マッドレックス・フューリー

「テール・トゥ・ノーズ…」

【名前】 マッドレックス・フューリー
【読み方】 まっどれっくす・ふゅーりー
【声】 神谷浩史
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【登場話】 バクアゲ28「光を振り切って」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」
【分類】 ハシリヤン斬込隊長?
【エンジン】 騒音ヘッド
【スピード】 一騎討ち最速
【カスタム】 怒りのデスロッド、ハシリ犬(ケン)
【ファーストラウンド】 コース/不明
【セカンドラウンド】 コース/不明
【ファイナルラウンド】 コース/不明
【ナンバー】 1979、1981、1985
【モチーフ】 エンジン、改造車、マッドマックス、犬
【ナンバーの由来】 マッドマックス各作品の公開年
【名前の由来】 マッドマックス、憤り(英:fury)

【詳細】

バクアゲ28にてディスレースが蘇らせたかつての大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」の斬込隊長が復活した姿。

左腕にハシリ犬が一体化した以外はほぼかつてのマッドレックスそのままだが、好戦的で気性が激しい生前の気質はディスレースの支配下にあるためか鳴りを潜め、命令に従うロボットのような状態にある。

ディスレースからは「マッド」と呼ばれていたらしいマッドレックスだが、両者がどのような関係だったのかは今のところ不明。

ブンブンジャーのテーマである「自分のハンドルは自分で握る」に反する状態にあるのが今のマッドレックス・フューリーとなる。

戦闘力そのものは生前同様だが、実は何らかの方法で自我を封印された状態にあるようで、バクアゲ29ではブンレッドとの戦闘中頭に攻撃を受けた際にはかつての人格が一時的に復活している。
しかしディスレースにとってはよろしくない事態であったため、再度の洗脳が施されて自我は沈められてしまった。

かつてのマッドレックスを知り、その生き様に惚れ込んでいるサンシーターにとっては、かつての敬愛する上司がせっかく生き返ったこともあり、ディスレースの支配下にある今のマッドレックスをどうにかして以前の彼に戻そうと試行錯誤を重ねていた。

バクアゲ30ではそれをメインに据えたエピソードが展開され、初めて地球を訪れた建物の屋上や、ブンブンジャーと戦った廃工場等を連れ回すも反応は芳しく無く。
悩んだ末サンシーターはブンブンデンジャーにより身元を隠蔽した状態で大也へ運びを依頼。

それによって洞窟へとやってきた大也の前に、マッドレックス・フューリーが置かれるも全く反応を示さず、必死の説得をするデコトラーデ達の様子から今のマッドレックスの事情を把握する大也だったが、その様子に感づいたディスレースの命令によって戦闘マシーンとして突如起動。

ブンレッドへとブンブンチェンジした大也と戦い始める。

その戦いを通して記憶が戻ることに一縷の望みを賭けたサンシーター達はやってきた射士郎らを足止めするためブンブンキラーロボに乗り込んだ上、錠からブンブンポリスらを奪い取るとそれを呼び出して武装しブンブンキラーロボポリスへと換装。
ブンブンジャーロボモンスターと戦い始める。

一方洞窟内で激しい戦闘を繰り広げるマッドレックス・フューリーとブンレッドだったが、事情を把握した大也もマッドレックスが元の彼に戻るよう言葉を発しながら戦っていく。
しかし戦闘マシーンと化したマッドレックス・フューリーの力は凄まじく、ブンレッド119へパワーアップしても圧倒されてしまう。

時間を稼ぐため必死に粘るサンシーター達だったが、ブンブンジャーロボナイトのスピードを捉えられずついに敗北。
しかし洞窟の空いた部分からブンブンジャーロボナイトを見上げたマッドレックスはかつての戦死した瞬間の記憶がフラッシュバック。

苦しみながらその場から消え去った。

そうしてディスレースの元へと戻ったマッドレックス・フューリー。
しかし何やら纏う空気の異常にディスレースも気がついたのか、自分たちの行動は無駄だったのかと自問自答しつつもそれでも尊敬する上司の完全復活を諦めないサンシーターへと視線を走らせるマッドレックス・フューリーは、左手のハシリ犬が小さく鳴き声を発するのだった。

――――パラリラ、パラリラと。

【余談】

マッドレックスの復活はブンブンジャー3rdラップの情報公開と共に公式側から示唆されていた。

「フューリー」は狂乱や激怒等を意味するが今のマッドレックスはそれに反する状態にある。
ちなみにマッドレックスの名前の由来となったマッドマックスシリーズは彼が戦死した後の5月に最新作として「マッドマックス:フュリオサ」が公開されている。
フュリオサは「怒れる女性」を意味するが、劇中の登場人物にして主役の名前である。

ビジュアルとして左腕が金属製の義手を装着しているあたり、復活後左手にハシリ犬が一体化した今のマッドレックスの元ネタになっている可能性が高い。

最終更新:2024年09月24日 04:50