武装神姫SSまとめ@wiki内検索 / 「ねここの飼い方・劇場版 ~十一章・終焉~」で検索した結果
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ねここの飼い方・劇場版
≪ねここの飼い方・劇場版≫ ねここの飼い方・劇場版 ~序章&一章~ ねここの飼い方・劇場版 ~二章~ ねここの飼い方・劇場版 ~三章~ ねここの飼い方・劇場版 ~四章~ ねここの飼い方・劇場版 ~五章~ ねここの飼い方・劇場版 ~六章~ ねここの飼い方・劇場版 ~七章~ ねここの飼い方・劇場版 ~八章~ ねここの飼い方・劇場版 ~九章~ ねここの飼い方・劇場版 ~十章~ ねここの飼い方・劇場版 ~十一章・終焉~ ○劇場版は以下の作家さんとリンクしております 岡島士郎と愉快な神姫達 神姫狩人 HOBBY LIFE,HOBBY SHOP 武装神姫のリン 凪さん家の十兵衛さん 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン 師匠と弟子 トップページへ戻る -
ねここの飼い方・劇場版 ~十一章・終焉~
...スト!?」 ねここの飼い方・劇場版 ~十一章~ 塔より全周波に渡って通信が流されてくる。 その声はそれなりに若い男の声だ。だが声質は歪み、他者を憎しみ蔑む様な雰囲気を滲み出させている。 『どうかね、正義の味方気取りの愚かな武装神姫ども。 その正義気取りにお答えして最高の舞台を用意して差し上げたよ。 友人を打ち倒して世界を守る、か。それとも倒され朽ち果て、我等の手先になるか。お前たちの運命はそれだけだ。』 塔の前に佇むエスト。……いや、今はガンシンガーと言うべきだろう。 彼女の全身はブリガンディモードになったガンシンガーと一体化していた。 「エストちゃん、どうしちゃったの!?」 思わず叫ぶねここ、だが彼女は一切の反応を示さない。その目に輝きは鳴く、ただ命令に従うだけの殺人マシーンのような虚ろな目。 『彼女は思った以上に頑強だったがね... -
wiki相関図 最新投稿対応状況
wiki版キャラクター相関図最新投稿対応状況 2007年4月5日時点で、以下の話までは確認しています。 主に相関図の進度確認用のメモ。 もどる Mighty Magic インターバル6 神姫たちの舞う空 コンタクトイエロー CROSS LO[A=R]D 14話 神姫狩人 第五話 武装神姫のリン 3章第20話 凪さん家シリーズ 凪さん家の十兵衛さん第十二話 真・凪さん家の弁慶ちゃん 第一話 凪さん家の弁慶ちゃん/0 TR-2 凪さん家の弁慶ちゃん 3話 ねここの飼い方 そのじゅうよん 劇場版~十一章・終焉~ ねここの飼い方・光と影 ~十章~ 岡島士郎と愉快な神姫達 第十三話 外伝第一話 『不良品』 師匠と弟子 明日の為に、其の... -
ねここの飼い方・劇場版 ~十章~
...掛かった。 ねここの飼い方・劇場版 ~十章~ 「……これです、ね」 あの攻撃を凌ぎ、なんとか森林に隠れるメンバー。 ココちゃんと雪乃ちゃんのぷちマスィーンズを偵察に出し、その情報分析を行う私たち。 ぷちマスィーンズが得た情報はこちらのコンソールにも現れる。 『トレーラー……いや、装甲車みたいだけど』 映像には平地に一定感覚でビッシリと敷き詰められている装甲車の群れを映し出していた。コクピット部分にはアムジャケットが搭乗している。 『コイツは……ランドバイザー・ベヒモスか。 アムテクノロジーが発売したシロモノで、装甲車形態からブリガンディモードへ変形。 変形後は4門のデバステイトキャノン“ミョルニル”を装備する、火力は戦艦級とまで言われた移動砲台だ』 『この状況だと厄介ですね……目的地までおよそ2000。 先程撃ってきた射程から考えても、この距離... -
ねここの飼い方・光と影 ~一章~
「……ただいま」 そう呟きつつ、私は自らの家の玄関を潜る。 だけど……それは無駄なこと。 私が望む声が、コトバが返ってくる事はない。 「おかえりなさい」 ふと、そんな声が聞こえた気がする。 だけど其れは、自分の持つバッグの中から聞こえてきている。 「貴方なんかに、言ってほしくない」 「……出過ぎた事をしました、アキラ」 私は帰る、自らの家へ。 誰もいない……家へ…… ねここの飼い方・光と影 ~一章~ 「亡霊神姫?」 そのある意味滑稽なキーワードに、思わず飲んでいた紅茶でむせっかえりそうになってしまった私。 「えぇ。この前ココが負けた娘がちょっと気になったので調べてみたのだけれど、 その娘……黒いアーンヴァルの“ネメシス”ちゃんはそういう二つ名で呼ばれているみたいなの」 彼女…戸田静香さん…はそう続ける。 「十兵衛ちゃんも倒されちゃうし、... -
ねここの飼い方・その絆 ~一章~
人影の消えた町並み。 街も空も冷たく重たい雰囲気を纏い、ザーザーと耳障りな雨音のみが空間を支配しているかのよう。 そんな中、傘もささず、雨に濡れるに任せたまま、ただただ悄然と力なく地面を見つめながら歩く1つの人影。 愛くるしい大きな瞳を持ち、まだあどけなさの残る、美少女といって差し支えないほどの整った顔立ちをしている。 だけどもソレは人と呼ぶにはあまりにも小さく、人の十分の一以下にしか見えないサイズ。 それはまるで人形のような、か細く小さな存在。しかし、人形ではない。彼女は1人で歩いている。 だが、その瞳に光は無く、足取りは機械的ですらあり、その印象は可憐な妖精ではなく……壊れかけたマリオネット。 やがて、人であれば問題が無いほどの、極僅かなアスファルトの隆起に足をとられ、そのまま力なく倒れこむ少女。 「……なさぃ…………ごめん…………」 光... -
ねここの飼い方・光と影 ~十章~
「私の愛機、"ネオボードバイザー・ガンシンガー”この力で貴方に……貴方に!」 それは本心、それとも虚心? 「そして……この力も、使わせて貰います!」 同時にガンシンガーの後部より射出煙が舞い上がる。失われた左腕を、新たな姿へと変貌させる為に。 「それ、ねここのっ!?」 彼女からは悲鳴にも似た、驚愕の音律が発せられる。 「そう。貴方から得たデータを元に、私が再構成した貴方の牙、"ヤンチャオ”……いえ、ねここフィンガーと言ったほうが、宜しいでしょうかね」 ねここにより、切断された腕。 それを補うのは、ねここより奪った腕。 但しその色は、私と同じ漆黒と血のような鮮やかな紅に彩られていて。 ねここの飼い方 光と影 ~十章~ ハイパーチャージャーが唸りを上げ、鋭く煌びやかな放電現象が、闇の世界に映え渡... -
ねここの飼い方・その絆
≪ねここの飼い方・その絆≫ ねここの飼い方・その絆 ~一章~ ねここの飼い方・その絆 ~二章~ ねここの飼い方・その絆 ~三章~ ねここの飼い方・その絆 ~四章~ ねここの飼い方・その絆 ~五章~ ねここの飼い方・その絆 ~六章~ ねここの飼い方・その絆 ~七章~ ねここの飼い方・その絆 ~八章~ ねここの飼い方・その絆 ~九章~ ねここの飼い方・その絆 ~十章+エピローグ~ トップページへ戻る -
ねここの飼い方・光と影
≪ねここの飼い方OVA・光と影≫ ねここの飼い方・光と影 ~序章~ ねここの飼い方・光と影 ~一章~ ねここの飼い方・光と影 ~ニ章~ ねここの飼い方・光と影 ~三章~(18禁 ねここの飼い方・光と影 ~四章~ ねここの飼い方・光と影 ~五章~ ねここの飼い方・光と影 ~六章~ 改訂版 ねここの飼い方・光と影 ~七章~ ねここの飼い方・光と影 ~八章~ ねここの飼い方・光と影 ~九章~ ねここの飼い方・光と影 ~十章~ ねここの飼い方・光と影 ~エピローグ~ ねここの飼い方・光と影 ~おまけ~ ○『光と影』は以下の作家さんとリンクしております 凪さん家シリーズ 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン 僕とティキ? HOBBY LIFE,HOBBY SHOP 武装神姫のリン... -
ねここの飼い方・その絆 ~十章+エピローグ~
「ねここは……もぅ……」 地響きの様な足音を巻き起こしながら、ゆっくりと威圧的な足取りで近づいてくる疾風。 「もぅなんや? 子猫ちゃんから、もーもー鳴く丑にでもクラスチェンジでもしたんかいな」 美味しそうな獲物を前に、猛獣の血が、食欲が騒ぐのか、ニヤニヤと悪趣味な笑みを浮かべている。 「もう……自分に、負けないっ!」 次の瞬間、タイヤが地面を抉り土砂を巻き上げるほどの唸りをあげ、怒涛のパワーで逆に突進をかけるねここ。 「丸見えやでっ!」 だけどその突進には、先程まで滑らかな動きは全く見られず、加速も背中のスラスターとのタイミング連動が完璧ではなかった為に、相乗効果のない力任せの挙動となり鋭さも失われてしまっていた。 「にゃっ!?」 疾風は挙動の鈍った弾丸を真っ向から受け止め、そのままガッチリと組み合う2人。 いや、この場合組み合うというよりも、ねここが捕まっ... -
ねここの飼い方・劇場版 ~序章&一章~
...れた…… ~ねここの飼い方・劇場版~ ミィ~ンミィ~ンミィ~ン、とセミの鳴き声が暑苦しく聞こえる頃。 「あ~つ~ぃ~の~……」 「暑いですね……」 「暑すぎるわね……」 私たち3人はノびていました。夏休みに入ったばかりなのに、その日は運悪く点検による一斉停電の日でして。 そして更に運が悪いことに、地獄のような暑さだった……温度計をみると目眩がしそうな気温を指している。 という訳で私たちは居間に倒れこむようにしてぐったりと。 「ねここ~、雪乃ちゃぁん。お昼どうするぅ~……?」 べっちゃりと床に這い蹲る格好でそういう私、でも冷たいものしか食べたくないわ…… 「ねここ~ぉ~、カキ氷ぃ~……」 「いいわねぇ……でもウチには電動式のしかないのよ」 それを聞いて、へにょりとたれるねここ。私も同じ気分だけどねー……トホホ。 「あーもー……こうなったらエアコンの効... -
妄想神姫
...常日記 神姫の父氏 ねここの飼い方・劇場版 ねここのマスター氏 徒然続く、そんな話。 碧鈴の持ち主氏 凪さん家シリーズ チアキ氏 2036の風 「風」の人氏 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン ドキドキハウリンの中の人氏 剣は紅い花の誇り ぬえ氏 EXECUTION ―Requiem for Illegality― 穂刈氏 神姫ちゃんは何歳ですか? 優柔不断な人(仮)氏 狛犬はうりん劇場 参拝客氏 また、一部“2007年に実在した”ニュースを引用しています。 ※著作権上問題だと判明したので、見出しは撤去致しました。 ご意見等が有りましたら、こちらよりどうぞ。 閲覧: - 本日: - 昨日: - 最終更新日:2008年02月15日17時49分38秒 初回更新日:2007年01月16日 本編終了日:2008年01月25日 当頁及び関... -
凪さん家の十兵衛さん
凪さん家の十兵衛さんのお品書き あらすじ ある日、専門学生の凪千晶は一体の武装神姫を拾う。 過去の忌まわしい記憶から逃げ出そうとするその神姫に凪は言う。 「壊してやるよ」 かくして過去の忌まわしき記憶を秘めたその神姫は左眼の眼帯と共に新たな道を歩みだす。 その名は十兵衛。 「…十兵衛…推参…!」 ここではチアキが書いて描いて作ったりした「凪さん家の十兵衛さん」を掲載しています。 著/チアキ 作ったり描いたりした物はこちらに↓ <ギャラリー> <登場キャラ紹介> お話一覧 <正しい時系列で読んでみる> 第一話 <出会い> 第二話 <眼帯> 第三話 <ある日の休日> 関連作品 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン 第四話 <十兵衛、参戦> 関連作品 ねここの飼い方 第五話 <殺戮の歌姫> 第六話 <朝霧... -
HOBBY LIFE,HOBBY SHOP
メニュー あらすじ 商店街のホビーショップエルゴは店長のシュミでやたらと神姫関連に特化した道楽店舗。 そんな経営感覚の気の毒な店長の裏の顔は、神姫関連犯罪をブッ潰す正義の味方 (自称)であったり。 色んなイミでやる時はやるオタ店長とその神姫、さらにはダークヒーロー気取りの姉達や アレな知り合い、そして素敵なお客様方と織り成す人間模様。 とりあえず、燃えとか萌えとかエロとか何よりネタにまみれた日々を貴方にお届け! たぶんな! 登場人物紹介 登場人物ホビーショップエルゴ D-フォース 神姫犯罪者 その他登場人物 本編 話数 タイトル 備考 第1話 ヤツの名はG(前半) ヤツの名はG(後半) 第2話 血は浮世の流れよりも濃く 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン4話 武装神姫のリン一章 8話とリンク 第3話 彼女の好きな人 武装神姫のリン二章 第10話、番外編「勇者... -
2036の風
2036の風 西暦2036年。 全てが忙しなく流れ往き、歴史の波濤が全てを覆い尽くす時代。 そんな中でも時として。 草色の風が舞い、緩やかな『想い』が彼女達の髪を梳き・・・流れる事があった。 小説改訂版、神姫改造AF。イラストなどは。以下の外部ページで公開中です。 http //2st.jp/kiral/ 2007-12-9 小説全編、改訂版に差し替え。 本編 「2036の風」 前幕 第一幕 ・・・・・・・・・第一間幕 第二幕 ・・・・・・・・・第二間幕 第三幕 前章 第三幕 後章 ・・・・・・・・・第三間幕 第四幕 ・・・・・・・・・第四間幕 第五幕 ・・・・・・・・・第五間幕 第六幕 ・・・・・・・・・第... -
戦う神姫は好きですか
主人公恵太郎とその相棒のナルのバトルメインな2036年平凡日常物語 著/神姫愛好者 戦う神姫は好きですか 一話 戦う神姫は好きですか 二話 戦う神姫は好きですか 三話 ※HOBBY LIFE,HOBBY SHOPと(一方的に)コラボです 戦う神姫は好きですか 四話 前半 後半 ※HOBBY LIFE,HOBBY SHOPと(一方的に)コラボです 戦う神姫は好きですか 五話 戦う神姫は好きですか 六話 ※ねここの飼い方と(一方的に)コラボです 戦う神姫は好きですか 七話 戦う神姫は好きですか 八話 戦う神姫は好きですか 九話 戦う神姫は好きですか 十話 前半 中半 後半 戦う神姫は好きですか 十一話 戦う神姫は好きですか 十二話 戦う神姫は好きですか 十三話 戦う神姫は好きですか 十四話 戦う神姫は好きですか 最終話 前編 後編 スロウ・ライフ 番外編... -
ねここの飼い方 The MOVIE 1st act 『序章・特別編』
―7月某日・某所― それは、ある夏の夜。 雲のない夜には、巨大な満月が、自らの存在を得々と主張するかのように浮かんでいる。その月明かりは地面を艶やかに照らしだし、その幻想的な光景に思わず酔いしれてしまう者も出るかもしれない。 しかし今、満月が照らし出す光景は、そんな風情とは全く無縁の場所だった。 そこは悪名高き富士の樹海を彷彿とさせる、鬱蒼とした密林。乱立する木々はどれも滅茶苦茶に捻じれており、満月の中、光陵とした月明かりが届く事もなく、陰気な印象を増加させている。 そんな中、例外的に月明かりが差し込む場所があった。鬱蒼と木々の生い茂る中、スポットライトのように光が降り注ぐ場所は、まるで自然の舞台のよう。 そして、自分こそがこの自然の劇場の主役と主張するかのように、目を閉じて光の中心に憮然と佇む1人の少女。 だがそれは人の姿をしていながらも、明らかに人では... -
神姫ちゃんは何歳ですか?
神姫ちゃんは何歳ですか? これはある神姫とそのマスターとの愛と肉欲の日々を描いた物語である… でも最近、肉欲の日々は送ってないよね… 書いた人 優柔不断な人(仮) 神姫ちゃんは何歳ですか?本編 過去編 番外編 武装神姫飛鳥ちゃんエウクランて その他作品 騎士子シリーズ コラボ大歓迎 話を大幅に変えてしまうようなのでなければ大丈夫 チョイ役とかなら許可も要りません ドンドン出して出して ※鳳凰カップ等で神姫の父さんの橘明人とかしまし神姫たちの日常日記とリンクしております ※学園設定に於いてチアキ氏の凪さん家シリーズとリンクしております 登場人物&登場神姫 舞台解説・特殊設定 國崎技研商品カタログ 本編 第一話 学園天国 微エロ注意 香田瀬がユキに買ってきた物は… 第二話 NY決戦 ※エロ注意!1... -
Mighty Magic
ここは「マイティのひと」が作成した武装神姫ショートストーリー 『Mighty Magic』シリーズを掲載しております。 著/マイティのひと ※コラボレーション大歓迎也。 ※文字サイズを通常よりも一段階小さくしてご覧になると読みやすくなります。 ※本文は随時加筆修正されます。更新履歴をご参照ください。 ※現在諸事情により更新速度が激減しております。何卒ご了承ください。 - 昨日 - 今日 - 合計 神姫とそのオーナーたち 装備構成解説 設定解説 本文ページ(妄想設定準拠) マイティ編 Mighty Magic ・インターバトルO「アーキタイプ・エンジン」 ・強敵 ※『不良品』?とのコラボ作品 ・犬達の出会い ・バトリングクラブ ・インターバトル1「プレゼント」 ・変身! ※魔女っ子神姫☆ドキドキハウリンとのコラボ作品 ・主... -
神姫たちの舞う空編・3
前へ 先頭ページへ 次へ 参加手続および第一次作戦会議 2036年*月*日1144時 ホビーショップエルゴ二階 入り口をくぐったときから妙な熱気が漂っているとマスター達は感じていたが、二階への階段を上がりきらないうちにその熱気の発生源を見つけて、思わず気圧されそうになった。 エルゴの二階はもともと武装神姫バトルスペース専門で、仕切りなどなく全体がひとつの空間である。イベント当日の今日は本来の筺体は脇にどけられ、一方の壁には二十台の特設コンソールルームが並び、さらにその上の壁にはギャラリーのための巨大なペーパーディスプレイが張られている。ゆうべほとんど徹夜でマスターたちが設営したものだから、コンソールルームの手前は広い空間があるはずだった。 その空間を、人が占めていた。数百人のギャラリーが、ほとんどすし詰めになっているのである。もちろんちゃんと椅子も用意して... -
妄想神姫:解説トップ
...の経緯など、詳しくはねここの飼い方・劇場版を参照の事。 なおロッテ達晶の神姫には“HOS”は全く使用されていない。 正規品をそのまま使用する行為をあまり選ばない晶の職人気質、 “HOS事件”で巻き起こった簡易設定用プログラムへの批判。 これらを勘案した結果、晶は“HOS”を使用する事を放棄して 彼女が自作した動作制御用コンポーネントを搭載する事にした。 それは喩えるなら、「軍事教本」や「取扱説明書」の様な代物。 アシモフ・プロテクト 後述する命令をメインフレームとする、電子的な動作制約。 神姫を初めとするMMSは武装が可能であるという特性上、 MMS国際法第六条にてプロテクトの実装義務が存在する。 第一項:人を傷つける事なかれ、また危機を見逃す事なかれ 第二項:前項を遵守する限りに於いて、人の命令に忠実たれ 第三項:全条項を遵守する限り... -
真・凪さん家の十兵衛さん
凪さん家シリーズ あらすじ 「…十兵衛…うん、私は十兵衛」 「とりあえず…そうね…じゃあ”銃”兵衛で」 「十兵衛…では我は真・十兵衛としよう…」 ここでは千空チアキが書いて描いて作ったりした「真・凪さん家の十兵衛さん」を掲載しています。 著/千空チアキ <真・登場キャラ紹介> <舞台設定> OP「Faze to love」 ED「芽生えドライブ」 お話一覧 第一章 第零話 「それは」「常」 七月…すべての始まり 第一話 歓 合間(乾杯) それは八月…十兵衛の始まり 第二話 普? 第三話 興? 第四話 銃? 第五話 闇? 第六話 斬? 第七話 九? 第八話 義? 第九話 乱? 第十話 人? 第十一話 決? 第十二話 明? 第二章 第特別話 「それは盛大な」「祭」 鳳凰杯という祭、にぎやかに... -
神姫たちの舞う空編・6
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三毛猫観察日記
● 三毛猫観察日記 ● トップページ by 修理屋 ・これは主人公による猫型神姫(?)の観察日記。 大学の神姫サークルの仲間達との活動を軸に 物語は進んでいきます!! (現在、第十八話までと番外編4までを公開中) ◎◎◎ 外伝 デカ神姫 トップページへ ◎◎◎ ◎◎◎ 長編コラボ 神姫のお仕事。(海底編) トップページへ ◎◎◎ ★登場人物一覧★ (設定は物語開始当時に基づいています) ◆ 一年目 ◆ 第一話 猫、飼いました 第二話 激闘!あおぞら商店街! 第三話 意思を継ぐ者 第四話 最後の願い (注:神姫破壊表現あり) 第五話 アタシも日記を書いてみよう 第六話 誘われて・沖縄 第七話 ミア!電光石火!! 第八話 雨の日に来たレイン 第九話 文化... -
引きこもりと神姫
あらすじ 著 ユキ 舞台は2044年。相も変わらず平和な世界に一人の引きこもり少女がいた。 これはそんな引きこもりを克服しようと奮闘する少女と それを共に歩んでいく神姫の話―――― レールアクションや武装ランク等、様々な設定は『武装神姫 バトルマスターズMk2』をプレイしてみて考察したりそのまま引っ張ってきています。 なお、ゲームでは出ていないシステムが出たりします。 あと『武装神姫 バトルマスターズMk2』の時代設定は2041年ということにしてあります。 ※1-2にある本の内容に関しましては、ライドオン204xのあらすじから使わせていただきました ※4-3にて登場するミス・非常識についてはライドオン204xを参照 ※バリアに関しての補足説明といたしましては、通常神姫(またはリアライド時のマスター)が張ることの出来る緊急的なバリアが一般的なものになっ... -
深み填りと這上姫:コメントログ3
コメントログ3 はじめまして、にゅうと申します。深み填りを一章から外伝まで読ませていただきました。蒼貴が章が進む毎に成長していき、第一章の自信無さげな雰囲気が無くなっていくあたり、読んでいて上手いと思いました。武装神姫を知ったのがもうバトルロンドが終了決定した後だったので現在はバトルマスターズをプレイしていますが脳内で妄想が溢れ返っておりこんな風に文章に出来る方たちがうらやましいですね。外伝終了してから今度は新章になるのか分かりませんがどんな形であれ楽しみにしています。 -- にゅう (2011-07-30 22 25 12) にゅうさん> こちらこそ初めまして。この『深み填りと這上姫』を書いている夜虹です。感想をありがとうございます。 この物語は蒼貴と紫貴の成長物語なのでそういった感想が聞けて何よりです。蒼貴はオーナーを得て、技や装備、相棒と友達を少しずつ得ていく事でそれを... -
第弐拾壱話:巨人と戦乙女
第二十一話:巨人と戦乙女 背丈の違う二体の神姫が今、ぶつかり合っている。 背中にメカメカしいサブアームを装備した、双方似たようなシルエットの武装を身に纏っているが、背の高い方は青と白、低い方は赤と黒を基調としており、印象はまるで異なる。 黒い方がサブアームに持った自身の色と同じ大剣を振り下ろし、白い方に斬りかかるが、白い方は素体の右手に持った長剣で軽くいなして防いでしまう。 「くっ、この!」 「甘いわ!!」 黒い方が左手のバックラーで殴りかかる。白い方はそれをスカートアーマーで受け止め、鉄山甲で反撃する。 《ようし、そこまで。ルイス、アレイン、上がって良いぞ》 ここは都内某所にある試験場。 そこではもうすぐ発売される最新鋭の神姫―戦乙女型のアルトレーネとアルトアイネスの最終テストが執り行われていた。 「うー。遂に一回もルイ姉に勝てなかったよ・・・」 「でも、... -
アイドルは神姫を救う? 前編
アイドルは神姫を救う? 前編 あの試合から1ヶ月がたった。恒一はいずると話すことが少なくなり、毎日のように研究所に通っていた。 (恒一、シュートレイがやられたダメージが大きいのが相当ショックだったんだろう…) いずるは彼の姿を見て心配になっていた。 あの試合の後、シュートレイは集中治療室に運ばれた。一命を取り留めたものの、彼女の精神的ダメージは思ったよりも深刻だった。あれ以来、虚ろな状態で何も反応を見せなくなってしまったのだ。おそらく自分が破壊されるイメージが脳裏に焼きついて、トラウマになっているのだろう。日常生活もままならない状態なので、、シュートレイは今もリハビリを続けている。 今日も恒一は小百合の下へ足を運んでいるのだろう。いずるはそんな彼のことを気にかけていた。 「どうしたのいずる、そんなに深刻な顔して」 家に帰ってきたいずるを、ホーリーが出迎えた。彼... -
幻の黒い鉄騎兵
幻の黒い鉄騎兵 ある日の休日、美由紀は真神よろず本舗に足を運んでいた。 「おはようございます、店長さん」 「やあ、今日はどうしたんだい?パーツの予約かな、それとも、練習試合しにきたのかい?」 美由紀がここに足を運んだのには理由があった。ひとつはここの常連である翔に会うこと、そしてもう一つは、あることを聞くためであった。 「翔くんは来ていませんでしょうか?」 「ああ、翔くんなら今日は来ないよ。学校で準備があるとかで、いけないって言ってたんで」 真野店長のひとことで、美由紀は少し残念そうな顔をした。 「そうですか、ありがとうございます」 美由紀は頭を下げ、会釈した後、真野店長に質問をした。 「あの、店長さんにお聞きしたいことがあるのですが」 「ん、どうしたんだい?」 「『黒い鉄騎兵』って知っています?」 その名前を聞いた真野店長は、少し驚い... -
深み填りと這上姫
深み填りと這上姫 初めまして。この小説を書く夜虹(やこう)と名乗る者です。以後よろしくお願いいたします。 この小説は『俺』という男が捨てられた神姫を一人前に育て上げる小説……だと思います。 話は全体的に時系列順に展開されていきますが、一章で完結する方式であり、 章単体で読み切れるようになっております。 コラボも歓迎です。こちらの物語に影響の無い程度であれば設定やキャラをお使いくださいませ。 登場キャラクター紹介 用語解説 作品集 第一章 深み填りと這上姫 あらすじ: 大学のレポートに追われる毎日を送る俺がトイレに行って戻ってくると目の前に蒼髪の人形がいた。 それは武器と鎧を装い、人という神のために戦う姫という謳い文句の人形 武装神姫であり、 乱暴なオーナーに捨てられたといって駆け込んできたらしい。 さて、どうしたものやら……... -
妄想神姫:外伝・その二十六
最新の技術──あるいは公式の武装 さて、我が店“ALChemist”はMMSショップである。ともなれば、当然 一般流通している神姫や、時には一部の限定品も販売せねばならん。 が、ただ売るだけでは面白くない。客のオーダーに合わせて、武装を 寄せ集めて全く別の神姫に見立てたり、改造や調整もこなしている。 『というわけで、晶さんにはウチのサオリに着せる第六弾の装甲を!』 『公式の武装をメインフレームにしつつ戦闘法に合わせた調整を、か』 『そそ。そもそもサオリ自身を調整してくれたのも晶さんだしね……』 こういう経緯で私・槇野晶が引き受けた仕事も、その一環である。一応 アフターケアの意味も兼ね、私に武装調整のお鉢が回ってきたのだな。 そして眼前には、梱包から取り出した第六弾の武装パーツが存在する、 今からコレを、神姫・サオリに適したデザインと能力に改造するのだ... -
ネコ日記:第二十話
エージェント(?)ビルを往く 「マスター、解除パスが判明しました」 一時間ほど目を瞑っていたペルシスがようやく目を開いて言った。 「やっとか。で、何なん?」 「G O A L・・・ゴールです」 「何やそれ・・・ま、ええわ。ちゃっちゃと終わらして早よ行こか」 晴子は入り口に向き直り、子供の頃見たアニメ風に言った。 「ゴール・・・」 一瞬泣けそうなBGMが始まるかと思ったが、勿論そんな事は無かったので普通に入った。 「てか今思ったらゴール言うたんは娘やったな・・・ウチまだ死にたないで」 「何を言っているのですかマスター?」 「あぁ、これは「マスター、静かに」・・・何や折角話したろ言うのに・・・」 そう言いながらペルシスの指差す先を見ると、黒服の男が3人扉の前を巡回していた。 「あそこに人質が居るんやな?」 「恐らくそうです。如何致しますか?」 「如何言われてもな... -
類は神姫を呼ぶ
類は神姫を呼ぶ 著・輝彦 初めまして。 輝彦(てるひこ)といいます。バトマスmk2で武装神姫にハマってしまい、このSSを見つけて、自分も書いてみたいと思った次第です。 /概要 人に個性があるのなら、神姫にも個性はある。 そんな神姫と人たちが織り成すドラマのようなお話……になればいいな。 ○バトルの設定はMighty Magic様よりお借りします。 ○全三章予定。主人公は章ごとに変えていく方針です。別の章ではサブとかモブとか間接的とかで登場します。 ○武装・バトルなどは妄想、想像でのフィクションでお送りします。 ○随時、加筆修正していきます。ご了承ください。 ※話が思うように進まない。バトマスmk2のDLC神姫の育成しながら練り直してきます。 第一章 戦えない神姫 ・part1 ・part2 ・part3 ・part4 ・part... -
明日の為に、其の8!(後編)
<明日の為に、其の8!(後編)> 鞄の中から取り出した物 「ここに来るまで我輩が取り付けられていた物ではないか。」 「本来ならコイツにAIを組み込みたかったんだが時間が無さそうだしな、お前さんに制御してもらおうって訳だ。」 「それは構わぬが、普通に装備として転送させる訳にはいかんのか?」 「色々とギミック詰めすぎたせいで、その状態だとほとんど役立たずの品になる。」 「もう一つだけ聞いておきたい事がある。」 「何だ?今はあまり詳しい説明はしてやれんぞ。」 「その武装、よもや銃火器はあるまいな?」 どうして我が家の連中の思考は近接一辺倒なんだろうか、後で再教育だな。 「無いから安心して行って来い。」 『師匠、まだですか!?』 さっきまでと違い銃弾を弾く武器は1本になっているが、高硬度の割には中を空洞化する事で重量も軽減してある為、結果的に手数が増えている。 ... -
第三章 深み填りと盲導姫
第三章 深み填りと盲導姫 あらすじ: 夏のある日、俺達は神姫センターでサマーフェスタを楽しんでいた。 そんな時、ある人物と出会い、神姫の一つの可能性を垣間見る事に…… 第一話:宝探姫 第二話:双銃姫 第三話:違法姫 第四話:諸刃姫 第五話:成上姫 第六話:肩書姫 第七話:激動姫 第八話:実践姫 第九話:鉄鳥姫 第十話:血戦姫 第十一話:追剥姫 第十二話:負傷姫 第十三話:再生姫 第十四話:塵刃姫 第十五話:生贄姫 (この話ではウサギのナミダに関して一部のネタバレが存在しますのでご注意ください) 第十六話:偽眼姫 第十七話:鳥討姫 第十八話:札無姫 第十九話:罪明姫 (この話ではキズナのキセキに関して一部のネタバレが存在しますのでご注意ください) 第二十話:道行姫 この物語においては以下の作品から、キャラクター、設定を借り... -
ネコのマスターの奮闘日記
ネコのマスターの奮闘日記 これはネコ神姫(+α)のマスターが日常60%、非日常40パーセントくらいの毎日を綴ったお話。 キャラクターなどのレンタル希望はご自由に(ある場合はコラボ等にてご一報下さい) 著者 ネコマスター 登場人物・登場神姫紹介 舞台設定 本編 プロローグ とりあえず自己紹介は基本だな 第一話 いきなりですが妹襲来です。 第二話 キルケの初バトル 前編 後編 第三話 礼奈は大変な事を親に言われました 第四話 いつからご飯・味噌汁・焼き魚が日本の朝食の代表になったんだろうか? 第五話 ネコのマスターのクリスマス・買い物編 第六話 ネコのマスターのクリスマス・プレゼント編 第七話 盗撮は犯罪です。 第八話 離婚してもしばらく経つとどうでもよくなるんだよね 第... -
ハウリングソウル
ハウリングソウル 作者:ミヤコン 雨の日に拾われた犬と、無表情な悪魔とお姉さんのはなし。 この作品は小山田喜久子様の作品『双子神姫』とほんの少しコラボしております 1/20 第十~最終話を更新しました。 コラボ大歓迎です! HS 登場人物紹介 HS 武器紹介 * ハウリングソウル本編 第一話『廃墟にて』 第ニ話『朝』 第三話『開店・本屋の朝』 第四話『神姫センター・謎の生命体出現!?』 第五話『トラウマ』 第六話『再開・天薙』 第七話『手がかり、そして麗しき肉体美』 幕間『in the dark.....』 第八話『悪夢、そして鋼のメシア』 第九話『許せない真相』 第十話『告白、そして決意』 第十一話『説得、人事じゃ... -
第十一話『あの人だけ、鎖骨が性感帯』
「いやいやそれにしても驚きましたよ。まさか目の前でガ○=カタを見れるなんて」 「それよりもその変な武器のほうが驚きだよ。よくそんなの使いこなせるね」 「・・・・・・・zzzzzz」 「おい黒いの、お前あたしと引き分けておいて寝るとは何事だなん!?」 クラブハンド・フォートブラッグ * 第十一話 『あの人だけ、鎖骨が性感帯』 戦い終わった私達は神姫センターの中にあるティールームで休んでいた。 ・・・・戦ったのは私じゃないのに、なんでこんなに疲れてんのかしら。 「グッドだったぞマイリトルシスター。リハビリ中とはいえ無名のお前たちが二人を倒すとはな」 「お姉ちゃんが何も指示を出してなかったからね。多分出されてたら判らなかったわよ」 「む、随分強気な発言じゃないか。デカイのは胸だけにしておきたまえよ」 「ちょっと! 八谷もいる... -
第十一話:求道姫
第十一話:求道姫 戦いが終わった後、紫貴はすぐに修理のために杉原の研究室に戻された。かなりの損傷だったため、修理に時間がかかるとのことだ。 会社側は今回の戦いによってイーダの有用性を認め、今後は市販型の開発を進める事をイーストラボラトリーに命じた。 これによって杉原達の研究チームに多大な資金が入り、彼の研究に新たな一歩をもたらした。 「いやぁ、もう大成功。ここまで上手くいくとは予想してなかったね。『使いこなせば化ける機体』って触れ込みでやったらもうあっさりだ。うひゃひゃひゃ」 研究員に紫貴の修理を任せ、例によって怪しげな笑いを浮かべながら俺と真那にその後の事を教えてくれた。 どうやらこれで一応の決着はついたらしい。 「良かったわね。ミコちゃん」 「ああ。まだ謎が一つ残っているがな」 「へ?」 「博士。何故、オーナーを紫貴に連れて来さ... -
ネコ日記:第十話後編
雪と油・後編 何を言ってるんだこいつ?マスターがいない?マスターがいない武装神姫なんて普通あるわけが無いだろ。 「なんでか知らないけどさ、誰かに起動させられてマスター登録も無しに外に放り出されたんだ。装備と一緒にね。」 「・・・なんでそんな事を?」 「知らないって言ってるだろ?それでふらついてたらさ、いきなり上からたくさん雪玉が降ってきて」 埋もれてた・・・って訳か。 「で、これからどうするつもりだ?また彷徨うか?」 「そうだねぇ・・・ここに住んじゃダメ?」 「は?」 いきなり何を言い出すんだこいつは。オイル切れか?いや、オイルはさっきからずっと飲んでいる。 「だーかーら、ここあんたの家だろ?ここに住んじゃダメか?って事。」 「駄m「オッケーオッケー!大歓迎だよ!」 「ちょ、勝手n「他に行くあてがないなら、どうぞ」 「おい人が話s「ありがとう!」 「・・... -
第七話 あなたの街を宣伝!
第七話 「あなたの街を宣伝!」 五月二十八日、午前十一時五十八分。 そろそろその時がやって来る。 俺もおやっさんも神姫達も、そして店の常連達も緊張した面持ちでテレビ画面を見守っている。 ただ、健五とクレアだけが状況を飲み込めていないようだった。 「あの、輝さん、どうしたの?」 「しっ。静かにしてろ」 「?」 しばらくして、時計の針が十一時五十九分を指す。 同時に画面が、CMから別の物へ変わった。 『この後はmotto!サーチング!』 『今週のグルメコーナーは下町特集! おしゃれなバーから、なんと神姫がいる食堂まで!?』 「「おおーっ!」」 店の中が沸き返る。 「って、ええ!? 今、このお店映ったよね!?」 健五が驚いてこちらを見る。無理も無いだろう。 「どうして!?」 「いや、前に取材された... -
ウサギのナミダ コメントログ
ウサギのナミダ コメントログ コメントに書き込みを頂いた過去ログです。 長くなりましたので、こちらにまとめました。 テストです。 -- トミすけ (2009-06-24 01 25 20) 過去話は現在話同様、時系列的未来に向って進行しているのに 妙な重さが有りますねぇ 哀しい過去を・・・とか言う有りがちな展開へ発展するのか 今後の展開が楽しみです -- 名無しさん (2009-06-24 02 48 56) どうも、ICHGUCです。 この作品を一言で言うなら、「ズシンと重い」。 やべ、二言になっちゃった。 ともかく、今後が楽しみです。 -- ichguc (2009-06-24 12 54 21) お二方、書き込みいただき、ありがとうございます。 今後の展開については、さすがに語れませんが(笑)、重さはさらに増してくるかと思います。 最後まで書きた... -
第二十.五話 食べ残し
第二十.五話 「食べ残し」 楢夢 伸也は、その部屋のドアをゆっくりと閉めた。 薄暗く、空気の淀んだ部屋だった。窓は一つも無く、部屋の奥から漂ってくる薄青い光だけが、唯一の光源だった。これも、全てこの部屋の主の意向なのだ。 「……ゴホッ、ゴホッ」 楢夢は咳き込むと、すぐ隣の台から薬のビンを取り出し、次いでポットから湯を注いだ。よほど焦っているのか、手が震えている。 ―――「また風邪かね、楢夢君」 暗がりから、声がした。楢夢が目を上げると、彼の目の前に細く、背の高い玉座がしつらえてあり、そこに小さな何者かが足を組んで座っているのだった。顔こそはっきり見えないが、何か自分の背丈ほどのものを片手で抱きかかえ、口元に近づけているのが分かる。楢夢は、目を細めた。 「夏風邪ですよ。人の体は、やはり不便です」 「ギキキッ... -
夏扉5・「ある日」
「ある日」 この町に来てから三週間が過ぎた。 アタシがこの町に居られるのも、後一週間と少しだけ。 なのにすっかり当初の目的なんて頭の中から無くなり、アタシは今日も公園の木陰で彼等が来るのを待っている。 それにしても暑い。 木々の陰により和らいだ熱の下にありながらも、それでも暑いと感じるのだから日向に居る人たちにはさぞ暑いことだろう。 もう暑いじゃなくて、熱い。 温暖化も二十一世紀初頭に比べればその悪化具合もだいぶ緩やかになってはいるけど、それでもその傾向がマイナスに転じてはいない現在。亜熱帯と化した日本の夏はけっして住み良い環境ではない。 空気が流れた。 体にまとわり付いた汗が、その風に反応して体の熱をほんの少しだけ、奪い去る。 そしてその風と共に、待ち人がいつもの様に現れた。 「また、居たのか。案外お前も暇だねぇ?」 開口一番、憎まれ口を叩... -
part1
朝の住宅街、時間にして八時ごろの通学路。歩道を歩く高校生たちが多少いる程度、その中の一員の僕はある冊子を両手で持ち、読みながら歩いている。あまり深く読んでいると、人にぶつかるから流し読みで頭に入れていく。 「おっはよー! 螢斗!」 「うわっ!……っと、いきなりなにするんだよ」 突然後ろから挨拶とともに軽く突き飛ばされた。 後ろを振り返るとクラスメイトであり友達の伊野坂 淳平に悪態をつく。 「いやね、気難しい顔でなんか読んでいるもんで、つい」 笑顔で飄々とした雰囲気の淳平が言う。全く悪びれる様子のない友達に軽く気が滅入る。 「マスター!! すいません、螢斗さん。マスターがまた迷惑なことを」 淳平の胸ポケットには、天使型アーンヴァルと言われている神姫のミスズが申し訳なさそうにしていた。こんなマスターに対してだと気苦労が絶えなさそうだ。 「いや、もう淳平がそういう人... -
第参章第拾四節:楽しい日々の終焉
{楽しい日々の終焉} ☆ 西暦2030年10月5日の記憶 「…女の子?」 今、僕の目の前に一人の女の子が大きな試験管のようなものの中に入っている。 裸でブクブクと何かの液体に入っていて息が出来るのかな? 苦しくないのか? というか身体が物凄くちっちゃいなぁ。 まるでお人形さんみたい。 「……ン?」 「あ、起きた」 女の子が目を覚まし、眠そうに僕を見る。 すると無表情で僕に語りかけてきた。 「人間の…子供?」 「え?あ、うん。僕は子供だけど」 「子供が何故このような場所にいる?それに何故、我の部屋に侵入?」 「ごめんなさい、ボタンを押したら勝手に開いちゃって」 「勝手に押した?…不確定要素が多数、原因解析。…解析完了」 「何か、解ったの?」 「どうやら貴方は勘でこの部屋に侵入できたらしい。監視カメラの映像を閲覧し... -
妄想神姫:外伝・その十(後半)
麗しき戦い──あるいは予選その一(後半) マオチャオのミモザさんは、此処に至って漸くぷちマスィーンズ達を 指揮して、ロッテお姉ちゃんを射止めようと射撃を開始したんだよ。 その間に、腕の“研爪”をドリルの“旋牙”に換装するみたいだね。 ボクはそれを見て、咄嗟に指示を下すんだもん。このままは拙いし。 「ロッテちゃん、ぷちを急いで迎撃して。“ターザン”だよ!」 「わかりましたの、梓ちゃん!なら、これを利用してッ!」 『ビビ?』 ボクが“お姉ちゃん”と声に出さないのは、周囲に不審がられない為。 少々辛い事だけど、コレ位は我慢しなくちゃいけないもん。そして今、 そのロッテお姉ちゃんは、ホール脇にある大きなカーテンの奥に退避。 もちろん賢いAIを搭載したぷち達も、その隙を狙って集中砲火開始。 でも賢いなら、尚更ちゃんとした指揮をしてあげないとダメなんだよ? ... -
第六間幕
第六間幕。 ぱっと差し込むスポットライト。どこかの廊下であろうか。白衣に身を包んだ小幡だけが立っている。 小幡「はじめまして、皆様。小幡 紗枝と申します。神姫でもない私だけが、このように間幕に立つ事、お許しくださいませ」 肩を竦めて少し笑う。 小幡「2036の風・・・第六幕をご覧頂き、まことに有難うございます」 小幡、一礼。遠く響く風の音。ライト、朝を思い出させる青い色。 小幡「この幕をもって、第二編を終了。全十二幕の内、前半六幕を終了した事になります。このように、一種異質の作品をお読み頂いている皆様には感謝の言葉もございません」 スポットライト消灯。廊下全体を柔らかい日差しのような光が包み込む。 小幡「・・・それは少し前の昔話。ゼリスの身体がパーツ化された時でした。人の臓器提供や移植とは、全く別の事である... -
第壱章第伍節:夜、二人きりで行くにはムードが無い場所だな
{夜、二人きりで行くにはムードが無い場所だな} 夜。 午後十一時過ぎぐらいに俺はムクリと起きた。 パンツ一丁で寝てたから私服に着替え机に近寄る。 机にはアンジェラス、クリナーレ、ルーナ、パルカが充電器(クレイドル)の上でスヤスヤと寝ていた。 四人とも可愛い寝顔で寝ているのを見て俺の心に癒しが与えられる。 もうパルカなんて右手の親指をくわえて寝てる姿なんて萌え萌えで凄すぎるぜ。 そんな彼女達を起こさないように、俺は抜き足差し足で部屋を出て行こうとする。 ドアノブを左手で回し部屋を出ようとした…その時だ。 「何処に行くのですか、ご主人様?」 「…アンジェラス。起きてたのか?」 アンジェラスが机の端のギリギリ辺りで立っていた。 いつの間に起きていたんだ!? 気配を完全に殺していたぞ。 それに見つかってしまった。 任務失敗、ゲームオーバー、デストロイ... -
CL:第十一話 決意
前へ 先頭ページ 次へ 第十一話 決意 ティルトローターから下ろされると、強い潮のにおいを含むべたついた風が吹き付けた。 それで、理音はここがどこかの島であることを知った。ヘリポートの周囲は真っ暗で、植物からどの辺の緯度にある島なのかは推測できなかったが、どうやら断崖絶壁の岬のような土地にヘリポートは建設されているらしかった。 手錠は外されたが、そのまま兵士達に囲まれ、ヘリポートの隅にある地下への入り口から中へ通される。地下道は広かった。かなりの手間をかけて建造された軍事基地のようだった。 すれ違う人間は揃って武装した兵士達だったが、奥に進むにつれて白衣を着た科学者らしき者たちが増えてきた。なんと、あの一つ目ども、ラプターも普通に飛び回っているではないか。 通路は入り組んでいて、駅のような案内板はほとんど無かった。そんな通路を右へ左へくねりながら、理音... - @wiki全体から「ねここの飼い方・劇場版 ~十一章・終焉~」で調べる