【名前】 |
ワルイド・スピンドー |
【読み方】 |
わるいど・すぴんどー |
【声】 |
遊佐浩二 |
【登場作品】 |
爆上戦隊ブンブンジャー |
【登場話】 |
バクアゲ34「夢を運ぶクルマ」 |
【所属】 |
大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」 |
【分類】 |
ハシリヤン走大将 |
【エンジン】 |
不明 |
【スピード】 |
不明 |
【カスタム】 |
不明 |
【ファーストラウンド】 |
コース/不明 |
【セカンドラウンド】 |
コース/不明 |
【ファイナルラウンド】 |
コース/不明 |
【ナンバー】 |
不明 |
【モチーフ】 |
マイケル・ジャクソン |
【ナンバーの由来】 |
不明 |
【名前の由来】 |
ワイルド・スピード |
【詳細】
赤いジャケットを身に着け車両のマフラーが金髪の如く配置され、両眼はライトの如く怪しい光を放つ姿であり、他のハシリヤン達と比べても人間に近くスマートな体躯を持つ。
ハシリヤンのトップにありながら大銀河警察に逮捕され、監獄惑星に服役中という衝撃的な初登場を果たしたが、実は大銀河警察とは癒着しており組織の運営は大番頭である
グランツ・リスクに任せているものの、監獄惑星の中では豪奢な専用スペースで優雅な生活を送っており、どう見ても服役中には見えない。
大銀河警察の面目を保つためにも、形だけでも収容している扱いなのだろうが、そのあたりからもスピンドーの影響力の強さがわかるだろう。
また彼の専用スペースには外部から人を呼ぶことも可能であり、劇中ではなんと捕まっているわけではないハシリヤンの
追跡隊長を直々に呼びつける等、最早監獄とはなんぞやというべき光景が繰り広げられていた。
斬込
隊長である
マッドレックスからは「宇宙より遥かにデカい器を持つお方」と称し高い忠誠心を抱いている。
マッドレックス以外の隊長達からの評価は不明だが、グランツの補佐があろうとしても「
マッド」、「
キャノン」、「
ディス」と愛称で呼んでいる等それぞれの個性も把握しているようだ。
さらに
マッドレックス・フューリーは「スピードの向う側」と意味深な発言をしている。
ハシリヤンが組織をあげて全宇宙から
ギャーソリンを集めているが、集めたギャーソリンは全てスピンドーのエネルギー源になっていることがバクアゲ36にて判明。
炎先斗がそのことを知っていたあたり隠すことはせず、オープンにしているようだが、人々の悲鳴を糧にどんどんその力を増し、永遠に生き続けるその性質はまさに宇宙に巣食う魔王に相応しい。
かつてはただの宇宙人の一人、ハシリヤンを立ち上げしたばかりの時期は知名度も力も無かったが、目をつけた人材を取り込む手腕は素晴らしくメカニックの才能を持つ
ブンドリオ・ブンデラスを配下を使ってレギュレーション違反によって
ビッグバングランプリの参加資格を失わせ、すべてを失ったブンドリオに対して言葉巧みに誘いをかけ配下としていた。
苦魔獣誕生のシステムを開発したのはブンドリオであり、裏方として参加していたためかほとんどの隊長クラスは彼の存在を知らなかったものの
ディスレースのみブンブンジャーロボ状態のブンドリオを見て既視感を覚える程度であった。
ブンドリオは上記のマッチポンプや、ハシリヤンという組織を通してスピンドーがしている邪悪な事業に気がついたため大銀河警察を通して投獄したものの、
追跡隊長を仕向け命を狙ったもののかろうじて生き延びた彼は地球へ不時着。
そこで範道大也と出会い、再びビッグバングランプリにレーサーとして参加するという夢を追いかける決意を固める。
――――だが、バクアゲ34にて
ディスレースの調査によって始末されたと思われていたブンドリオの生存が判明すると、始末し損ねた虚偽の上に報告を上げたと判断された追跡隊長が言い訳も虚しく処刑されてしまう。
そしてスピンドーのターゲットがブンドリオのいる地球に向けられるのだった。
ブンドリオを「ブンの字」と呼ぶものの組織を裏切った上自分を監獄送りにした彼のことをスピンドーは当然よく思っていない。
しかしハシリヤンの旗揚げ当時からの付き合いであったブンドリオに対して、単純な憎しみを超えた執着を感じるのもまた事実。
地球に来てからブンドリオが大也と共に築き上げてきたブンブンジャーは特に入念に潰そうと画策している。
ハシリヤンを立ち上げてから数年程度しか経過していないようだが、大銀河警察上層部との癒着に加え、
ビッグバンサッカーの会長を努めめもんチームであるパルス・エースも掌握済み。
さらにはブンドリオの夢である
ビッグバングランプリも既に手中に収めており、ビッグバンサッカーも含めさまざまな試合の勝ち負けで生じるギャーソリンを手に入れるため、そういった競技にも手を伸ばしている等幅広く、時に無節操に見えるほどその魔の手は宇宙に広がっている。
ハシリヤンという組織の巨大さもさることながらその頂点に座りふんぞり返っているわけでなく、時に自分自身も現場に出向くフットワークの軽さもまたスピンドーの邪悪さを助長しているとも言える。
地球において国際宇宙対策機構、通称
I.S.Aもスピンドーへの協力姿勢を見せており、本来は地球外生命体への対策を講じる国際組織であるはずが裏ではハシリヤンと繋がりその利益を独占しようと手を回す等、そのカリスマ性はとどまることを知らない。
「あちこちで戦争の匂い、貧しさの匂い、最高のギャーソリンの匂い」と地球を評価し、「星中の悲鳴」を喜ぶその姿勢は大也からも地球の敵だと断じられている。
【余談】
モチーフはマイケル・ジャクソン。
特定の車両やパーツ等ではなく、特定の人物がモチーフとなっているあたりスピンドーの特別扱いが見て取れる。
マイケル・ジャクソンは若い頃スピード違反で捕まったことがあり、その経験から作曲もしている経験がある。
また「バブルス君」という愛称のチンパンジーを飼っていた時期があり、シャイシャイ・サルカーのモチーフは恐らくそれ。
彼が初登場時監獄に居ながらも豪華な生活を満喫していたのは、海外マフィアが刑務所内に帝国を築き上げ何不自由無く生活しているのを参考にしたとされている。
名前はカーアクション映画の一つ、「ワイルドスピード」。
「悪(ワル)」と回転を意味する「スピン」が含まれている。もっぱら「スピンドー」と呼ばれているあたり、スピンドーが名前の模様。
最終更新:2025年01月06日 04:16