サッカーボールグルマー

「オレより上手くて、早くて、スゴいだとォ――――!?」

【名前】 サッカーボールグルマー
【読み方】 さっかーぼーるじむぐるまー
【声】 伊丸岡篤
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【登場話】 バクアゲ41「預ける背中」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」
【分類】 パワーアップ苦魔獣/ハシリヤンユナイテッド
【点火された魂】 燃えるサッカー魂
【エンジン】 黒と白のサッカーボール
【スピード】 ドリブル最速
【カスタム】 アルマゲドンシュート、フィールドチェンジ
【ファーストラウンド】 コース/サッカーフィールド
【ファイナルラウンド】 コース/山のフィールド
【ナンバー】 2103
【モチーフ】 サッカーボール、サッカーシューズ、サッカー選手
【ナンバーの由来】

【詳細】

ワルイド・スピンドーが黒と白のサッカーボールの燃えるサッカー魂を点火(イグニッション)して納車されたパワーアップ苦魔獣

白ベースで青と赤のラインが入ったユニフォームに身を包んだサッカー選手のようだが、頭はサッカーボールそのものでそれを奪い取ろうとするかのように3つのシューズが異なる方向から差し出された様子をユニフォームとして落とし込んだ姿。
サッカーシューズが左右の肩アーマーとなり、顔面は上から見たシューズそのもので、サッカーボールを蹴り出す瞬間そのものを切り取ったようだ。
両眼は顔面に張り付いたシューズの縫い目の一部であり、サッカーボールが地球にも見えることからワルイドの「地球を足蹴にする」考えが透けて見えるかのようだ。

スーパーグレートジムグルマーと共にハシリヤンユナイテッドというチームを組みブンブンジャーと戦うことになるが、自身がハシリヤンユナイテッドのエースにして実況者という両立が難しいポジションをこなす。
試合内容の実況は製造者であるスピンドーに対するごますりであり、エースとしての試合運びは勝つためには手段を選ばなず、あらゆる方法を駆使して勝利を生み出そうとする。

マイクも通さずに実況しつつサッカーをするあたり体力は相当のもので、その優れたフィジカルから繰り出される必殺技「アルマゲドンシュート」はキーパーごとボールをゴールに叩き込む凄まじい威力を持つ。
ただその見た目が地面に置いたボールに対し、一度ジャンプしたサッカーボールグルマーが上下逆さまとなってヘディングシュート、打ち出されたボールは上空へと飛び上がり、まるで隕石の如き質量を持ってゴールに突き刺さるというもので、劇中では正面からしか描写されていないが横から見たらどういう軌道なのかをぜひこの目で見てみたい豪快かつ意味不明な大技。W(ホワイト)ボール的な?
さらに両眼を光らせることでゴールポストを任意の場所に転移させる「フィールドチェンジ」という空間操作能力も持ち、これによって相手の得点を妨害し一方的な試合運びが可能となる。

――――最も、フィールドチェンジは自分側のゴールだけを動かすということができないのが欠点。
さらにはキーパーごと強制転移させるため、ゴールポストが時にとんでもない地点に飛ぶとキーパーがそれに対応しなければならず、連携を取るべきキーパー側との意思疎通をしている場面がないためかなり振り回されてしまう羽目になる。
フィジカルに優れたスーパーグレートジムグルマー故に何とかなっていた面があるが、バスケゴールと一体化したり、どこかのカーショップに置かれたタイヤがゴール扱いになる等、カオス極まりない試合が展開される。
なお適用ルールとなったビッグバンサッカー…もとい宇宙で行われるサッカー試合ではこの手の展開は日常茶飯事らしい。どういうこと。

苦魔獣故にそのエネルギーはギャーソリンのようだが、フィールドチェンジした場所に巻き込んだ人々の恐怖心等からギャーソリンを回収している描写が有り、どうやらフィールドチェンジは多量のエネルギーを消費する模様。
そのため連発しすぎたあまり、最終的にはフィールドチェンジできなくなってしまったようだ。

【余談】

モチーフはサッカーボールと、サッカーシューズ、ユニフォーム等。

声を担当した伊丸岡篤氏は手裏剣戦隊ニンニンジャー西洋妖怪ドラキュラを担当して以来の出演となる。
他には烈車戦隊トッキュウジャーバクダンシャドーや、仮面ライダーオーズ/OOOウニアルマジロヤミーを担当していた。
サッカーボールと爆弾、丸っこい物体をモチーフとした怪人を2体担当することになったのは興味深い。

最終更新:2025年05月04日 03:33