【詳細】
禍々しい暗闇を生み出して全てを静寂へと誘い、光に向かうほど切れ味を増す特性を有する。
優れた使い手であれば空間さえも両断可能。
この剣によって傷を受けた相手は闇に侵食されることになり、
仮面ライダーエスパーダ/富加宮賢人は上條の変身したカリバーとの戦いに破れた際に闇に侵食され消滅してしまった。
しかし闇に呑まれた賢人は今もなお月闇の中で苦しんでいるかのようなシーンが描写されており、上條大地が退場した現在、新たなカリバーとして賢人が選ばれる可能性が示唆されている。
そして第25章では実際に賢人が
仮面ライダーカリバーとして闇黒剣月闇を携えて再登場を果たした。
全ての聖剣を封印すると静かな決意に満ちた顔の賢人だが…
第26章にてその誕生経緯と、聖剣が宿す能力がユーリによって語られた。
この聖剣が有する特殊能力、それは「未来における災いを使い手に見せる能力」と「聖剣を封印する能力」である。
使い手にとっての災いなのか、それとも世界そのものを破滅させるような災いが対象になるのかは定かではないが、闇黒剣月闇の所有者となった賢人はこの機能によって
大いなる本が復活しそれによって今ある世界が滅び飛羽真達も消滅してしまうという未来を見てしまい、
その未来を覆そうにも様々なパターンで同じ結末を迎えてしまうという結果は賢人にとある決意を固めさせるには十分な事実となった。
最終的プリミティブドラゴンワンダーライドブックに宿る神獣の化身たる少年は、神山飛羽真が紡いだ新たなる物語によって救われ、賢人は飛羽真らから説得を受けるのだが聖剣を封印することにこだわるあまりイザクの策によって月闇を手放してしまいこれまで封印してきた聖剣が復活してしまった。
それでもなお刃王剣十聖刃が誕生したことで飛羽真のことを信じることを決意し、賢人は
ノーザンベースへと戻ってくるのだった。
以後賢人は雷鳴剣黄雷を使うようになり、闇黒剣月闇は1000年前の使い手だったユーリや第44章にて
ワンダーワールド崩壊に伴い存在が不安定となった
ソフィアに対し結界を施した後、彼女が
仮面ライダーカリバーへ変身するのに用いられた。
戦いが終わった後は
ノーザンベースに他の聖剣と共に預けられ管理されることになった模様。
有事の際には
ソフィアが使い手として出陣するようで、
仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズでは
ソフィアがカリバーへと変身しアラスカに赴いてデモンズ、神代兄妹らの窮地を救った。
【余談】
最終更新:2023年05月20日 01:09