【詳細】
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」に登場する
クォーツァーの一人。
変身前のジョウゲンは細身の男性。
ライダーとしての戦闘スタイルは名称不明のボウガンを使用し、身軽な動きで相手を翻弄するスピードタイプ。
野性味あふれる格闘戦から、ボウガンから発射する光弾で相手を仕留める狩人のような戦闘スタイルが特徴的。
ゾンジスとは変身前の体型から変身後の戦闘スタイルまで見事に真逆だが、スペックは両者にそこまで差異はなく、わずかに機動力とパンチ力に勝っているのみ。
また
タイムジャッカーの
オーラが操る
タイムマジーンと動型のを有し、それで時間跳躍を行う。
両腕のホルダーには「仮面ライダーアマゾンアルファ」、「アマゾンオメガ」、「アマゾンネオ」の
ライドウォッチがはめ込まれ、その外見は3体のアマゾンズライダーの要素を混ぜ込んだ姿となっている。
ジオウライダー共通要素としてカタカナで「ライダー」という文字が複眼としてはめ込まれているが、複眼部分はかなり小さくそれに無理やり文字をはめ込んだような歪んだ形になっているのが特徴。
また触角に当たる時計の針は12時ちょうどで、真上で一つに重なり合っている。
アマゾンのツノというか触覚をイメージさせる。
劇場版ではクォーツァーの一人として登場し、カゲンと共に仮面ライダドライブの歴史を消し去ってしまおうと暗躍していた。
それを察知したクリム・スタインベルトがジオウ側に接触したため、現代にてソウゴ達を強襲。
その後1575年に移動し、戦国時代で武田軍にまじり、織田軍の総大将となっていたゲイツと激突する。
その後ドライブライドウォッチをソウゴが無事継承したため、全ての平成ライダーの力がジオウへと継承されたことでクォーツァーの計画が始動。
それに伴い真の魔王であるSOUGOが君臨し、偽りの魔王であったソウゴは投獄されることになる。
だが剛とこっそりタイムマジーンに乗り込んで現代にやってきていた牛三がソウゴを助け出し、ゲイツがクォーツァーの元にあったライドウォッチを取り返したことでクォーツァーのライダーとジオウ側のライダーの最終決戦が開始する。
オーマフォームとなったジオウの力で平成ライダー達は各々の最強フォームへと変身。
その必殺技の連続攻撃を受け、ゾンジス共々倒された。
が、ゾンジスは瀕死の有様ではあったが生存していたものの、ジョウゲンとSOUGOは助からなかった模様。
【余談】
ジョウゲンの演者は
獣電戦隊キョウリュウジャーにてキョウリュウブラックことイアン・ヨークランド役で出演していた斉藤秀翼氏。
カゲン役のパパイヤ鈴木氏は俳優以外にもダンサーや振り付け師として活躍しており、獣電戦隊キョウリュウジャーと
動物戦隊ジュウオウジャーのEDダンスの振り付けを担当し、本作で共演したのはその縁によるキャスティングだとか。
ザモナスという名前はアマゾンズのアナグラム(AMAZONS→ZAMONAS)。
青い右半身はアマゾンネオ、赤い左半身はアマゾンアルファ、頭部はアマゾンオメガ、鱗が重なったような身体はアマゾンシグマの要素。
平成ライダーに重点を置き、それ以前のライダーには全く触れていないジオウの物語に置いて、昭和ライダーやネオライダーと呼ばれる仮面ライダー達がどのような扱いになっているのかは全くわかっていない。
ライドウォッチを持っていたあたり、そのライダーは存在し、クォーツァーのライダー達はその力を奪っていると仮定することが出来るが、不明のまま終わった。
最終更新:2023年12月10日 22:19