「私の驕りよ。この世で飲む最後のお酒。」
【詳細】
6000mの水圧にも耐えうる柔軟性に富んだ鎧で水中を自在に行動する。
腕のシェルグラブは鉄塊でさえ粉砕するパンチ力を秘め、更に1分間に300回もの突きの眼にも止まらぬサーベル捌きを得意とする。
以下は作品における活躍の詳細。
【仮面ライダー555】
影山冴子の正体であり、
ラッキークローバーのメンバー。
人間の状態でもカクテルに使徒再生のエネルギーを込める事が可能で、標的の元には最高級のシャンパンを送りつける(標的の身体にシャンパンを振りかける事で相手を灰化させる)。
オルフェノクとしての能力もあってプライドが高いが、他の
ラッキークローバーのメンバーの中でも人間の心を捨て去っており、
オルフェノクの王の力で永遠の命を手に入れた時は歓喜の声を上げるほど。
だが、乾巧が
ウルフオルフェノクと判明した際、他のメンバーが始末しようとするのに対して、冴子はギリギリまで仲間に入れようと懐柔していたことから人間の進化態である
オルフェノクとして既に人間は同族ではないと見下しているのかもしれない。
直属の
オルフェノクは多く、ほとんどが冴子に心酔しているなどまるで女王のようでもある。
スマートブレインの実質的な解体後もファイズに敗れたアークオルフェノクを人知れず匿い、復活させようと目論む。
DVDディレクターズカット版では「あなたは死なないわ きっと蘇る きっと!」と呟いた直後、
アークオルフェノクは遂に灰化を迎えてしまい、目の当たりにしたロブスターオルフェノクはショックのあまり絶叫したという場面があり、結局オルフェノクとしての永遠の命はロブスターオルフェノクだけが得る事になった(逆に言えば、死にたくても死ねなくなった)。
【仮面ライダーディケイド】
「ファイズの世界」で
ラッキークローバーの一員として登場。
朱川(あけがわ)という女生徒が変化する。
仮面ライダー図鑑では「ロブスターオルフェノク(DCD)」として登録され、武器のサーベルは「ロブスターサーベル」であるとされている。
両拳は硬い甲殻に覆われ打撃や防御にも利用が可能。
ファイズドライバー奪取を目的として行動するが、最終決戦でファイズに敗北。
その後、
タイガーオルフェノクによって復活するが、最期はディケイドのディケイドフォトンを
タイガーオルフェノクと共に受け灰化した。
【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】
処刑広場の決戦ではファイズを迎え撃った。
【スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号】
【余談】
モチーフは海老。
名前のロブスターとは、イセエビなどの大型の歩行型エビ全般を指す総称であり、デザインやモチーフの選定は『キカイダー01』のシルバーハカイダーの怪人態、銀エビのオマージュ。
放送当時発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1人として登場。レイピアによる連続突きを必殺技とする。
555に登場した影山冴子役の和香女史はファッションモデルや女優として活躍している。
ドラマへの参加はこの555が唯一。
最終回では人間としての姿を失ったロブスターオルフェノクのスーツアクターとして実際に怪人のスーツを着用した上で撮影に望み、アークオルフェノクとのシーンを撮影していたという。
最終更新:2023年12月19日 02:11