「ライダータイム! 仮面ライダー、ゲイツ!」
【詳細】
明光院ゲイツがジクウドライバーのD`9スロットの方にゲイツライドウォッチをセットし変身したゲイツの基本形態。
仮面ライダージオウとは対になるデジタル式腕時計がモチーフ。
複眼には
「らいだー」という文字が収まっており、ライダーアーマーを装着すると、複眼の部分がそのアーマーの力を持つライダーのひらがな名が入るという特徴がある。
専用武器は「ジカンザックス」。
おのモード、ゆみモードの2種に変形し、接近戦から遠距離戦まで対応が可能。
専用ビークルは「ライドストライカー」、「タイムマジーン」。
EP01の時点で、すでにライドウォッチを2つ入手しているが、入手手段は今のところは明かされていない。
EP13では「オーマジオウ」が保有していたライドウォッチを奪ったものであることが明らかになった。
【各部機能】
「ゲイツ」の頭部装甲は柔軟性に富みながら、剛性を維持している特殊金属グラフェニウムをフレームとしたクラッシュベゼルと、
同じくグラフェニウムを多層構造とし白く美しい光沢感を特徴とするカメンダイヤルにて保護したキャリバーD。
視野角300°のセンサーを複眼状に集合させたインジケーションバタフライは、ゲイツの現在の状態を表示する役割があり、基本形態であるため複眼には「らいだー」という文字がはめ込まれている。
この文字はライダーアーマーを装着すると、そのライダーの名前が平仮名で表示されるのがゲイツの特徴。
額にはゲーシグナルという情報集約ユニットを備え、各種センサーから集めた情報を分析し、最適解を導き出してゲイツのシステム歩度を調整している。
また、装甲内部にはD-バトルセンサーが内蔵されており、時空と空間に関するあらゆる情報を計測し、敵の動作タイミングや、自身の攻撃の着弾点、ライダーアーマー装着時の適切な相対位置を計測している。
これらのセンサーで得られた情報は左側頭部のコアリューズが統括し、ゲーシグナルなどが解析した敵の情報を記録している。
ライダーの胸部から肩をスクエアライトテクターと呼ばれる装甲が保護しているが、
耐久性を引き上げるグラフェニウムバイトという金属コーティングが施された状態で、超軽量ながら鋼鉄の200倍の強度を有する。
ゲイツの全身を覆うアジャストライクスーツは攻撃の動作を最適化し、部分的に伸縮や硬化などの形状変化を行うことで、変身者の身体能力を遥かに上回る運動を可能にしている。
軽微な損傷自体は自動的に修復する機能も持つ。
腕部や脚部は人工筋肉「ナノチューブ筋」が覆い驚異的な力を生み出すタイムラッシュアーム、タイムラッシュレッグであり、それぞれアムセインという超衝撃吸収材を充填したフレックスアームガーダー、フレックスレッグガーダーが保護している。
高次元の衝撃吸収力と圧力分散性能を有し、グラフェニウムバイトが拳、脚部を覆ったゲイツリープハンド、ゲイツリープシューズが格闘戦の破壊力を増大させている。
必殺技は「きっく」の字と共にシンプルなライダーキックを放つ「タイムバースト」。
他、ジカンザックスを使った武器系必殺技は「ザックリカッティング」、「ギワギワシュート」。
【活躍】
EP01にて登場。
2068年にて生まれたライダー。
歴史を変えるために2018年に専用タイムマジーン(タイムマジーン・ゲイツ機)を使って時間を跳躍し、ジオウに覚醒する前の常磐ソウゴに襲い掛かった。
だが、「ツクヨミ」から本当にソウゴがオーマジオウになるのか見極めるという理由から、以後はジオウを監視する形で協力関係となっている。
物語開始時点からすでに
ゴーストと
ドライブのライドウォッチを所持しており、これらの力を
ライダーアーマーとして装着してパワーアップできる。
EP06ではソウゴからファイズライドウォッチを受け取り、
ファイズアーマーの力も手に入れ、EP08ではウィザードライドウォッチを入手し、
ウィザードアーマーの力も獲得した。
EP17では、「白ウォズ」と名乗る者が現れ、もう1つの未来の世界でオーマジオウを倒す「ゲイツリバイブ」と呼ばれる救世主となる存在と提示された。
そしてEP26にて魔王を倒すという使命を優先し、ゲイツリバイブへと強化変身を果たす。
以後は本編では登場が少なくなった。
『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』でも変身しているが、アーマー形態や強化形態は未使用。
【余談】
響鬼達のような本名ではなくコードネームを使うタイプを除けば、主要ライダーとしては初の変身者の名称と同じ名前が使われている(主要以外のライダーの前例としては
仮面ライダーなでしこなどがある)。
ジオウ以外の主要人物が変身者となったライダーも変身者の名と同じ系統のものとなる。
変身した際にドライバーのディスプレイに表記される綴りは『GEIZ』だが、名前自体は門を意味する『gate』に由来する。
ジオウ外伝作でのウォズの発言によれば、「時の王」を意味するジオウと同様、歴史に名を残す王に「門」という字そのものやそれを意味する単語を含ませる前例があることから、『王たる存在』=『門』というネーミングが使われたという。
ただし、「何故単数形の『ゲート』ではなく複数系なのか?」というツクヨミの疑問に対して、「『ゲイツ』って響きの方が金持ちっぽくてかっこいい」と半信半疑な回答もしており、何処までが実際の設定なのかは不明。
最終更新:2024年10月11日 08:49