1991東京都知事選挙 無所属 三井理峯 - 政見放送 @ ウィキ

1991年東京都知事選挙

無所属　三井理峯

NHK版

東京都知事候補者
無所属　三井理峯　79歳
参議院・衆議院・首長立候補各一回
東京生まれ
陸軍工場に働きつつ専検合格
東京女子師範　本科・専門科卒
と小学校元教員
では三井理峯さんの政見放送です
自費出版「我は平民」の一部分を読ませて頂きます
国立公園は麻薬・暴力団の隠れ蓑
上野から盛岡まで3時間
支線待ち1時間　バス待ち2時間
3時間の空費
上野ー盛岡　3時間なんじゃいな
東北の方々は親切で、気さくで、実に温泉ならではのこと、地方の話を聞くことが楽しいから行く、温情が一生残る
十和田八幡平観光温泉旅館後生掛温泉は自炊部事務所に入った最初から、腹の立つことばかりであった
最高に薄汚い建物だ
手軽に長距離電話で話したことがぁ、ない！
この電灯は入口に小さい輪が一つ、消灯して中が全部真っ暗闇！
男、女、雑魚寝でこれで旅館法・風俗営業ならたちまち罰せられる
万事、手探りで夜2時間、7時から（静かに？）日記を書こうと予定したけれどこんなことでいつまでも過ごせるはずはない！
翌日、小柄な若い男が来て、嫌がらせが出る
午後また来た
民の暴力団。とってもすごく、個室に行くことの強制である
1室5000円の個室になんて入るはずはない！
炊事道具共12000円以上になる
間に合わせの夕食をガスにかけて、椅子に腰かけていると、若い、細い、背の高い、麻薬犯のような痩せた男が飯を食べてます
「いただきません」「もらいません」「お断りします」
軟派の暴力団と見ゆ
かなりすぎて、左方の方から、醤油で濃く煮た平たい直径2.5cmほどのものを、20ぐらいの小皿に並べたものを、ガスの火種においた
顔は見ない。少しも手を付けず、言わず語らず戻る
夜半、暗がりで横になっている顔の前にずんぐり女が来て、さっきの皿など持ってきて置いて行った。
はじめは毒を入れない、不気味にシーンとしている
試しに1つをそっと口に入れ、思わず噛みかけた
ものすごく、とっても苦い
吐き出し、口の中を拭く。口を洗いたくても、すぐ追手が来ると思うと起きられない
苦さは口に残らない、非常な緊張をしつつ、皿の毒物を始末した
誰にもお世話様にならず、嘘も言わない事、後を振り向かないこと
吹きさらしのバス停は風が水平に強い
雨具は交互に傘一本で、風がまた強くなる
大雨になりそうだが、すぐずぶぬれになっても、暖まりには絶対戻らない
風呂の中で、早く遠ざかること、これの言い続けであった
鵺鳥だけが怖いのではない、一生をつきまとって、すごんだあの脅しが怖く付きまとっている
以後来ることは絶対にないのだ
山、山、山、この温泉よりほかに家もない、人もいない、どこに埋められようと知れることはない
山、山、山の他に何もない、山、山ばかりである
熊の山
東京都知事候補者
無所属　三井理峯さんの放送でした