ブラキオ・デッドマン

【名前】 ブラキオ・デッドマン
【読み方】 ぶらきお・でっどまん
【登場作品】 仮面ライダーリバイス
【登場話】 第9話「カゲロウ暴走!五十嵐兄弟…崩壊!?」
第10話「兄と弟、信じる心」
【分類】 デッドマン
プロトバイスタンプ ブラキオプロトバイスタンプ
【悪魔】 野獣系(TYPE-A)、爬虫類系(TYPE-B)、昆虫系(TYPE-C)
【契約者】 詐欺師グループ
【特色/力】 突進力/武装による攻撃
【モチーフ】 ブラキオサウルス、野獣、爬虫類、昆虫

【詳細】

人間の体内に眠る悪魔が「ブラキオプロトバイスタンプ」の力で解放され、ブラキオサウルスの遺伝情報を獲得し出現したデッドマン
カゲロウ/仮面ライダーエビルによって生み出された。

黄色い折り紙を組み合わせブラキオサウルスを思わせる装甲を作り上げているのは従来のデッドマン共通だが、複数の人物に対して同じプロトバイスタンプを使ったことで種類の異なる3タイプのブラキオ・デッドマンが誕生しているという特殊な個体。

野獣のような屈強な下半身を持ちブラキオサウルスの長い首がチェーンソーとなったTYPE-A、爬虫類を思わせる鱗に覆われた下半身を持ち長い首を模したキャノン砲を備えるTYPE-B、昆虫を思わせる艶のある甲殻に覆われた下半身を持ち長い首がドリルとなったTYPE-Cが存在する。

共にブラキオサウルスの長い首を何らかの武装として装備しており、その巨体から繰り出される強烈な突進力を武器に暴れまわる。

それぞれ一度は撃破されるも、カゲロウによって何度か再生産され復活している。

第10話では3体のブラキオ・デッドマンが融合した特殊個体、TYPE-UNIONが誕生している。

【余談】

モチーフとなったブラキオサウルスは数ある恐竜の中でも高い知名度を持ち、恐竜戦隊ジュウレンジャーでのキングブラキオンや爆竜戦隊アバレンジャーでの爆竜ブラキオサウルス等、恐竜系戦隊では確実に登場する人気の高い種である。

約1億5400万年前から約1億5300万年前にローラシア大陸西部、ゴンドワナ大陸の一部に生息していたとされ、竜盤目と呼ばれる恥骨が前下方を向いている種類で竜脚類に分類される。
長い首を使って高いところの植物を食べることに適した長い首が有名。
当初80tはあるであろう体重を支えるため池や湖で暮らしていたという説があったが、分析の結果横隔膜が存在しないため水圧で肺が潰れてしまうことが明らかになり、その説は否定されることになった。

TYPE-UNIONという合体形態を披露した今の所唯一のデッドマンであるが、リバイスシステムにおいてブラキオゲノムのレジェンドモチーフは仮面ライダージオウであり、ジオウにはゲイツとウォズと融合して一つのライダーとなるジオウトリニティという形態が存在する。
このことからTYPE-UNIONの由来はジオウトリニティと思われる。

追加武装のカラーリングもTYPE-Aが黄色でゲイツ、TYPE-Bが白でジオウ、TYPE-Cが緑でウォズと合体するライダーを思わせるカラーリングとなっている。

ちなみに『ヒーロー×デビルズ スクリプチャー』によれば、当初から「三体のデッドマンが融合して一体化する」というオーダーで発注されていたので、首の造形を変えることで差別化し、融合後にそれぞれのフォルムを取り込んでいる。その他、特筆するコンセプトとして、それまでのデッドマンフェーズ1がカラフルな折り紙モチーフなのに対し、ブラキオは段ボールをクラフトしたような波目と頑丈そうな質感をしている。

最終更新:2023年03月16日 23:03