【詳細】
世界を滅ぼし原初の状態、即ち「無」に戻すため
破滅の本を開き劇場短編の戦いを作り上げた張本人。
聖剣に選ばれた人物でありながら非常に危険な存在として
禁書と呼ばれる封印されし
破滅の本に封印されていたが、何故か復活してしまったと
タッセルは語る。
破滅から世界を止めるため、戦いを止めるために戦う剣士達と激突し、神山飛羽真の変身する
仮面ライダーセイバーと激突。
ワンダーコンボとなったセイバークリムゾンドラゴンとも渡り合う力を見せる。
争いを止めるためと言いながら自分自身はその敵と争っているという飛羽真らの現状の矛盾を突きつけるも、覚醒したセイバーがエモーショナルドラゴンへと変身するとその攻撃によって再び
破滅の本へと封印され回収された。
その後どこかの建物に安置され厳重な管理体制の元監視されることになったようだが、その周囲には似たような本がたくさん存在していた。
後に本編でもそこが登場し、
ソードオブロゴスの拠点の一つ
サウザンベースにある「禁書庫」と呼ばれる書庫であることが明らかにされた。
「いずれ本編に関わってくる」という公式側の発言通り、第34章にて
マスターロゴスの手によって復活を果たす。
その際ユーリとは同じ騎士団に所属していた事が明かされ、騎士団の仲間の裏切りによって妻子を殺されたことから
無銘剣虚無の力を手にし、破滅の本の力で世界を消滅させようとしたものの光剛剣最光と
闇黒剣月闇の原初の聖剣を使うユーリによって封印されていたことが明らかになった。
劇場短編で復活したのは
マスターロゴスによるもので、
全知全能の書を復活させるため
目次録を確実に顕現させるために必要な聖剣を11本、
ワンダーライドブックを19冊揃えるために封印中のバハトを復活させる必要があり、しかしこちらの思惑に従うとも思えなかったのでどうにかコントロールする手段を模索した上での行動だったと東映公式サイトにて明言された。
復活したバハトは聖剣を持つ剣士を憎み、完全復活したことから劇場短編登場時よりもパワーアップして飛羽真達と戦う。
マスターロゴスによって聖剣と本を奪われたため一旦は消滅するが、儀式が失敗したため復活。
マスターロゴスの目的に共感しているわけではないが、争いが収まらないのは今あるこの世界があるからだと称し、争いを無くすために世界を滅ぼすというスタンスのため根底的には世界滅亡を認めている。
【余談】
バハトを演じるのは仮面ライダーアマゾンズでの鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファの熱演も記憶に新しい谷口賢志氏。
救急戦隊ゴーゴーファイブにてゴーブルーこと巽流水(たつみ ながれ)役を演じた俳優であるが、流水とは違ったキャラクターでその演技もまたゴーゴーファイブでの彼を知っていた場合その差に驚くだろう。
いずれテレビ本編にも登場するようだが、劇場短編故に物語が20分しかなくそのキャラクター造形には謎が多く残された。
何せ復活して即剣士達との決戦である。
名前の由来は不明だが、バハトの場合語感が近いため
バハムート…だろうか。
ライダー名のファルシオンとはヨーロッパで用いられた刀剣の一種の名前であり、シャルルマーニュ伝説においてマルフィーザという人物が所持している刀の名前としても登場している。
最終更新:2021年09月08日 00:12