「クワガタ!」・「カマキリ!」・「バッタ!」…「ガータ ガタガタキリバ ガタキリバ!!」
【詳細】
「クワガタ」、「カマキリ」、「バッタ」のコアメダルをオーズドライバーにセットし変身した仮面ライダーオーズの昆虫系コンボ形態。
モチーフが昆虫系であることから、全フォーム中で過去の作品のライダーに技や姿も近い。
雷撃を放出し全方位の視界を持つクワガタヘッド、軽量かつ強靭な外骨格に加え鋭利なカマキリソードを備えるカマキリボディ、 バッタレッグの驚異的な跳躍力と衝撃吸収力を併せ持つスピード戦闘を得意とするコンボといえる。
3枚のメダルを所持していないと、変身できないデメリットもあり、最終盤は変身不可能となった。
カマキリボディの両肩を保護するカマキリショルダーはラインドライブが大きく発達し、腕部へ効率よくエネルギーを伝達。
薄い板を積み重ねた多層構造となっているカマキリガーディアはカマキリソードを振るう際の衝撃を吸収、拡散させる能力を持つ。
瞬発力に優れ瞬間的に最大の腕力を発揮できるカマキリアームにはカマキリソードを内蔵、装甲から分離することで長刀サイズへ大型化し、逆手に持つことで機銃の掃射をも難なく叩き落とす。
クワガタヘッドの視力を司るクワガタアイは人間を遥かに超える視力をもたらすがタカヘッドに比べ視認できる限界距離が6kmとやや低め。
発達した複眼は背後を含めた360度全ての方面を視界に捉えることが可能となっている。
頭部で最も目を引くクワガタホーンは非常に硬質であり、刺突攻撃に用いることで高い攻撃力を発揮。上述の通り雷撃を放射する能力も持つ。
コンボ特有の特殊能力は最大50体の「ブレンチシェイド」と呼ばれる実体を持った分身を生成する。
これによって集団戦や巨大な敵を相手取った戦闘を得意とし、
映司は『ノブナガの欲望』にて、分身でやぐらを組んで空にいるプテラノドンヤミー(劇場版)まで攻撃を届かせるという応用法も披露する。
出現する分身はよくある残像や幻ではなく、分身体一つ一つが変身した映司本人で、オーズドライバーやオースキャナーの機能も全て使用が可能。
それを利用し『将軍と21のコアメダル』では、分身したところでそれぞれの分身体が別のコアメダルをスキャンして、全コンボを一度に集結させるという反則とも言えるとんでもない応用法も見せている。
分身体はクワガタホーンを通信アンテナとして一糸乱れぬ統率で戦うことが可能となる。
必殺技は生成したブレンチシェイドと群れを成して相手に一斉キックを叩き込む「ガタキリバキック」。
初登場話のサブタイトルで謳われた「最強コンボ」の名に恥じずコンボの中でも特に強力な能力を持つが、分身するという特性上は1人に戻れなくなる可能性がある模様(映司の「俺、戻った?…ちゃんと、1人に、なっ…」という発言からの判断)。
もっともこれは自分が『分身』するというありえない現象を前に混乱気味だった映司がキチンと一人に戻った事を確認しただけに過ぎないとも取れる。
(補足をするならば映司は体験したもの、教えられた物以上でコンボの能力を把握していないはずなので映司の発言から戻れなくなる危険性を読み取れるとは言い切れない。)
また、分身体の運動も本体にフィードバックされるのか、他のコンボ以上に凄まじい疲労が変身者に襲いかかる。
タトバを除いて最初に登場したコンボだが、構成するコアメダルの増減が激しく(特にクワガタ)、変身に使うコアメダルの持ち主のウヴァの出番が中盤から少なくなっていったことも相まって、テレビシリーズでは2回(しかも2011年に入ってから、話数で言うと第17話以後は一切出番なし)、劇場版を含めても5回しか変身していない。
これにはスタッフがインタビューにて、分身のCGに予算がかかりすぎてあまり登場させられなかったという裏事情を語っている。
ネットムービーでは出番のなさを愚痴るが、鴻上社長に「大人の事情だよ」の一言で一蹴されるという内輪ギャグがあった。
夏の劇場版では分身したガタキリバコンボがプトティラコンボに変身しているため、中身も完全にコピーされる模様。
【活躍】
第6話にて登場。
敵の戦力によっては変身するコンボとなり、分身での物量攻撃が主なスタンス。
だいたい巨大な敵に対し利用した。
『将軍と21のコアメダル』では8体に分裂、劇場版までに登場した8形態へとコンボチェンジした。
『スーパーヒーロー大戦』ではコアメダルの一部がレンジャーキーに変化し、
ゴーカイグリーンが豪快チェンジする形で登場している。
『復活のコアメダル』ではコンボ形態の1種として登場。
最終更新:2024年06月12日 17:31