アヅマ > 仮面ライダーダイモン

「Game On!」

【名前】 アヅマ/仮面ライダーダイモン
【読み方】 あづま/かめんらいだーだいもん
【声/俳優】 ケイン・コスギ
【登場作品】 Birth of Chimera
劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア
【所属】
【分類】 ギフテクス/劇場版限定ライダー
【変身アイテム】 キメラドライバー
トライキメラバイスタンプ
【モチーフ】 大ダコ、クロサイ、大ムカデ、悪魔

【詳細】

劇場版仮面ライダーリバイスに登場する劇場版限定ライダー、及びその変身者。
身体スペックや各種機能はヒーローwiki(外部サイト)リンク先を参照

アヅマは太古の昔地球にやってきた地球外生命体、ギフと契約を交わしてギフテクスとなった古代人。
赤石英雄」と名乗ることになる男性もまたアヅマと同じくしてギフと契約し、その再来を待ち続けて歴史の裏で暗躍していた。
ギフとの契約によって不老不死の肉体を得たアヅマは歴史の裏で邪悪な人間を粛清するために戦い続けていた。

長きにわたり一人で戦いを繰り広げた末、悪が滅びない世界と人間に絶望し山奥で隠遁生活を送っていたのだが、契約を交わしたギフが五十嵐兄妹らによって駆逐された影響で不老不死を保てなくなり、死期を悟ったアヅマは悪魔「シック」と出会い、彼の協力を得て現代に生きる人間達をジャッジするために活動を開始する。

起動したトライキメラバイスタンプギフの瞳を埋め込んだキメラドライバーに装填することで仮面ライダーダイモンへと変身する。
想像もできないほどの長い間様々な人間を暗殺していたことからあらゆる武器の扱いに長け、生身の戦闘力も凄まじく高い。

その卓越した格闘術を活かし仮面ライダーダイモンでは主に徒手空拳で戦い、凄まじい威力を持つ肉弾戦で相手を圧倒する。

彼が隠遁生活を選んだのは、不老不死故にいつの時代も現れる悪人の「処理」に疲れたのもあるが、何より愛する者がいても寿命の差から逃れられない死という別離に耐えられなくなったからであった。

ギフの末裔である五十嵐一家をターゲットにしたのも、ギフの細胞を持つ彼らから肉体の維持に必要な細胞を得るためであり、それをクローニングし仮面ライダー軍団を作ろうとしていたシックの思惑とは利害が一致していた。

長く生きすぎたため、人間の悪に触れ続けてきたが故に、彼は生きることを苦痛に思うようになってしまった。
しかし仮面ライダーアルティメットリバイとの激突を経て、肉体の崩壊が進んだことで変身を解除しつつも、一輝の「おせっかい」によりギファードレックスバイスタンプに格納されたギフの細胞を分けられることで一時的に持ち直す。
そして改めて変身した仮面ライダーリバイとの対決はお互いに必殺技を繰り出し引き分けに。

だが全力を出したアヅマの肉体は分け与えられた細胞の力でもその崩壊を止められず、最後の最後で「楽しさ」を得た彼は一輝のことを「my friend」と呼び消えていった。

【余談】

アヅマ役を演じたのは忍者戦隊カクレンジャーにてジライヤ/ニンジャブラック役として出演していたケイン・コスギ氏。
海外展開されたウルトラマンパワードではパワードに変身するケンイチ・カイ隊員役で出演(こちらが先)。
更にバトルファミリアで仮面ライダー役として出演したことで、日本における三大特撮作品全てでヒーロー(ウルトラマン、戦隊ヒーロー、仮面ライダー)に変身する史上初の快挙を成し遂げた

また、ゴジラシリーズでも出演経験があるため、東宝特撮作品を含めた四大特撮シリーズに出演したことにもなる。

後に昨年バハト/仮面ライダーファルシオン役で仮面ライダーセイバーに登場した谷口賢志氏もまた救急戦隊ゴーゴーファイブにて巽ナガレ/ゴーブルー役で出演し、セイバーにてファルシオンへ変身、2022年にて「ウルトラマンデッカー」でデッカー・アスミ役として出演しウルトラマンデッカーへの変身も行ったことで史上二人目となっている。

ちなみに谷口氏は仮面ライダーアマゾンズにて仮面ライダーアマゾンアルファに変身する鷹山仁役で出演しているため、ライダーへの変身回数でいえばケイン・コスギ氏を上回っている。
最も東宝特撮作品への参加経験はないため、四大特撮への出演達成はまだ未到達。

最終更新:2022年11月06日 03:35