エル
???/Female/167cm/???
ヴェーネと同じ姿を持つ謎の女性。
唯ヴェーネとの接触は殆ど無く、主にオーファと対話を行う。
オーファ同様ヴェーネと瓜二つの容姿を持つ謎の女性。
物語の中でオーファと何度か対話しているが、会話の内容から察するに彼女との中は悪い様子。髪と目の色は紫。
性格もヴェーネやオーファとは全く異なり、傲慢かつサディスティックで常に不気味な笑顔を浮かべており、どこか禍々しい雰囲気が漂う。
物語の後半からは姿を見せなくなるが、終盤で重要な
キャラクターとして再登場する事になる。
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ネタバレ |
正体は、ヴェーネが自分の運命を放棄したいと願った事で生まれた彼女の別人格「リフューズ・セラフィックブルー」。彼女の名前の由来は「Refuse(=拒絶)」の頭文字「R」をドイツ語読みしたもの(R(アール)のドイツ語での発音が「エル」)。
かつてヴェーネがジークベルトの元で「救世の道具」としての教育を受けていた際に生み出され、一度だけだがジークベルトの前でエルの人格が出ていたこともあった。ジークベルトはエルの存在に気付いた後それを密かに観察して記録につけており、更には彼女の正体についても考察していた事が物語終盤で明らかになる。
最初のうちはヴェーネの負の感情やセラフィックブルーとしての運命を拒絶する気持ちを一手に引き受ける存在であったが、徐々にヴェーネの負の感情を糧として力を増し、遂には「形而下の存在」を獲得し個の存在となる(ジークベルトの記録によれば、この時点で彼女の存在はガイアキャンサーに近いものになっていたらしい)。
しかし オリジナルヴェーネの死後、セラパーソンクローニングが行われ魂がクローンの肉体に移植される際に魂から分離した魂の一部(オリジナルヴェーネの残留思念)によってヴェーネから引き離され、オリジナルヴェーネの体内に封じられていた。そのため本来はヴェーネとオリジナルヴェーネが融合した際に存在回帰波動に飲み込まれて消滅するはずだったが、実は密かに精神を外に飛ばして エンデと接触しており、後にエンデがオリジナルヴェーネをガイアキャンサーと結合させた事でオリジナルヴェーネの肉体から離れ、消滅を免れ生き残り、逃げ出す間際にジークベルトを殺害する。その後は実体を手に入れ、ケインらクルスク一家に力を貸してソウルホームへ侵攻。星の死の前駆症状「アイシャの空」を引き起こし、自らも「魂たちの揺籃」の最深部でヴェーネを待ち受ける。
最終的にはヴェーネに倒され、これによってガイアリバースを妨げる障害はすべてなくなったはずだったが…
人間関係
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最終更新:2014年09月04日 00:14