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ACID特性

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トランザクション処理において必要とされる4つの要素。
A:処理の塊は「全部する」か「全部しない」のどちらかで、「1個だけする」はない。
C:処理に矛盾があってはいけない。
I:処理中は他に影響されず、また影響しない(鶴の恩返し機織り状態)
D:これがよく分からない。。。

ACID特性
ACID特性とは、トランザクション処理において必要とされる4つの要素、Atomicity(原子性)、Consistency(一貫性)、Isolation(独立性)、Durability(永続性)を頭字語で表したものである。

「A」はAtomicity(原子性)である。これは、一連の処理は、全体として実行されるか、実行されないか、どちらかであることが保証されることを指す。

「C」はConsistency(一貫性)である。これは、処理結果がある条件や整合性を保つことが保証されるという意味である。

「I」はIsolation(独立性)である。これは、その処理について、結果だけが他から見ることができ、実行中の途中状態が他へ影響することが無いということである。

「D」はDurability(永続性)である。これは、その処理が完了したという結果を受けた段階で、結果は失われることの無い永続的なものとしてデータベースに記録されている、ということを指している。

トランザクション処理では、データベースにおけるデータの一貫性を保証するため、一連の処理全体を一個の処理単位として管理している。このとき、ACID特性が遵守されていることが、データの一貫性を保証するためには不可欠とされている。
(FROM BINARY IT用語辞典)
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