聖剣

【用語名】 聖剣
【読み方】 せいけん
【登場作品】 仮面ライダーセイバー

【詳細】

仮面ライダーセイバーにおける最重要アイテム。

ワンダーライドブックと組み合わせることで所持者を仮面ライダー、剣士へと変身させる。

叡智を宿しワンダーライドブックの情報を読み込んで理解し、それを反映させた攻撃などが可能。
セイバーの世界において仮面ライダーに変身するためには聖剣に選ばれる必要があり、新堂倫太郎曰く一般的なホモ・サピエンスには抜けないらしい。

聖剣は全部で11本存在している。
最初期は光の聖剣「光剛剣最光」と闇の聖剣「闇黒剣月闇」が存在し、それらを元に人間の手で作り上げたのが神山飛羽真の持つ「火炎剣烈火」である。
そして他の聖剣も作られていった。
その属性は実に様々で、炎や水等のエレメンタル系はもちろん、「音」や「煙」等珍しい属性を持つ聖剣も存在している。

この手のアイテムでありがちな「量産型の聖剣」は登場していない。
ソードオブロゴスには多数の人物が所属しているため存在してもおかしくはないのだが。
最も、闇黒剣月闇と光剛剣最光、出自が不明な無銘剣虚無を除けばほとんどの聖剣が人の手によって作られたものであるため、ある意味では量産された聖剣というカテゴリーには含まれると思われる。

イザク/仮面ライダーソロモンが所有するカラドボルグは(仮面ライダーセイバーという作品における)仮面ライダーの使う剣だが、聖剣とは似て非なる存在であり、変身と同時に手元に実体化する。

後に光剛剣最光と闇黒剣月闇を作り出したのは始まりの5人の一人であるタッセル(当時はビクトールと名乗っていた)であることが明らかになった。

聖剣の一覧は以下の通り。
【名称】 【読み方】 【属性】 【タイプ】 【資格者】 【備考】
光剛剣最光 こうごうけんさいこう 専用ドライバー付属型 ユーリ 最初に存在する聖剣の片割れ
闇黒剣月闇 あんこくけんくらやみ 専用ドライバー付属型 富加宮隼人
上條大地
富加宮賢人(現)
最初に存在する聖剣の片割れ。現在は邪剣となっている
火炎剣烈火 かえんけんれっか 聖剣ソードライバー対応型 上條大地
神山飛羽真
人造聖剣の最初の一振り
水勢剣流水 すいせいけんながれ 聖剣ソードライバー対応型 長嶺謙信
新堂倫太郎
雷鳴剣黄雷 らいめいけんいかずち 聖剣ソードライバー対応型 富加宮賢人
神山飛羽真
土豪剣激土 どごうけんげきど 単体完結型 尾上亮 最も巨大な聖剣
風双剣翠風 ふうそうけんはやて 単体完結型 緋道蓮 分離合体機能
音銃剣錫音 おんじゅうけんすずね 単体完結型 大秦寺哲雄 剣から銃への変形機能
煙叡剣狼煙 えんえいけんのろし 単体完結型 神代玲花
時国剣界時 じこくけんかいじ 単体完結型 神代凌駕 カイジソードとカイジスピアの2形態への変形機能
無銘剣虚無 むめいけんきょむ 専用ドライバー付属型 バハト 劇場短編登場。

【余談】

聖剣、魔剣…ファンタジー作品においては欠かすことの出来ないと言われるほどのメジャーな存在だが、剣型の武器は数あれど聖剣と呼ばれるたぐいの設定を持つ存在は仮面ライダー作品としては珍しい。

仮面ライダーキバに登場するザンバットソードが「命吸う妖剣」と語られるくらいか。
セイバーの物語は「アーサー王物語」をベースにしているのではないかと考えられており、設定のモチーフはエクスカリバー等の有名な聖剣と思われる。
セイバーやブレイズ等、本作品に登場する仮面ライダー達は剣にまつわる名称が名前として設定されている。

各聖剣はセフィロトの樹に対応しており、剣の名前はその対応属性等から取られていたことが判明している。
命名法則は対応するセフィロトの属性と、聖剣の最初と最後の漢字が一致することなどその関わりは密接となっている。

最終更新:2024年08月02日 00:52