高速鬼

【名前】 高速鬼
【読み方】 こうそくき
【声】 石田泰誠
【登場作品】 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
【登場話】 ドン14話「みがわりジロウ」
【分類】 ヒトツ鬼
【憑依された人間】 高校生棋士の青年
【欲望】 将棋でもっと強くなりたい
【素体】 シソツ鬼
【モデル】 高速モデル
【スキン】 将棋駒GT
【ドロップ】 ターボレンジャーギア
【文字化け】 鬮倬?滓姶髫
【むかしむかし…】 青年の青春は学業と将棋の両立だったそうな…
【モチーフ】 ターボレッド、スーパーカー、将棋、暴魔獣、鬼
【名前の由来】 高速戦隊ターボレンジャー+鬼

【詳細】

「将棋でもっと強くなりたい」という願望を抱く高校生棋士の青年から生まれた高速モデルのヒトツ鬼

近未来的な意匠のスーパーカーのような将棋の駒のような形の将棋駒GTスキンを纏ったシソツ鬼
頭は虎を思わせるバンパーを模した鋭い牙とヘッドランプを模した輝く瞳を持ち、胸部鎧には「高」の一字を崩したような造形が施されている。

高速移動能力を持ち、ジグザグながらも正義のロード…ならぬ将棋ロードをどんどん突っ走る。
人を超えた将棋の鬼となった高速鬼は若さ全開の高校生達をターボの速さで将棋の駒に変えていった。

高速鬼になってしまったのは高校生棋士の青年。
具体的な情報はそれ以外一切不明だが、対局中相手の指し手を打開する案が浮かばず持ち時間を使い切ろうとしたためその焦りから欲望が一気に増大。
これによって憑依していたヒトツ鬼が実体となりモンスター化した。

勝負に立ち会っていた人々を追い回し、そこへ桃井タロウを失ったドンブラザーズがやってくるも、どこか精彩を欠く彼らを一方的に攻撃する。
さらにはその場にソノイ脳人三人衆も出現し、オニシスターを後ろから不意打ちしようとしたソノニの攻撃をソノイが防ぐという状況に混乱する面々を置いてその場から逃走した。

その後青年が通っていると思われる高校に生身の状態で出現。
元に戻ったのかと思いきや、一度暴走してしまった欲望は消えず、棋譜を呟きながら再び高速鬼となり生徒達を目から放つ光線で将棋の駒に変えていった。
そこへ駆けつけたはるか、真一だったが、高速移動でドンブラスターを避けまくる高速鬼に苦戦。
さらに脳人の3人まで現れ、ヒトツ鬼は放置で襲いかかってきたため、両者は追い詰められる。
ソノイらの攻撃を受けつつも、やってくる直前キビ・ポイントを使うことで消滅してしまった桃井タロウの復活を願った彼らは、ドンモモタロウが戻ってくる事を祈り、その思いが通じたのかいつもの神輿に乗ったドンモモタロウがやってくる。

消えたはずのドンモモタロウが再び現れたことに困惑するソノニとソノザ、さらには高速鬼までもが動きを止めていたため、
ロボタロウへアバターチェンジしたドンロボタロウの発動した心桃滅却・アバター光刃に両断され爆散。

なおも尽きぬ欲望が脳人レイヤーに積み重なることで高速鬼ングへと巨大化して復活した。

【余談】

モチーフとなったのは「高速戦隊ターボレンジャー」。

ターボレンジャーはシリーズ初の車系戦隊。
スーパーカーを思わせるスキンの形状なのは、将棋の駒に似ているから、とのこと。
超力鬼のように見た目先行で選ばれた模様。


なお、『HOFUKU-ZETTO』によると、『高速戦隊』の作風のイメージあり、縁が妖精の羽に見えるようデザインされている。また直後に登場する同じ自動車枠の『激走戦隊』のヒトツ鬼との差別化のため、こちらは車輪パーツが小さく作られている。

最終更新:2023年07月08日 17:24