【詳細】
また
ロックシードを解錠しエネルギーを開放することで意図的にクラックを発生させることが可能。
そのクラックは「限定クラック」等と呼ばれている模様。
人知れず発生しては自然消滅しているため、
沢芽市の市民には公になっていないものの、どこに発生するのかわからないため、一度発生すると閉じるのを待つしか無い。
地面や壁にそって発生することもあれば何もない空間に突然開くこともあり、どこに発生するのか予測するのは不可能。
ユグドラシル・コーポレーションではロックシードなどで培った技術によりクラックを人為的に発生させ、大掛かりな機械を必要とするもののその維持にも成功していた。
しかしながら閉じる技術は開発されていなかったため、沢芽市の橋のど真ん中にクラックが開いてしまったエピソードではヘルヘイムの森側からクラックの外へインベス達が出ていかないよう、
アーマードライダー達を多数動員してインベスを撃退し続けていた。
外側も厳重に封鎖しつつ、紘汰も参戦して防衛戦を続けた結果クラックが閉じたため作戦は無事成功に終わったものの、失敗していた場合はスカラーシステムが起動していた模様(しかもその操作スイッチは現場で推移をただ見ていた戦極凌馬が握っていた)。
紘汰や戒斗もオーバーロードと化してからは自由自在にクラックを操っていた。
仮面ライダージオウでは鎧武編に登場。
鎧武の力を持つ
アナザー鎧武が固有能力として自由自在にクラックを操り、自分の正体を知ってしまった人間や都合の悪い人間などをクラックの向こう側に放逐していた。
ただ
アナザーライダーであるためか出現するクラックは錆びついている他、クラックの向こう側に原典同様深い森が広がっているものの
ヘルヘイムの森ではないなど相違点も多い(しかしツクヨミは「ヘルヘイム」と発言している)。
仮面ライダーの物語が消滅すると敵組織、敵怪人の存在もなかったことになる影響であると同時に、その仮面ライダーに成り代わったアナザーライダーが居続けたとしても消え去った背景事情までは蘇らないことが影響している可能性が考えられる。
そうでありながらクラックの向こう側に森が広がっているのは、鎧武は変身する際にアームズをヘルヘイムの森で生成しそれを限定クラックを通して移動させるというシークエンスを通しており、
アナザー鎧武として「仮面ライダー鎧武が変身している以上、(ヘルヘイムの)森は存在している」という逆説的な証明によるものという見方もできる。
またヘルヘイムは地球とは別の次元に存在しているのでアナザーライダーの影響を受けないのでは?とも。
【余談】
クラックとは裂け目やひび割れを意味する。
次元の裂け目、時空のひび割れ等の意味合いと思われる。
劇中では視聴者にわかりやすくするためか、クラックが展開すると物理的に音がなる。
最終更新:2024年01月09日 17:07