超ゲムデウス

「世界よ、これがゲームだ!」

【名前】 超ゲムデウス
【読み方】 ちょうげむでうす
【声】 菅原正志
【登場作品】 仮面ライダーエグゼイド
【登場話】 第44話「白衣のlicense」
【分類】 バグスター
【データ元】 仮面ライダークロニクル
【感染者】 檀正宗
バグスターユニオン 存在しない
【特色】 最高の戦闘能力、ゲーム病の感染拡大
【モチーフ】 ドラゴン、剣
【関連ページ】 ゲムデウスバグスター

【詳細】

ゲムデウスクロノス仮面ライダー達の「チーム医療」に敗北した後、急速に進化した超巨大な怪物。

両腕は伸縮自在のドラゴンの頭部となったデウスファーブニル、動体から下は巨大な剣になったデウスカリバーとなっており、全身からビームを発射する。
一般的なバグスターユニオンの何倍もの大きさを持ち、ゲムデウスクロノスからさらに強化された戦闘力はムテキゲーマーとなったエグゼイドとも互角に戦えるほど。

ゲムデウスの状態で既にライダーゲージ30本分もあった体力は、この姿となったことで何百倍にも膨れ上がりライダーゲージ999本分のHPという最早天文学的数字となった。
さらに体内では急速にゲムデウスウイルスの培養が行われているため、自己再生能力も向上しダメージを受けたそばから即座に回復してしまう。
影響力も高まり、街一つを覆うほどのゲームエリアを展開でき、その内部では散布されるゲムデウスウイルスの濃度が時間に比例して上昇するため、
ゲーム病の感染者が拡大、症状も加速度的に増していくことになり、ゲムデウスバグスターが引き起こしたパンデミックは、
「触った人間にゲーム病を移し、さらにバグスターウイルスに変えてしまう」というとんでもない状況になってしまった。

ゲムデウスクロノスのときはまだ辛うじて耐えていた貴利矢も、超ゲムデウス出現と同時にゲーム病になってしまったことから、
多少の抗体の有無など意味をなさない極めて凶悪なウイルスに進化していると考えられる。

本来用意されていた姿であるのかはわからないが、ゲムデウスを通常のボスとするのなら、ゲムデウスクロノスは裏ボス、さらに超ゲムデウスは隠しボスといったところか。

仮面ライダークロニクルのクリアなどさせないとして、仮面ライダー達の最強戦力も圧倒する力で蹂躙するも、
パンデミックはポッピーピポパポが自らを犠牲にしたワクチンの散布により沈静化。
さらに第2話でポッピーが「人間からバグスターウイルスを分離するのはレベル1じゃないと出来ない」と教えてくれたことを思い出した永夢はムテキゲーマーではなく、
あえてマイティアクションXガシャットを取り出し、エグゼイドのレベル1に変身。

ブレイブやスナイプも「無茶だ」と制する中、レベル1はまるでゲームキャラのようなアクロバティックな動きで超ゲムデウスを攻撃。
するとまさかのHITエフェクトと同時に、超ゲムデウスにダメージが入った

最強の力ではなく、「最適の力」であるレベル1の有効性に気がついたライダー達は高レベルの姿から一斉にレベル1に変身。
協力プレイで超ゲムデウスに有効打を与えていく。

しかしやはり超ゲムデウスそのものの戦闘力は絶大でレベル1達も追い込まれ、エグゼイドめがけデウスカリバーが振り下ろされんとした時、
パラドがパーフェクトノックアウトゲーマーで乱入。
レベル99のスペックで超ゲムデウスの動きを止めているすきに、ライダー達がレベル1で一斉に放ったライダーキックを受け超ゲムデウスの肉体は爆散。
檀正宗から分離したゲムデウスバグスターも、ドクターマイティXXガシャットをゲーマドライバーにセットしたパラドによりゲムデウスワクチンを流し込まれ完全に消滅した。

だが、檀正宗はまだ生きてる。
最強最悪のゲームマスターとの戦いはついにエンディングを迎えようとしていた。

【余談】

スーツは無し、フルCGで描かれている。

この形態が本来想定されていたゲムデウスの姿の一つかどうかは定かではないが、
劇場版に登場するゲムデウスマキナがこちらに相当する姿を基本としていることを考えると十分データとして存在していた可能性も考えられる。

デウスファーブニルは北欧神話に登場するドラゴン、ファーブニル、もしくはファフニールから。
デウスカリバーはアーサー王伝説に登場するエクスカリバーが由来と思われる。

最終更新:2024年07月11日 02:07