「サイ!」・「ゴリラ!」・「ゾウ!」…「サゴーゾ……サゴーゾ!!」
【詳細】
「サイ」、「ゴリラ」、「ゾウ」のコアメダルをオーズドライバーにセットし変身した仮面ライダーオーズの重量生物系コンボ形態。
オーズのコンボの中でもパワーと装甲に特化し、相手の攻撃を装甲やパワーで弾き強引に接近しての肉弾戦を得意とする。
また、ゾウレッグによる強烈な踏みつけ「ズオーストンプ」、ゴリバゴーンを射出して相手を粉砕する「バゴーンプレッシャー」などの攻撃技が豊富。
このコンボの特徴は「重力を操る」ことで、一定の空間を無重力にすることや、特定の対象のみにかかる重力を増大させることも可能。
重力の向きさえ操って対象を引き寄せることもできる。
両腕がゴリバゴーンに覆われているためか、メダジャリバーの使用回数はなし。
「メダガブリュー」を使用したことはある。
一応はスキャナーくらいであれば、持つことは可能な様子。
3枚のメダルを所持していないと、変身できないデメリットもあり、最終盤は変身不可能となった。
【各部機能】
サイの角を模したグラビドホーンによる強烈な頭突き攻撃はもちろん、コンボ成立時のみ重力を意のままに操作できるサイヘッド、ラインドライブや前腕部が大型化し強大な腕力とゴリバゴーンと呼ばれる手甲をロケットパンチとして発射可能なゴリラボディ、安定性に優れ象の顔が描かれた両足を揃えて強力踏みつけ「ズオーストンプ」を行うゾウレッグを備える。
サイヘッドに赤く輝くサイアイは、本来視覚が弱い生物であるサイの弱点を、器官自体を巨大化させることで克服したもの。
両耳に配置されたサイソナーは空気の振動だけでなく後述するゾウアグソールで完治した地面の揺れによって聴覚認識範囲を拡大する。
地中からの敵の攻撃に対する感知能力は特に高いとされている。
額に備わるオークォーツはサイヘッドの適正により変形六角形となりルビー色に変化。10km四方にいつ敵の気配を感知する。
前頭部にはフェイスアーチャーと呼ばれる姿勢制御装置があり、重力波を検知するアンテナの役割を担う。
周囲の重力場の状況を知覚し、無重力状態であってもオーズ自身はここの機能により姿勢を崩すことはない。
サゴーゾコンボの重力操作能力はグラビドホーンが核であり、フェイスアーチャーで知覚した情報をもとにしてオーズの意思を察知しゴリバゴーンへ重力波への干渉命令を発する。
上述したとおり、ホーン自体が非常に硬質なため、頭突きで敵に突き刺す攻撃にも利用可能。
腕部のゴリラアームは人間の20倍以上の約1tにも及ぶ握力を有し驚異的な腕力を発揮。
ゴリバゴーンは前腕部のラインドライブがガントレット状に変化した強化外骨格であり、ゴリショルダーと同様に非常に重く硬質。
それをゴリラアームの腕力で振り回し相手に叩きつけることで、サゴーゾコンボは凄まじい打撃力を生み出す。
高速で射出することであらゆるものを破壊可能である他、コンボ成立時にのみ頭部のグラビドホーンから命令を受けることで、
手甲の六角形状に配置されたラインドライブで対象に触れることで重力場に干渉することが可能。
両肩のゴリショルダーは大型化し装甲と化したラインドライブである。
攻撃を跳ね返す防御力はもちろん、重量のあるゴリバゴーンを縦横無尽に振り回す激しい戦闘にも耐えうる耐久性を有する。
脚部ゾウレッグは俊敏性、機動力といったものは他のレッグパーツに比べるとやや劣るとされているが驚異的な脚力を持ち、ストンプ技は凄まじい威力を生み出すとされ、
両足を揃え、重量を増すことで、その威力は数倍に跳ね上がる。
爪先部分にあたるゾウアグソールは地面の振動をサイソナーへ伝達し、聴覚認識範囲を拡大。
必殺技発動時は高く飛び上がって着地し、周囲を重力操作するが、おそらくはその際にこの機能で引き寄せる対象や、かける重力の向きなどの操作を判断していると思われる。
必殺技は特定の対象にかかる重力を操作して動きを封じ、両腕のゴリバゴーンと頭部に備えたグラビドホーンで相手を粉砕する「サゴーゾインパクト」。
パワーや装甲に特化しているが、スピードでは劣るため、複数の相手との接近戦は苦手。
ただし、1対1であれば相手が素早くとも、飛行できる相手でも重力操作にて拘束できるので優位に戦うことができるため、タイマン勝負に特化したコンボと言える。
『スーパーヒーロー大戦』ではコアメダルがレンジャーキーに変化し、ゴーカイシルバーが豪快チェンジする形で登場している。
HERO SAGA「オーズの世界」では巨大なサゴーゾコンボが登場する。
最終更新:2024年06月12日 17:29