「ゴセパ・ザバギン・バシグラ・ゴ・ガドル・バ・ザ」(俺は破壊のカリスマ、ゴ・ガドル・バだ)
【詳細】
ゴ集団に所属するカブトムシ種怪人。人間態は軍服を着込んだ男性。
常に威厳のある振る舞いを見せ、他の
グロンギから見下されていた
ズ・ゴオマ・グにも「よくやった」と労いの言葉をかける度量を持つ。
ゴ集団の中でも最強の実力を持ち、状況に応じて戦闘形態を変化させる能力を使いクウガの基本4形態に相当する姿を自在に使いこなす。
マイティフォームに相当する基本形態の「
格闘体」、ドラゴンフォームに相当する「
俊敏体」、ペガサスフォームに相当する「
射撃体」、タイタンフォームに相当する「
剛力体」、更に発電所の膨大な電力を吸収する事でライジングフォームに相当する能力を得た「
電撃体」の力を発現する。
各形態ではそれぞれ武器も首飾りを引き千切ったり、形状が近い物を手にする事で作り出す事ができる。
基本の4形態では瞳の色がクウガの各フォームと同じ色に変化するだけだが、電撃体は外見が大いに変化している。
ゲゲルの内容は「リントの戦士を対象」にし、男性警察官をリントの戦士と見做して、彼らを一方的に殺害していく。
駆け付けたクウガの能力を
上述の能力で全て封殺し、電撃体のキック技「ゼンゲビ・ビブブ(電撃キック)」で瀕死の重傷を負わせる。
しかし、その戦いの最中に
ラ・ドルド・グの持っていた
バグンダダが一条に破壊され、
ゲゲルのカウントが無効となってしまう。
それを知ると激怒し、失態を犯したドルドを排除する為に決闘を申し込み、俊敏体のガドルロッドで互角の戦いを繰り広げるもドルドを逃してしまい、その直後に駆け付けた一条の神経断裂弾を立て続けに受けるも復活し、彼を殺害しようと襲い掛かる。
しかし、自身を仮死状態にし、再度の電気ショックで永続的にライジングフォームを維持できるようになったクウガと再戦する。
一度は電撃体でライジングマイティキックを耐え抜いたが、アメイジングマイティの更に威力を高めた必殺技「アメイジングマイティキック」には耐え切れず、胸部に2つの封印の紋章が浮かび上がり、最期は林一面を焦土にする程の激しい火柱を噴き上げて爆散した。
【劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】
【余談】
モチーフはカブトムシ。
クウガと同等の形態変化能力や、クワガタムシをモチーフとしたクウガに対してカブトムシ種の怪人であるなど、
仮面ライダークウガと対象的になるようにデザイン及び設定がなされている。
人間態及び声を担当した軍司眞人氏はアクション、殺陣を得意とし、時代劇や特撮作品に出演した際にはその特技を披露している。
ウルトラマンダイナやメタルヒーローシリーズにも出演経験があり、仮面ライダーシリーズでは初参加。
ちなみにそのいかつい人間態の姿や、劇中で見せた圧倒的な戦闘力からファンが多く、通称は「(ガドル)閣下」。
テレビ朝日公式サイトでは当初「剣と盾を装備する」という記述があったが、メイン活躍の回に合わせて改訂され、盾についての記述は削られた。
次回予告では剣を振るうと同時に電撃を地面に走らせる攻撃を使用している。
放送当時の資料では彼の使う武器には名称が設定されておらず、書籍には「クウガのライジングではない武器と同等の威力」と記述されている。
放送当時発売されたアルティメットフォームの玩具に格闘体のフィギュアが同梱され、「劇中シーンが君の前に」と表記されている為、アルティメットフォームと対決する予定があった模様。
放送当時に発売された玩具「サウンドバトル」には上記の台詞の他にも2つの台詞(「小癪な」、「綺麗に死ね!」)が収録され、全て劇中でも喋っている。
最終更新:2024年06月12日 00:35