【詳細】
ギャングラーの戦闘員。
青色のベレー帽をかぶった兵士がハチの巣にされたかのような痛々しい外見が特徴的である。
胸部を保護している装甲にも穴が空き、左目には弾丸が突き刺さったままだが、特に視界に問題はないらしい。
「チャカ」や「テッポ」などの彼ら独自の言語でお互いに意思疎通を図っているが、普通に日本語を話す事もできる他、人間に化ける能力を有する。
ギャングラー怪人は身体の何処に最低でも1つは埋め込まれている金庫をこのポーダマンは持っておらず、コレクションの能力を駆使したり犯罪技と呼ばれる固有の特殊能力は持っていない。
特殊な形をした銃とナイフを武器とし大勢で相手に襲いかかる物量戦を得意とするが、他の作品の戦闘員の類にもれずに致命傷を受けると爆発して消滅する。
上述の通りに金庫を持たないが、#8以降はゴーシュの
ルパンコレクションの力で巨大化するようになる。
他にも#29や#31などで頭部に金庫をくっ付けた
改造ポーダマンが登場している。
ノエルの回想で1000年前の時点で既にギャングラーは彼らを戦闘員として従えていた事が判明した(#44)。
ゴーシュはその回想に登場していなかったため、当時は幹部ではなかった模様(デストラは登場している)。
当時の彼女が生産担当していた可能性もあるが、詳細は不明。
【余談】
名前の由来となる「鉄砲玉」は「行ったきりで戻ってこない人間」を意味し、そこからヤクザ社会において敵対する者を殺害する実行犯の事を指す言葉としても使われる。
基本的に大量に湧いてやられる役割である戦闘員のネーミングとしてはこの上なく的確であり、皮肉ったネーミングと思われる。
公式完全読本『VSアルティメットコレクション』のコメントによると、当初は名前の通り『弾丸』自体をモチーフにしようとしたがシンプルすぎてどうしても人型にできなかったので、逆に「大量の銃撃を浴びて崩壊した壁や瓦礫」をモチーフにしたという。
最終更新:2022年12月09日 12:02