歌は好きだったがね。だが世界は歌のように優しくはない!
・これが人の夢!人の望み!!人の業!!!
・人が数多持つ予言の火だ!!
&size(14){''【台詞】''}
-選択時
--ラウ・ル・クルーゼだ。出るぞ!
-出撃デモ
--使ってみせるさ、あの男に出来て私に出来ないはずはない……ラウ・ル・クルーゼ、プロヴィデンス出るぞ!(プロヴィデンス搭乗時)
--アデス、後は任せたぞ。……ラウ・ル・クルーゼ、シグー出るぞ!(シグー搭乗時)
-戦闘開始時
--雑魚にあまり時間をかけるなよ。
--さて、新たな舞台の幕開けとなるか…
--もう、誰にも止められはしないさ!
--アスラン、君には期待している。(僚機アスラン)
--いいかね、イザーク?…行くぞ(僚機イザーク)
--見せてもらおうか、貴様の実力を!(僚機ムウ)
--よし、散開しろ!ぬかるなよ!(僚機ミゲル,ニコル,ディアッカ)
--今日こそ付けるかね?決着を!(CPU戦で敵機として登場時)
--まだ苦しみたいか……(CPU戦・サイ&連合軍一般兵ルートのEXステージで敵機として登場時のみ)
-戦闘中
--また君か…!(連合服キラをロックオン)
--厄介な奴だよ、君は!(CPU戦キラをロックオン ニコルルートEXのキラへもこの台詞)
--不幸な宿縁だな…ムウ・ラ・フラガ!(ムウをロックオン)
--あれだな…(ロックオン時)
--見つけたぞ…(ロックオン時)
--ほう、あれか…!(ロックオン時)
--捕らえた!(ロックオン時)
--逃がさんよ!
--ムダだ!
--そこだ!
--邪魔だな…
--これでどうだ!
--ここまでだ!
--消えてもらおう
--もらった!
--終わりだ!
--死ぬがいい!
--沈めッ!!
--遅いな(回避)
--当たらぬさ(回避)
--ちぃっ!(被弾)
--おのれ!(被弾)
--ぐぅぅ!(被弾)
--この私が!?(自機撃破)
--ぐぉぉぉ!!(自機撃破)
--ば、馬鹿な!(自機撃破)
--ちっ!味方が…(味方撃破)
--フン、墜ちたか…(味方撃破)
--これが運命(さだめ)さ!(敵機撃破)
--フフフ…ハッハッハッハッハ…!(敵機撃破)
--愚かな(敵機撃破)
--やはり運命は私の味方だ(復帰時)
--調子にのるなよ!(復帰時)
--ふん!なかなかやるじゃないか!(復帰時)
-通信
--ぬかるなよ!(よろしく)
--ふっ、問題無い(損傷無し)
--この程度はダメージとは言わんよ(損傷軽微)
--くっ!油断したか…(損傷拡大)
--ちぃっ!やるではないか!(もう持たない)
-覚醒
--引導を渡してやるよ…この私がな!
--いくら叫ぼうが今更!!(キラをロックオン時に覚醒)
--お前はいつでも邪魔だな!ムウ・ラ・フラガ!(ムウをロックオン時に覚醒)
--ふ…面白い!(相手側覚醒)
-戦闘終了後
--この戦争の鍵を握るのは君かもしれんな。
--
--いい腕だ。次もよろしく頼むよ
--
--ほう、これはこれは
--どうやら功を急ぎ過ぎたようだな
----
&size(14){''【CPU戦ルート】''}
・汎用機体、ソロ
:1:資源衛星ヘリオポリス (OP:アデス)|僚機:イージス → &br()敵機:アークエンジェル+ランチャーストライク[キラ] →(ランチャー撃破)→ ソードストライク[キラ]+メビウス・ゼロ[ムウ]
:2:宇宙要塞アルテミス (OP:アデス)|僚機:ブリッツ[ニコル] → &br()敵機:ストライクダガー+ストライクダガー →(1機撃破)→ ストライクBZ →(1機撃破)→ ストライクBZ →(1機撃破)→ ストライクダガー
:3:アフリカ砂漠(昼) (OP:ダコスタ)|僚機:デュエルAS[イザーク] → &br()敵機:アークエンジェル+M1アストレイ →(1機撃破)→ エールストライク[キラ]+ソードグラスパー[ムウ]
:4:オノゴロ島 (OP:ダコスタ)|僚機:バスター[ディアッカ] → &br()敵機:イージス艦+イージス艦+M1アストレイ[マユラ] →(1機撃破)→ M1アストレイ[ジュリ] →(1機撃破)→ M1アストレイ[アサギ] →(1機撃破)→ M1アストレイ
:5:アラスカ基地 (OP:ダコスタ)|僚機:バクゥ → &br()敵機:アークエンジェル+ストライクダガー+ストライクダガー →(1機撃破)→ フリーダム[キラ] →(1機撃破毎)→ ストライクダガー
:6:コロニー・メンデル (OP:アデス)|僚機:デュエルAS → &br()敵機:M1アストレイ+M1アストレイ →(殲滅)→ 【ランチャーストライク[ムウ]】+バスター[ディアッカ] →(増援)→ フリーダム[キラ] →(1機撃破)→ M1アストレイ
:7:デブリ帯 (OP:アデス)|僚機:ゲイツ → &br()敵機:ストライクダガー+ストライクダガー →(1機撃破)→ レイダー[クロト] →(1機撃破)→ カラミティ[オルガ] →(1機撃破)→ フォビドゥン[シャニ]
:8:宇宙要塞ヤキン・ドゥーエ (OP:アデス)|僚機:シグー → &br()敵機:エターナル+M1アストレイ[マユラ]+M1アストレイ[ジュリ] →(1機撃破)→ ジャスティス[アスラン] →(1機撃破)→ M1アストレイ[アサギ]
:9:ジェネシス内部 (OP:)|僚機:無し&br()敵機:M1アストレイ →(殲滅)→ Sルージュ[カガリ]+エールストライク[ムウ] →(増援)→ フリーダム[キラ]
:EX:コロニー・メンデル (OP:)|僚機:ジンマシンガン → &br()敵機:フリーダム+フリーダム →(増援)→ フリーダム[キラ] →(1機撃破毎)→ フリーダム
・地上ルート・協力
:EX:ヘリオポリス (OP:)|僚機:&br()敵機:メビウスゼロ*3→メビウスゼロ →(殲滅)→フリーダム+イージス+Aスト(?)
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