ナガバジーム

「私と子供達の全てをバグナラクに捧げます…」

【名前】 ナガバジーム
【読み方】 ながばじーむ
【声】 愛河里花子
【登場作品】 王様戦隊キングオージャー
【登場話】 第11話「怪奇!クモ仮面の男」
【所属】 地帝国バグナラク
【分類】 怪ジーム
【BMA】 オナガバチ
【異名】 昆虫界のパラサイトキング
【武装】 ランカンサーブル
【昆虫最終奥義】 パラサイトダイナマイト
【観察ポイント】 卵はンコソパデズタニジームと戦っている隙に寄生させていたようである。
【分布】 シュゴッダム(昼)
【好物】 寄生ラッシュ
【モチーフ】 オナガバチ、フェンシング選手、フェンシングのユニフォーム
【名前の由来】 ナガバチムシ+怪ジーム、虫の逆読み

【詳細】

体よりも長い産卵管を持つ虫「オナガバチ」のBNAを備えた怪ジーム

丸っこい鎧を上半身に装着し頭部は真っ黒なヘルメットを装着しているようだが、額にはオナガバチの羽をハチマキのように巻き付けている。
右腕部分はオナガバチの腹部を模したものだが、左手部分は蜂というよりは餌とする寄生対象の芋虫にも見える。
総じてカラーリング以外は蜂の怪人に見えにくいデザイン。

武器となるランカンサーブルによる針のように鋭い突きを得意とするが、ナガバジームの特性は大量の卵を相手に植え付け爆破することで大ダメージを与える能力を持つこと。
この昆虫最終奥義「パラサイトダイナマイト」は凄まじい威力を持ち、大量爆破によってレジェンドキングオージャーを合体解除に追い込み、各シュゴッド達にもかなりのダメージを与えていた。

実は第11話の時点で活動しており、ンコソパに出現したデズタニジームとレジェンドキングオージャーが戦っていた僅かなすきに接近して卵を植え付けることに成功させていた。
昆虫界のパラサイトキングの異名は伊達ではない。

なお産み付ける卵を作り出すという性質からか、この怪ジーム実はメスである。

【余談】

モチーフはオナガバチ。
名前からして「アシナガバチ」の怪人だと勘違いする視聴者がかなりいた模様。

昆虫綱膜翅目ヒメバチ科に属する寄生バチの総称であり、その名の通り体よりも長い産卵管を有する。
寄生バチというと蝶の幼虫を餌とするイメージが強いが、このオナガバチはキバチというハチ目ハバチ亜科に属する木材の内部に卵を産み付けるタイプの別手の蜂に寄生する。
木の内部を接触するキバチを餌とするため益虫扱いされることもあるという。
長い産卵管は幹の表面から内部にいるキバチの幼虫に卵を産み付けるためのもの。

巣を作るタイプの蜂ではないため、嬢王蜂の概念が無いものの、この怪ジームは女性怪人として登場した。

最終更新:2023年05月16日 03:17