青春ノーワン

【名前】 青春ノーワン
【読み方】 せいしゅんのーわん
【声】 中野泰佑
【登場作品】 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー
【登場話】 第24話「学園を騒がす快盗さ」
【所属】 ノーワンワールド<ブライダン>
【分類】 ノーワン怪人
【取り込んだ人間】 慧海学園・教頭
【願い】 「生徒の青春を見守りたい」
ナンバーワンバトル 青春ナンバーワンバトル
【勝者】 ゴジュウイーグル・青春ナンバーワン
【秘技】 青春の輝き
【生成ワード】 青春、初恋、友情、人間、ナンバー1
【混じってしまった要素】 センジュナマコ→「青春」「友情」の誤変換
【モチーフ】 青春、センジュナマコ、夕日、ギター等
【名前の由来】 青春+No.1の読み替え

【詳細】

慧海学園・教頭の「生徒の青春を見守りたい」という願いを元に生成(ジェネレイティブ)されたノーワン怪人

夕日とそれを背景に遊ぶ学生という光景を切り取ったような顔面、キャンプファイヤーとギターのような左腕、ジーパンのような右腕、胴体部分はセーラー服と学ランのようで、首周りには渡り廊下のようなパーツを持ち、男女交際や夕日を背にはしゃぐ学生など学校を舞台とした青春の一幕を組み上げて作ったオブジェのような姿を持つ。
それに混ざってしまったセンジュナマコがのしかかったような、ロン毛のギタリストのような不思議なシルエットを構成している。

慧海学園に入り込むと生徒たちを「青春の輝き」で洗脳することで、永遠に青春を遅らせながら学園に閉じ込めた。
元々同学園の教頭を取り込んでいることで、生徒達には青春の輝きの能力によっていつもの教頭のように見えており、学園から出られずひたすら青春と言う名の牢獄に囚われ生活する羽目になっていることに気づかせない。

実際はただすぎる時間を「青春」という耳障りの良い言葉で覆い被せているに過ぎず、洗脳した学生たちから本来過ごすはずだった本物の青春を奪い取っている極悪人。
自分の行動は正しいものであると疑わないものの、念には念を入れる形でアーイーアイアイザーの操縦者を学園に紛れ込ませ潜ませると用心深い。
さらには生徒会長であり学園ポリスのリーダーである晴渡一輝を教頭に扮して協力を取り付け、自身に歯向かう輩は徹底排除している。

角乃の元に学園から逃げ出すことに成功した学生が依頼を持ち込んだことでゴジュウジャーにその所業が知られ、学園への侵入を許すも吠え、竜儀、陸王を青春の輝きで洗脳することで手駒としつつ、角乃や禽次郎達が学園の校長であった晩堂深也によって救出されると誰が一番青春を謳歌できるかを競う「青春ナンバーワンバトル」を仕掛けた。

洗脳された生徒達は自分自身の言動に対して全く違和感を持たず、家族にまでその効果が及んでいるため半年間青春と言う名のただの学園生活を送っていても表沙汰にならなかったのはそれが理由である。

ただゴーカイジャーのセンタイリングの力でレンジャーキーとなった後、ルパンレンジャーのリングの力で解放されるという手順を経ることで洗脳効果が解除されるため、晩堂はルパンレッドにエンゲージしては青春洗脳された生徒をコツコツとレンジャーキーへ変化させては救出していた。

【余談】

モチーフは「青春」と何故か混じってしまった枠として「センジュナマコ」。
恐らく「青春」と「友情」を続けて入力しようとして誤字ったのではないかと見られる。

外見は「学園で行われる青春活劇」を要素要素に分解してオブジェにしたようなもので、混じってしまったセンジュナマコが上から覆いかぶさる形となっている。

センジュナマコとは推進3000mから6000m深海に生息するナマコの一種であり、体表面に何本も突起が生えているような見た目を持つ。
海流に流されないための突起とも言われるが、実際にはよくわかっていないらしい。
海底の砂に潜む微生物や、生物の死骸、マリンスノー等を食べ深海の環境を整えているとも見られている。

深海とは光が届かない闇に覆われた環境であり、要は暗がりであるそんな環境に住まうセンジュナマコが混じった青春ノーワンが作り出すのは青春という光を餌に他者を閉じ込める暗黒の世界というのがなんとも皮肉である。

声を担当した中野泰佑氏は仮面ライダーガッチャードへ出演して以来の参加で、怪人役としては初。

最終更新:2025年10月16日 01:50