【詳細】
カイザフォンは当時一般的だったガラケーとしてはかなり珍しいリボルバータイプ。
カイザドライバーに「913」の起動コードを入力したカイザフォンをセットし倒すことで
仮面ライダーカイザのスーツが形成される。
カイザフォンが生み出す
フォトンブラッドはファイズのものよりも高出力な「黄色」を示し、パワーに優れる。
付属品も遊びの少ないものが備わっていて実戦向きと言えるものの、
フォトンブラッドの出力ではデルタほどではなく、
ファイズギアほど拡張性もないため立ち位置としては微妙なところ。
基本装着者は草加雅人だが、それ以前は
流星塾メンバーが使っていて
クロコダイルオルフェノクを撃破している。
しかしこのギアは変身自体は誰でもできるが、
適合者でない場合変身解除すると肉体が灰化して死に至る。
そのため何人もの流星塾生が死亡しており、草加雅人が使いこなしていたものの、彼から奪い取った
ロブスターオルフェノクが装着していたこともある。
草加雅人がカイザギアを扱えたのは体内に埋め込まれた
オルフェノクの記号故で、それが弱まってきた終盤では満足に戦うこともできなくなってしまった。
ラッキークローバーに草加が負けた後、
スマートブレインの社長となった木場勇治に奪われ、乾巧と激突するも、最終話にて
アークオルフェノクとの戦いに参加し、その戦闘中アークオルフェノクが放つ光の触手に貫かれ破壊されてしまった。
【劇場版パラダイス・ロスト】
劇場版冒頭から草加が使っていたが、彼がサイガに破れて死亡した後誰も使えず放置されていたところ、真理の窮地に意を決して変身一発を飲んだ菊池啓太郎が見事変身に成功。
ライオンオルフェノク撃破に成功し喜んだのもつかの間、変身一発の開発者である野村博士に肩を叩かれた衝撃?で装備一式が灰化して消滅してしまった。
【パラダイス・リゲイン】
555の続編であるパラダイス・リゲインでも草加雅人が使用していたが、実はスマートブレインが生産したアンドロイドでありその正体を表すと共にカイザフォンを握りつぶしてしまいカイザドライバーのみが引き続き使用されている。
【余談】
劇中では適合できなければ死という強烈なデメリットがあり、オルフェノクなら問題なく変身できるものの危険性は3本のベルトの中でも随一。
何故このようなデメリットになったのかは不明だが、いずれの作品でも最終的に破壊されてしまう変身ベルトでもある。
最終更新:2025年04月29日 03:14