【詳細】
様々な惑星を自分達の縄張りにして、次のターゲットとなったのが地球。
たまたまターゲットにされたのか、何らかの選定基準があったのかは今のところ不明。
「切込隊長」、「改造隊長」等「◯◯
隊長」という肩書を与えられている者達がおり、従来のスーパー戦隊シリーズ等で言うところの”幹部”としての立場である模様。
アホみたいな名前に反して惑星侵略そのものは手広く行っており、地球以外にもいくつもの惑星を支配下においている。
ならず者たちで結成されているだけあって直接的な武力侵略はもとより、人質を取ったうえでの支配権の譲渡といった恫喝、恐喝もお手の物。
劇中では劇場BOON!に登場した
惑星トリクルの他、振騎玄蕃を名乗っていたゲンバード・デ・リバリー二世の故郷である
惑星ブレキもまた銀河通販王として名高い彼の父であるその星の王を無実の罪で投獄し支配下におき、惑星ブレキで手掛けていた宇宙通販事業を乗っ取って利益を得ていることが語られている。
そしてついに登場したハシリヤンのボス。
総大将ならぬ”走”大将
ワルイド・スピンドーの参戦によって、上記の被害はまだ大人しいものであったことが判明するのだった。
【余談】
名前は走り屋とエイリアンのアナグラムと思われる。
やたら長い前置きに関しては中盤で判明したマフィアじみた外領土侵略の手腕から、暴力団を用いて「だいそうりょくだん」としているのではないかと見る意見もある。
幹部たちの名前の由来はそれぞれ「
マッドマックス」、「
キャノンボール」、「
デイズ・オブ・サンダー」とカーアクション映画から取られている。
他にもハシリヤンと関わり、有効的ないし協力関係となった人物達の名前も「特攻野郎Aチーム」や「
ナイト・ライダー」など海外ドラマをモチーフにしている模様。
車系戦隊の敵としては宇宙からの侵略者なので、必然的に
激走戦隊カーレンジャーの
宇宙暴走族ボーゾックが思い起こされる。
また
炎神戦隊ゴーオンジャーに登場する敵組織が男2人+女性1人の幹部達で、後に上位層が参戦してくるなど、そういった要素も垣間見える。
バクアゲ1の段階で既に
サンシーターという名称の幹部達が登場しているなど明らかに上位層がいることが示されているため、ボーゾックのように宇宙からやってきたガイアークのようなタイプの人員構成といった形か。
怪人枠はその場で作り、巨大化には特殊成分が関わるなどガイアークに近い部分も。
惑星にとどまらず宇宙全体の犯罪を取り締まる組織があり、ハシリヤンが支配体制を広げる犯罪組織という点で見れば
特捜戦隊デカレンジャーを思わせる部分がある(宇宙警察と
アリエナイザー、もしくは犯罪のための商品を扱う死の商人アブレラなど)ものの、決定的に違うのは取り締まる側である警察組織もまた、犯罪組織側に実質的に下ってしまっているという点であろう。
最終更新:2025年02月01日 02:04