ケルベロスマイナソー(弟)

【名前】 ケルベロスマイナソー
【読み方】 けるべろすまいなそー
【声/俳優】 不明
【登場作品】 騎士竜戦隊リュウソウジャー
【登場話】 第5話「地獄の番犬」
【所属】 ドルイドン
【属性】 獣型モンスター
【分類】 マイナソー/ポイズン目ケルベロス科/ケルベロスマイナソー
【発生元】 柊早苗
【願望】 犬を捨てたり虐待する自分勝手な人間への怒り
【武装】 無し
【鳴き声】 オルルル!
【分布】 毒の水飲み場
【経験値】 109
【幻獣モチーフ】 ケルベロス
【その他のモチーフ】 骨、犬
【経験値の由来】

【詳細】

柊早苗のマイナス感情から誕生し、幻獣「ケルベロス」の伝説を司って実体化したマイナソーの弟。

ケルベロスマイナソーは全く同じ姿をした兄と弟で構成される兄弟のマイナソー。
能力は兄弟で全く同じであり、噛み付いた対象に伝染する猛毒を流し込んで苦しめるというもの。
毒に侵された人間は2日と持たないと言われ(クレオン談)、即死するようなものではなくジワジワと嬲るように苦しめるというからタチが悪い。

クレオンはその能力を使って浄水場に毒を混ぜ込むことで多くの人間を毒で苦しめようと画策する。
だがクンクンソウルの能力で毒の匂いを辿ってバンバが現れその場で戦闘が始まった。

トワに噛み付いたように毒を流し込もうと飛びかかろうとしたが、カタソウルを発動したリュウソウブラックの装甲には文字通り歯が立たず、
そのままブラックのディーノスラッシュに切り裂かれ爆散。

これによって残るは巨大化したタンクジョウだけと思いきや、兄が生き残っていたことで事態はより悪化していくこととなる。


【余談】

スーツは兄と弟で共有、声のみ合成することで別個体扱いしていると思われる。
公式サイトでは「(弟)」の記述はないが、本ページでは便宜上第5話に登場した個体をそう表記している。

実は第5話序盤でトワに噛み付いたケルベロスマイナソーはこちらではなく兄の方。鳴き声を聞いてみると「オルルル!」ではなく「ケルルル!」と鳴いている(トワに噛み付いた直後、バンバが迎撃しようとしたあたりがわかりやすいか)。

前作でも同じスーツを合成などを駆使して別個体に見せたアルパカモチーフのギャングラー怪人が登場している。

なお東映公式サイトによると、兄のほうがケルベロスマイナソーで、弟のこちらはオルトロスマイナソーであるらしい。
鳴き声がオルルル!なのは、オルトロスをイメージしたものであると思われるが、テレビ朝日の公式サイトでは弟の方もケルベロスマイナソーであるとされている。
なおオルトロスという幻獣はテューポーンとエキドナの間に産まれたとされるケルベロスの弟とされる伝説の存在。
兄、弟として分けられていたり、鳴き声など、ケルベロス、オルトロスの関係性を盛り込んだ設定があるあたり、当初はオルトロスマイナソーとケルベロスマイナソーで別々の存在と公式サイドは設定していたのかもしれない。
完全公式読本ではそれに関してとくに触れておらず、デザインを担当した久正人氏はケルベロスモチーフの怪人というオーダーを受けたが、途中で口は一つという要請が入って耳を疑ったそうな。

最終更新:2020年07月04日 00:07