セイリュウインベス

【名前】 セイリュウインベス
【読み方】 せいりゅういんべす
【登場作品】 仮面ライダー鎧武/ガイム
【初登場話】 第8話「バロンの新しき力、マンゴー!」
【分類】 インベス
【ディティール】 中華
【特色/力】 半金属化された頑強な皮膚、口から放たれる高熱の火球、突進や鋭い爪から繰り出す斬撃
【動物モチーフ】 青龍

【詳細】

全身が金属のように硬質な組織に覆われている上級インベス。

極めて頑丈なその体表面の硬度は、並み大抵の攻撃は全て高い金属音を響かせて弾いてしまうほど。
また口から青白い火炎弾を吐き出して相手を焼き殺したり、鋭い爪で切り裂くなど攻撃力の方も相当なものを持つ。

ヘルヘイムの森に遭難した舞がバロンに引率されて現実に戻ろうとした際、出口の「裂け目」近辺で待ち伏せしていたかのように突然出現。
向かってきたバロンの攻撃をその防御力で無効化して追い詰め、さらに舞の救援に来た鎧武と龍玄を加えた3対1の状況に持ち込まれても、やはり自慢の堅さで動じずに圧倒する。

その後、「裂け目」から逃走する鎧武たちを追うように現実世界のどこかの廃工場に戦いの場を移す。

自慢の耐久力で攻撃の通じない鎧武たちを苦戦させていたが、より強力な攻撃を与えればいいと閃いた鎧武がパインアームズにチェンジ、
さらにそれを参考にバロンも未使用だったマンゴーアームズに姿を変え、2大ライダーのパワフルなプレイに逆に押し負けてしまう。

最後は鎧武とバロンが放つ必殺技の波状攻撃に倒された。

その後代13話にて工事現場に生じたクラックを通り別個体が日本へと出現。
その場にいた作業員達を襲い、洸太が駆けつけるもブラーボと交戦し始めるとどこかへと逃走。

バロンと協力しブラーボを退けた洸太が探すと、クラックが生じた近くで斬月・真と戦っており劣勢となっていたが、
クラック周辺に繁殖していたヘルヘイムの果実を食すと巨大化して強化体へとパワーアップするも斬月・真の必殺技を受け細切れとなり爆散した。

第18話にも城之内がイチゴロックシードで呼び出した別個体が出現。
実態を持っているため恐らく改造しリミッターを解除した状態で呼び出したと思われる。

ビートライダーズの合同イベントを台無しにするため城之内に操られナックルを圧倒。
だがかつてのチームメイトのピンチに駆けつけたバロンの助太刀で形成が逆転し、ナックルとバロンの攻撃をその持ち前の防御力で弾きつつ両名を攻撃するが二人の息のあったコンビプレーに徐々に押されていき、
バロンのスピアビクトリーとクルミオーレを発動したナックルの必殺技を受け爆散した。

第40話ではレデュエが作った幻想世界に登場(おそらく、他のインベスが朱雀や玄武といった同じ四神をモチーフにしたことによる数合わせ)。
言語能力がないので他のインベス(オーバーロード)のような目立った活躍はなく、インベスの姿から極アームズに戻った鎧武に倒された。

【余談】

モチーフの『青龍』はビャッコインベスの『白虎』と同様、中国の都の四方を守る四神の一角。
青龍は東方の守護を司り、河川などの流水地形を象徴とする。

またビャッコインベスと同様に「青い龍」という名前を冠するが、どちらかというと緑青のような色彩をしている。
フォルムのモチーフは『ウォーニングフルーツカクテル』によれば、南朝時代後期に存在した北魏の青龍像。

最終更新:2020年04月25日 02:07