「タカ!」・「トラ!」・「バッタ!」…「タ・ト・バ タトバ タ・ト・バ!!」
【詳細】
「タカ」、「トラ」、「バッタ」のコアメダルをオーズドライバーにセットし変身した仮面ライダーオーズの基本コンボ形態。
タカヘッドによる超視力、強靭な腕力を持つトラボディ、驚異的な脚力と衝撃吸収能力を持つバッタレッグのコンボで、バランスの良い戦闘力を持つ。
両腕に備えた展開式のトラクローによる格闘戦を得意とし、バッタレッグを変形することで高い跳躍力を発揮する。
唯一コンボが揃っても、コンボの分身、熱線などの特殊能力や、亜種、コンボの属性攻撃もない。
必殺技は変形したバッタレッグの力で高く飛び上がり、赤、黄、緑の3つのリングを潜り抜けキックを放つ「タトバキック」。
初回発動時はカザリの邪魔によって不発に終わり、その後も色々な理由で個別での決め技としては決まらなかった(17話ではバースバスターと共に放ち、最終話では敵は倒すが即座に再生される)。劇場版では戦闘員を倒すのみ。現在のところ、本来の怪人を倒すには到っていない決め技でもある。
火野映司は序盤にトラクローよりもカマキリソードの方が「使いやすい」という旨の発言(実際は手持ち武器はアクター的に使いやすいというメタ発言だが)をしたり、バッタレッグの大ジャンプよりもチーターレッグの高速移動や連続蹴りが活用されるなど、一番の変身頻度を誇りながら不遇な形態ともいえる。
だが、タカヘッドのグリードの体内のコアメダルの位置すら見抜く透視能力やトラクローの斬撃を飛ばす攻撃(第31話)など、ポテンシャルの高さが話数を追うごとに示されている。
事実、劇場版で擬態能力で完全に姿を消したヒルカメレオンをタカヘッドで居場所を見つけバッタレッグの跳躍の勢いを乗せたトラクローの斬撃で倒したり、800年前に変身した王はこの形態でグリード達を圧倒するなど、決して「弱い」のではなく「基本形態なのに主人公(=映司)と相性が悪い」稀有なケースだと解釈するのが妥当と考えられる。
オーズのコンボ形態の中で唯一同属性のコアメダルを使用しないが、これは何か秘密があるらしい。
また、アンクもこの姿が「コンボ」だとは一度も言っておらず(第23話に至ってはタトバコンボ用のメダルが揃っているにも関わらず「使えるコンボは
俺のだけか」と発言している)、
おそらく映司もこのフォームがコンボ形態だとは思っていない。
この姿ではオーラングサークルの縁が金縁となっているが、それぞれのメダルに金縁が現れており鳥系メダルにも金縁が現れる。
最終話にて「800年前の王」が初めて変身した形態であると語られたが、上記の特別さはそこからなのだろうか。
その時のみ、鴻上社長に「タトバコンボ」と呼ばれたので、鴻上社長はこの形態をコンボと認識している。
第46話では真木清人に投入された紫のメダルにより、複眼がグリーンからパープルに染まった形態「パープルアイ」へと変身した(公式ではタトバフォームと誤表記された)。
最終話では映司の体内の恐竜メダル以外の全てのコアメダルが真木に奪われたため、鴻上社長が所持していた800年前の王が用いた10枚目のタカ、トラ、バッタのコアメダルを用いて変身、無数のセルメダルを吸収した力でウヴァ完全体を瞬殺する驚異的な強さを見せたが、その力に耐え切れず10枚目のコアメダルが砕け散った。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』では復活したアンクからコアメダルを受け取って変身した。
ダミーグリード4体と戦う。
『ジオウ』ではEP10でネコヤミーとの最初の戦いの際に改変が起き、変身が解け力を失っている。
『劇場版
仮面ライダージオウ Over Quartzer』ではウォズの平成の垣根を超えた力の解放により復活、複数のカッシーンやクォーツァー3大ライダーと戦い、大詰めでは3枚の恐竜系コアメダルを使ってプトティラコンボとなった。
最終更新:2024年12月11日 19:10