武装神姫SSまとめ@wiki内検索 / 「第参章第九節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…クリナーレ編」で検索した結果
-
双子神姫
...:Zwei 第参章第九節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…クリナーレ編 第参章第拾節:Eins 第参章第拾壱節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…パルカ編 第参章第拾弐節:Schatten Eins 第参章第拾参節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…シャドウ・アンジェラス編 第参章第拾四節:楽しい日々の終焉 第四章 第四章第壱節:{離別と愛}選択肢あり。BL18禁です。フラグ。 第四章第弐節:覚悟と決断選択肢あり。フラグ。 第四章第参節:強攻と突破! 第四章第四節:アンジェラスとシャドウ・アンジェラス 第四章第伍節:デジタルとアナログ作戦開始! 第四章第六節:パルカとライフフォース 第四章第七節:クリナーレとネメシス 第四章第八節:ルーナと沙羅曼蛇 第四章第九節:アンジェラ... -
第参章第九節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…クリナーレ編
{イリーガル・レプリカ迎撃指令…クリナーレ編} アンダーグラウンドの帰り。 イリーガルを破壊をするためにアンダーグラウンドまで行ったのだが、結局敵とは遭遇せず、帰るはめになった。 そして今現在はアンジェラス達と一緒に車に乗って家に向かって帰ってるわけだが…。 「あーもー、今日は何にも無くてつまらなかったな~」 俺の頭の上で仰向けでゴロゴロしながら不満足そうにフル装備したクリナーレが言う。 あのさ、せめて装備を解除してから頭に乗れよ。 悪魔型の武装品はゴツゴツしたものばっかりだから、頭に当たって痛いんだよ。 それに重い。 「姉さん、お兄ちゃんが困ってます。すぐに降り方がいいですよ」 クリナーレの妹、フル装備したパルカが俺の左肩に飛び乗って言う。 更に重りが…。 でも、肩ならまだ大丈夫。 それにもっと言ってくれ。 この貧乳姉にガツンと一... -
第参章第参節:イリーガル・レプリカ迎撃指令
{イリーガル・レプリカ迎撃指令} アンダーグラウンドの夜。 小道や裏道を途方もなく歩く。 あれから神姫センターから出て、俺の腕時計が10の所に時針指し示した頃、溜息をつく。 「ご主人様、そんなに気を落とさないでください。まだ始まったばかりじゃないですか」 「そう言ってもなぁ…」 右肩に座り、フル装備したアンジェラスは俺の事を気付かってくれてるみたいだ。 心遣いは嬉しいのだが…正直、時間を無駄にしてるような気がしてどうしようもない。 それに元気が無い理由は他にもある…。 そして何故こんな無駄な事をしてるのかと言うと、時間をさかのぼること2時間と30分前。 ☆ 「諸君、我々のこの町にイリーガルの神姫が何体か出現した情報が入った。諸君も知ってるとうりに、これはイリーガル・レプリカ迎撃指令と酷似しているものである」 薄暗い神姫センターの受... -
第参章第伍節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…アンジェラス編
{イリーガル・レプリカ迎撃指令…アンジェラス編} 「ウゥ~、夜の外は寒いなぁ~」 「少しは我慢してくださいよ、姉さん」 「はぁー、お肌がカサカサになっちゃいますわ」 「………こいつ等は~…」 「…ごめんなさい、ご主人様」 アンダーグラウンドの夜でワイワイと話す三人の神姫と気だるげなオーナー一人と済まなさそうに落ち込んでる神姫が一人。 小道や裏道を途方もなく歩く…いや、今は憂鬱に歩くといった方がいいかもな。 それは何故かって? あぁー、その答えはとても簡単で明快だ。 「あーもう、我慢できないよ!アニキ、胸ポケットに入れて!!」 そう言いながら颯爽と俺の右胸ポケットに入るクリナーレ。 「フゥ~、あったか~い♪」 「姉さんだけズルイです!私も胸ポケットに入ります!」 姉さんと同様にパルカは俺の左ポケットに入る。 「…エヘヘッ... -
第参章第七節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…ルーナ編
{イリーガル・レプリカ迎撃指令…ルーナ編} ルーナの視点 「それじゃあ全員散開。敵は見つけ次第破壊で頼む。あ、でもちゃんと連絡する事。けっして無茶して闘おうとするんじゃないぞ」 「「「「はい!」」」」 「よし!散開!!」 ダーリンの声と同時にアタシ達、四人の神姫達はアンダーグラウンドの夜に飛び立つ。 満月がとても綺麗ですわ。 たまには一人になるのもいいですわね…あっそうでしたわ、アタシの右手には沙羅曼蛇を持っているから一人じゃないですわね。 一人の時は訓練と調整の毎日でした。 …でもあの時のアタシとは違う。 今のアタシにはダーリンが居てアンジェラスお姉様、クリナーレお姉様、パルカがいるのだから。 だから大丈夫。 気分治しにリアウイングAAU7を使い自由に飛び回る。 アタシが今飛んでる高度は100メートル、とても風が冷たいですわ。 でもこの前より... -
第参章第拾壱節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…パルカ編
{イリーガル・レプリカ迎撃指令…パルカ編} 「それじゃあパルカ以外は散開。敵は見つけ次第破壊しろ」 「「「はい!」」」 「いけ!」 俺の声と共に夜のアンダーグラウンドの街に散開する三人の神姫達。 最近、イリーガル・レプリカの出現率が低下してるらしい。 多分アンダーグラウンドのオーナー達がよってかたってイリーガルを破壊しまくるからだろう。 そりゃあ数も減るわなぁ。 「お兄ちゃん…」 「………」 左肩に座ってフル装備したパルカが暗い顔で俺に問いかけてきた。 「また…私だけ出撃禁止なんですか?」 「…あぁ」 俺はというとパルカの答えに声低く答えた。 あの高速道路でのバトル以来、パルカに軽くトラウマみたいなものが出来ちまった。 それはバトルでの恐怖感が普通の神姫より何倍も感じてしまうもの。 あまりにも増幅された恐怖感でパルカはバト... -
第参章第拾参節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…シャドウ・アンジェラス編
{イリーガル・レプリカ迎撃指令…シャドウ・アンジェラス編} 「諸君!諸君等の多大な勇気と努力によって、イリーガル・レプリカの数は着々と減っている!!これも諸君等のおかげである!!!」 オオオオォォォォーーーー!!!! 「…ケッ!調子のいい奴等だぜ」 俺は壁に背を預けながら煙草を吸う。 肩にはいつも通りにアンジェラス達がいる。 現在いる場所はアンダーグラウンドの神姫センターである。 アンダーグラウンドの神姫センターでイベントがあるという情報を入手して来て見たら、この有様だ。 少し前に、この街でイリーガル・レプリカの出現が多数目撃され死人もでたという事件。 その被害は拡大していく一方でアンダーグラウンドの住人は困りに困り果てたという。 そこでイリーガルの神姫にはアンダーグラウンドの神姫で対決という話になり、討伐隊をエントリーする事になった。 私的に... -
第四章第七節:クリナーレとネメシス
{クリナーレとネメシス} 猛攻撃をなんとか切り抜けながら次のシャッター前まで来る事が出来た。 もうパルカは数え切れない程の人間を殺しているのが少し悲しいが今は躊躇なんかしていられない。 パルカのシャッターと同様にシャッターの横にあるIDカードを通す機械があった。 カードを機械に差し込み引く。 すると赤のランプから緑のランプに変わり、英語で『Three』と書かれているシャッターが徐々に上がっていく。 よし、ここまで同じだ。 「パルカ、敵が来たら早急に排除してくれ。俺はクリナーレを助ける!」 「はい!姉さんを助けてあげて!!」 「まかせろ!」 シャッターが人間が潜れば入れるぐらいまで開くと俺は身をかがめ侵入する。 体勢をたてなおしつつ辺りを見渡すと、これまたパルカと同じ構造になっていた部屋だった。 ど真ん中には大きな試験管があり、そこには一体の武装神姫... -
「接近して相手をすぐ倒すクリナーレで」
「接近して相手をすぐ倒すクリナーレで」 「さっすがアニキ!話がわかるぜ!!」 頭の上で騒ぎ喜ぶクリナーレ。 まぁ喜んでくれるのは嬉しい。 だけど他の三人は少し残念そうな感じだ。 『後で他の奴等と戦うから、その時にな』と言うとパア~と明るい表情になる神姫達。 さて、そろそろ対戦するか。 装備…よし! 指示…よし! ステータス…よし! クリナーレを筐体の中に入れ、残りの神姫達は俺の両肩で座ってクリナーレの観戦をする。 「クリナーレ、負けんなよ!」 「おう!任しときな、アニキ!!」 「頑張ってクリナーレ!!」 「クリナーレさん~頑張って~!」 「姉さんー!無茶はしないでくださいねー!!」 「闘いに無茶はつきものだぜ!」 クリナーレは余裕綽々な笑顔を俺に見せ筐体の中へと入って行く。 気がつくと俺は両手で握り拳をつくっていた。 いつになく俺の心... -
第参章第八節:Zwei
{Zwei} 前回はクリナーレ…『Drei』を調べた。 中身は『Vier』とほぼ同じだったんでそれほど驚愕はしなかった。 残念ながら俺の記憶に関する事は書かれていなかった…。 まぁ、そりゃあそうだよな。『Drei』に関するデータだったんだからな。 …あれ、前もこんなセリフ言ってなかったっけ? まぁいいや、で今日は『Eins』『Zwei』の二個中の一個、『Zwei』のセキュリティーを突破する事に成功した。 ホント、セキュリティーを突破するのにどれだけの労力を使ったことやら…。 「ツヴァイ…どんな事が書かれているかな?」 注意深く見ながら次々に色々な項目を見ていく。 西暦2027年12月×日 我が社が武装神姫というプロジェクトに参加するになった日。 そこで我が社はオリジナル、つまり試作型MMS(Multi Movable System)を開... -
第四章第九節:アンジェラスとGRADIUS
{アンジェラスとGRADIUS} 「ここが…アンジェラスがいる所か…」 今の俺はあるシャッターの目の前に立っていた。 そのシャッターは今までの…クリナーレ達のシャッターとは比べれものにならない。 頑丈・セキュリティー、何もかもレベルが違うのだ。 シャッターには『One』と書かれていて、そこにクリナーレがリアパーツに付いてるチーグルで殴りまくっても傷一つつかない。 クリナーレ達のシャッターと同様にシャッターの横にあるIDカードを通す機械があったが、カードを機械に差し込み引いても拒否されてしまった。 俺が持っているIDカードではセキュリティーレベルが低くて通れないのか、もしくは俺が奪った事が敵にバレてIDカードの使用を停止させたと考えた方がいいだろう。 どちらにせよ、このシャッターを開けなければアンジェラスを助け出す事が出来ない。 実は先程からルーナがネット能力... -
第弐章第九節:2VS2!さぁ、バトル開始だ!!
{2VS2!さぁ、バトル開始だ!!} 「わーい!先輩とラブラブデート!!」 「それは絶対にありえねー」 隣に女の子らしい服とミニスカ姿で座っている婪がウキウキ気分で浮いた話しをしていて、俺はというと愛車を運転しながらツッコミを入れる役になっちまってる。 今日は婪と神姫バトルする日だ。 昨日の夜、俺とアンジェラス達が晩飯を食ってる時に家の電話機が鳴って俺は飯を食う事を中断させられた。 渋々電話を取ると『先輩ー♪明日は日曜日だし、バトルしましょー!』という感じに言われた。 言うまでもないが、声の主は婪だ。 怠いので『嫌だ。じゃあな』と言ったら今にも泣きそうな声で『お願いです~!バトルしてください~!!じゃないとあたし死んじゃいますー…』とか返事された。 婪に泣かれると後々面倒なので、仕方なく俺は了解しちまった訳で今の状況にある。 「ネェネェ、先輩♪」 「... -
第参章第六節:Drei
{Drei} 前回はパルカ…『Vier』を調べた。 中身はとんでもない経歴が書かれていた事に驚愕した。 でも肝心の俺の記憶に関する事が全然書かれていなかった…。 まぁ、そりゃあそうだよな『Vier』に関するデータだったのだからな。 で、今日は『Eins』『Zwei』『Drei』の三個中の一個、『Drei』のセキュリティーを突破する事に成功した。 どうやら数字が低くなるにつれてセキュリティーレベルが高くなっていくみたい。 「ドライ…どんな事が書かれているかな?」 注意深く見ながら次々に色々な項目を見ていく。 『Vier』と同じく製造の日記みたいな感じに書かれていた。 西暦2027年12月×日 我が社が武装神姫というプロジェクトに参加するになった日。 そこで我が社はオリジナル、つまり試作型MMS(Multi Movable System)を... -
第弐章第伍節:あれ?俺のが無いぞ??
第弐章第伍節:{あれ?俺のが無いぞ??} 「ただいま~」 俺はある箱を持ちながら家に入った。 ある箱とういのは少し内緒だ。 まぁ、すぐそのうちに教えるから少しだけ待ってくれ。 さて、独り言なんかしていないで、とっとと二階に上がってあいつ等にこれを渡すかぁ。 階段を上り、自分の部屋に入った。 「お~す、いい子にして待っていたかぁ~?」 俺が顔を見せるとアンジェラスがいち早く俺が来た事を察知し、机の端ギリギリまでトコトコと走って来た。 「お帰りなさいませ、ご主人様♪」 「おう、今帰ったぞ」 明るい声と笑みするアンジェラスに俺は気分よく迎えられた事を実感する。 ここんとこ最近、アンジェラスの奴がこの行為をよくやる。 まるで、新婚さんに近い行為だ。 まぁ、だからって嫌な気分にもならないし別にいいやと思い、アンジェラス自身にはどうこう言... -
第壱章第二節:武装神姫についてと俺について
{武装神姫についてと俺について} あの事件(俺の後頭部が机に炸裂)してから一週間が経った。 それからというものの、アンジェラス、クリナーレ、ルーナ、パルカは色々な事をしはじめた。 アンジェラスとパルカは料理や掃除がやりたいと言い、俺は武装神姫用の包丁や掃除機とかを作り渡した。 クリナーレは何か運動するものが欲しいと言い、武装神姫用のダンベルとか作り渡した。 ルーナはパソコンがやりたいと言い、俺のパソコンを貸した。 まぁ、人それぞれに趣味があるのは当然な事。 だから俺は、こいつ等が何が欲しいとか何が必要とか言われれば作ったり準備してやった。 だが、やる分には構わないが余計な事はしないで欲しかった。 アンジェラスとパルカは料理にしろ掃除にしろ全然道具の使い方が酷かったために台所は地獄と化し滅茶苦茶になる、クリナーレはダンベルをグルグルと回し俺が『危ないぞ』と言った瞬間に... -
第壱章第二節:武装神姫についてと俺について>
{武装神姫についてと俺について} あの事件(俺の後頭部が机に炸裂)から一週間が経った。 アンジェラス、クリナーレ、ルーナ、パルカは色々な事をはじめた。 アンジェラスとパルカは料理や掃除がやりたいと言い、俺は武装神姫用の包丁や掃除機とかを作り渡した。 クリナーレは何か運動するものが欲しいと言い、俺は武装神姫用のダンベルとか作り渡した。 ルーナはパソコンがやりたいと言い、俺のパソコンを貸した。 まぁ、人それぞれに趣味があるのは当然な事。 だから俺は、こいつ等が何が欲しいとか何が必要とか言われれば作ったり準備してやった。 とても良い事だと思う。 だが、やる分には構わないが余計な事はしないで欲しかった。 アンジェラスとパルカは料理にしろ掃除にしろ全然使い方が酷かったために台所は地獄と化し滅茶苦茶になるし、クリナーレはダンベルをグルグルと回し俺が『危ないぞ』と言った瞬間にク... -
第壱章第七節:表の世界の戦闘
{表の世界の戦闘} 現在、俺がいる所は神姫センターにいる。 細かく言うと神姫センターの中にあるオフィシャルバトルという部屋に居る。 この部屋には巨大な箱型の筐体がいくつもあり、その中で武装神姫達が戦うバトル用の室内みたいなもの。 ルールは簡単。 武装神姫同士がバトルし、力尽きた神姫が負けというシンプルな勝敗だ。 オーナーの場合、基本的に神姫が闘っている間はオーナーはただ見てるだけ。 観戦というべきかな? ある程度オーナーからの指示とか命令を言ってよいとも聞いたし、まぁ司令塔みたいなもんだな。 俺はそんな部屋の中が見渡せる場所の椅子に座って煙草を吸ってた。 勿論喫煙用の席でだ。 ん、何故俺がこんな所にいるかって? 一応バイトだからといって、俺はこいつ等(アンジェラス達の事)のオーナーだからなぁ。 ズーっと部屋の中で遊ばせとくのも、ちょっとなぁ~、と思い俺は神姫... -
武装神姫紹介
ANGELUS(アンジェラス) 天使型アーンヴァル 龍悪の神姫。 容姿はセミロングで美乳。 生真面目な性格で武装神姫の四人なかのリーダーである。 趣味は料理と掃除。 本当は龍悪に物凄く甘えたいが、それを表にさらけ出す事が出来ない。 過去に龍悪と出会いあり。(龍悪はこの過去が欠落している) 武装は万能型。 遠距離、中距離、近距離。 どんな状態でも攻撃できる。 因みに、このお話のメインヒロイン。 CRINALE(クリナーレ) 悪魔型ストラーフ 龍悪の神姫。 容姿はツインテールで貧乳。 一言でいうと生意気な性格。 趣味は身体を動かす事。 龍悪とのいがみ合いが多々あるが、それがコミュニケーションになっているのでクリナーレ自体がそれで満足している。 武装は近距離型。 敵に近づきクローで殴ったりバルムンクで斬りのが得意。 LUNA(ルー... -
第壱話:セーラー服っていいよね~
{セーラー服っていいよね~} 「おぉ~い、全員集合ー」 俺が元気よく号令をかけると机の上で遊んでるアンジェラス達がトコトコと歩いて来た。 「なんですかご主人様?」 「アニキが遊んでくれるの?」 「んっふっふっふ~。遊ぶ?確かに遊ぶなぁ~」 不適な笑みを浮べながら俺はアンジェラス達の体を舐めるように見る。 グヘヘー、いい体ツキしてるじゃねかぁ~。 「お兄ちゃん…なんだかイヤラシイ目をしてない?」 「そうですね~。まぁアタシ的にはなんの問題はありませんけど」 パルカが何だか怯えてるけど気にしないでいこう。 俺は椅子に座り紙袋からある物を取り出した。 「じゃんじゃじゃー!セーラー服ー&プリーツスカート!!(青色バージョン&桃色バージョン)」 効果音を自分で言いながら両手でセーラー服見をせる。 勿論、リボン付きのやつ。 ... -
第壱話:セーラー服っていいよね~>
{セーラー服っていいよね~} 「おぉ~い、全員集合ー」 俺が元気よく号令をかけると机の上で遊んでるアンジェラス達がトコトコと歩いて来た。 「なんですかご主人様?」 「アニキが遊んでくれるの?」 「んっふっふっふ~。遊ぶ?確かに遊ぶなぁ~」 不適な笑みを浮べながら俺はアンジェラス達の体を舐めるように見る。 グヘヘー、いい体ツキしてるじゃねかぁ~。 「お兄ちゃん…なんだかイヤラシイ目をしてない?」 「そうですね~。まぁアタシ的にはなんの問題はありませんけど」 ルーナが何だか怯えてるけど気にしないでいこう。 俺は椅子に座り紙袋からある物を取り出した。 「じゃんじゃじゃー!セーラー服ー&プリーツスカート!!(青色バージョン&桃色バージョン)」 効果音を自分で言いながら両手でセーラー服見をせる。 勿論、リボン付きのやつ。 ... -
第参章第拾節:Eins
{Eins} 前回はルーナ…『Zwei』を調べた。 中身は『Vier』と『Drei』とは多少違っていたので新しい情報は手に入った。 でも前回も残念ながら俺の記憶に関する事が書かれていなかった…。 畜生…いつになったら解るんだよ。 …落ち着け、俺。 ここで舞い上がっても仕方ないじゃないか。 最後の『Eins』のセキュリティーを突破する事に成功した。 ホント、セキュリティーを突破するのにどれだけの労力を使ったことやら…。 「…どんな事が書かれているかな?」 注意深く見ながら次々に色々な項目を見ていく。 『Zwei』と同じく製造の日記みたいな感じに書かれていたが…量は少し多いみたいだ。 西暦2027年12月×日 我が社が武装神姫というプロジェクトに参加する事になった日。 そこで我が社はオリジナル、つまり試作型MMS(Multi Movab... -
第四章第八節:ルーナと沙羅曼蛇
{ルーナと沙羅曼蛇} クリナーレとパルカと一緒に走り続けながら次の場所に向かう。 両足の血液循環が早くなり心臓もバクバクと動く。 肺は酸素を欲しがりフル活動。 ヤッベェ、もう疲れてきちまったぜ。 「お兄ちゃん!あのシャッターて、もしかして!!」 パルカが言う先を見ると廊下の右側に大きなシャッターがあった。 パルカやクリナーレと同じ形に大きさも同じ。 違うと言えばデカデカと、シャッターに『Two』と書かれていたぐらい…。 いや、違う! シャッターが開いている! これはいったい何が起こったのだろうか。 俺達が来る前にシャッターが開いてるという事は…まさかすでにルーナは破棄されたのか!? クリナーレとパルカを援護させながら俺はシャッターに向かって走り中に入る。 「ッ!?…ヒデェ…」 シャッターの部屋の中は酷い惨状だった。 人間の死体が... -
第壱章第参節:姉貴の会社に行ってみるか>
{姉貴の会社に行ってみるか} 「う~ん、やっぱ姉貴の会社に行ってみるべきかなー」 「何でですか?」 リビングに俺とアンジェラスがテーブルに座りながらウーロン茶を飲んでた。 今日は日曜日、晴れの午前10時。 「いやなぁー。実際、俺は武装神姫の事を色々調べてみたんだけど、どれもこれも古い情報しか入ってこなくてなぁ。色々と困ってる訳よ」 「そうなんですかー」 「そうなんだよ。…よし、日曜日で暇だし行ってみっかぁ」 「えっホントですか!?」 アンジェラスは驚きその後、嫌な顔になった。 まるで俺の姉貴の会社に行きたくないうような表情だ。 「うん?どうした、嫌なのか??」 「…はい。あんまりあの会社にはいい思い出が無くて…」 「思い出…ねぇ~」 俺は立ち上がり煙草を口にくわえ、火を点け換気扇のスイッチを入れる。 自分が生まれた場所を嫌う... -
第壱章第参節:姉貴の会社に行ってみるか
{姉貴の会社に行ってみるか} 「う~ん、やっぱ姉貴の会社に行ってみるべきかなー」 「何でですか?」 リビングに俺とアンジェラスがテーブルに座りながらウーロン茶を飲んでた。 今日は日曜日、晴れの午前10時。 「いやなぁー。実際、俺は武装神姫の事を色々調べてみたんだけど、どれもこれも古い情報しか入ってこなくてなぁ。色々と困ってる訳よ」 「そうなんですかー」 「そうなんだよ。…よし、今日は日曜日で暇だし行ってみっかぁ」 「えっホントですか!?」 アンジェラスは驚き、嫌そうな顔をした。 まるで姉貴の会社に行きたくないうような表情だ。 「うん?どうした、嫌なのか??」 「…はい。あんまりあの会社には、いい思い出が無くて…」 「思い出…ねぇ~」 俺は立ち上がり煙草を銜え、火を点け換気扇のスイッチを入れる。 自分が生まれた場所を嫌うアンジ... -
第参話:俺の昔のバイトについて
{俺の昔のバイトについて} アンジェラスの視点 「そんじゃ行ってくるから、ちゃんと留守番してるんだぞ」 「いってらっしゃい、ご主人様」 ご主人様はバイトに行く。 平日の月曜日、水曜日、金曜日はいつも午後七時過ぎに家に出る。 バイトの内容は知らない。 前に『どんなバイトしてるの?』訊いたど、ご主人様は苦笑いしながら『ワリィ、それは答えられない』と言われ分からずじまい。 私に秘密する程のバイトって何かしら。 私に限らず、クリナーレ、ルーナ、パルカにも秘密にしている。 みんなも知りたくってしかたないらしい。 「あぁ~あ、アニキの奴、またバイトに行っちゃたよ。つまんなーい」 「そいう事、言わないの。さっきまでお兄ちゃんと遊んでてたじゃないですか~」 「もっと遊びたいんだ!パルカも遊び足りないでしょ?」 「そうですけど…しかたないですよ」 ... -
第壱章第壱節:こんな出会いもありか?
{こんな出会いもありか?} 「だあ~、頭がイテ~。昨日は飲みすぎたぜ…」 二日酔いになりながらも車を安全運転し帰宅する。 大学の講義が終わったのでその帰りだ。 自分の家に着くと車を車庫に入れドアをロックする。 バタン、とドアが閉まる音が耳に入り脳味噌に響く。 「イテテッ。と~ぶん、酒は飲みたくね~なぁ」 俺の家は何処にでもあるような普通の一軒家だ。 一人暮らしの家にしてはちょっと贅沢かもしれないなぁ。 本来なら両親がいるはずの家だが、両親は共働きで今は海外出張中。 何処の外国に居るのか見当がつかない。 姉貴は結婚しても社会人バリバリのOLで頑張っている。 仕事は『武装神姫』の関係らしい。 まぁ、姉貴の仕事については全然興味ないからどうでもいいけどね。 それよりも今気になっているのは姉貴に頼まれた仕事の内容だ。 昨日の俺は酔いつぶれていた... -
『武装神姫うきうきバトル』第三回過去ログ
緊急事態発生!! 武装神姫SSwiki 読者参加企画 『武装神姫うきうきバトル』第三回 最初に異変に気付いたのは貴方だった。 有名な神姫と戦うと言う特別イベントで、貴方の神姫の戦いが終わって数分。 最初はほんの小さな違和感が、やがて不審に変わる……。 貴方の神姫が帰ってこない。 まだフィールドに残っているのかと思って場内モニターを見れば、そこには先程まで貴方の神姫と戦っていた対戦相手の姿が見える。 既に次の戦いが始まっており、当然ながら貴方の神姫が戦場に居る筈も無い。 何が起こっているのか? 焦燥と不安に駆られる貴方の周囲でも他のオーナー達が騒ぎ始めていた。 どうやら他にも帰還が遅れている神姫が居るらしい。 パートナーの無事を祈る貴方を他所に、混乱は拡大してゆく一方だった。 犬丸「―――ワン、ワン、ワン、ワン、ワン、ワン... -
第三回戦闘記録
前回の結果発表 テッコ「……特別ルールの説明」 犬丸「はい、では。早速、リストで表示しますワン」 サラ(仮)「手抜きですね」 1.対戦相手は1戦目が指定エリアの敵からランダム。 2戦目で同じ相手になった場合は他のエリアのイリーガルとの遭遇戦になる。 サラルート 1戦目 123=『ウサギ型イリーガル:ジルベルト』 456=『種型イリーガル:クロロ』 2戦目 同一イリーガルとの対戦になった場合、更に以下の表を振る。 1=『サンタ型イリーガル:クローネ』 2=『花型イリーガル:フィル』 3=『寅型イリーガル:フォンフー』 4=『丑型イリーガル:メグ』 他が出たらやはり残ったもう一方との対戦になる。 犬子さんルート 1戦目 123=『丑型イリーガル:メグ』 ... -
第壱章第壱節:こんな出会いもありか?>
{こんな出会いもありか?} 「だあ~、頭がイテ~。昨日は飲みすぎたぜ」 二日酔いになりながらも車を安全運転し帰宅する。 大学の講義が終わったのでその帰りだ。 自分の家に着くと車を車庫に入れドアをロックする。 バタン、とドアが閉まる音が耳に入り脳味噌に響く。 「イテテ。とうぶん酒は飲みたくねなぁ」 俺の家は何処にでもある普通の一軒家だ。 一人暮らしの家にしてはちょっと贅沢かもしれないなぁ。 両親は共働きで今は海外出張。 何処の外国に居るかすら解らない。 姉貴は結婚しても社会人バリバリのOLで頑張っている。 仕事は『武装神姫』の関係らしい。 まぁ、姉貴の仕事については全然興味ないからどうでもいいけどね。 それよりも今気になっているのは姉貴に頼まれた仕事の内容だ。 昨日は俺が酔いつぶれていたので、詳しく仕事内容を聞いてなかったので何すればま... -
第参章第四節:Vier
{Vier} 前は何にもデータの中身を見る事が出来なかったが、今回は違う。 セキュリティ解除に時間と俺の精神力を犠牲にしながら頑張った結果、『Vier』のセキュリティを突破し閲覧する事が出来たのだから。 「さてさて、中身はどんな事が書かれているのかな?」 注意深く見ながら次々に色々な項目を見ていく。 …なるほど、これは製造の日記みたいなモノだな。 西暦2027年12月×日 我が社が武装神姫というプロジェクトに参加するになった日。 そこで我が社はオリジナル、つまり試作型MMS(Multi Movable System)を開発する事になった。 試作型の数は四体。 西暦2029年5月1×日 この時はまだ武装神姫は一般に公開されていなかった。 『Vier』は『Drei』と一緒に誕生したMMS。 『Vier』の識別はDevil Ty... -
第四章第拾節:脱出!
{脱出!} ゴゴゴゴ、と地響きが鳴り地震のように揺れる。 今にもこの地下研究所が崩れ落ちる状況を醸し出す。 とてもイヤな気分になりつつ、俺は立ち上がり、問い掛ける。 「アンジェラス、いったい何がッ!?」 何が起きてるのかアンジェラスに問いただそうとした…だが、俺の問い掛けは途中で途切れた。 何故ならばアンジェラスが俺の右腕を掴み、物凄いスピードで引っ張ったのだから。 そしてそのままアンジェラスが捕獲されていた実験から飛び出すようにでる。 俺はというと、アンジェラスに右腕だけを掴まれているので他の身体の部分はおろそかになり壁やら地面にガリガリ、と擦り付けられていた。 そんな訳で引き千切れるそうな痛みが右腕全体に走るのだが、俺は以外にも冷静だった。 本来なら『イテェーーーー!?!?』だの『ギャーーーー!?!?』だのと喚くのだが、今の俺は衝撃的な事ばかり起き... -
第九話:劣等姫
第九話:劣等姫 次の日、俺と真那はOHMESTRADA社に来ていた。修理した神姫達は自分の鞄の中にしまい、とりあえずバレない様に上手くここまで来た。 「ここまで来ちゃったね……」 「ああ。……まずはその賞金をくれる所にいこう。そこから交渉の糸口を見つけるんだ」 考えた事は実は特にない。何せこんな大きな会社の前に俺のような一般人が細かい事を取り決めする権利はないし、出来る事といえば交渉をすることだけだ。 少なくとも紫貴を奪う。俺の目的はこの一つだけだ。 後は……まぁ、知ったことじゃない事にしておこう。 「……行くぞ」 俺は真那を促すとOHMESTRADA社の入り口に入った。 入り口に入るとそこはOHMESTRADA社の作った最新鋭神姫であるHST型アークのデモンストレーション映像が流れる大型のテレビが並び、小規模ながらバトルブースも設... -
第伍章第壱節:双子神姫'sVSシャドウ・アンジェラス
{双子神姫 sVSシャドウ・アンジェラス} 真夜中。 人間では睡眠を取る時間帯。 空には満月と何光年も掛かる無数の星々。 そんな時間に救急車、警察車、消防車のサイレンがけたたましく鳴り響く。 目の前では燃え盛る会社。 普通、炎というものは燃やす対象に見合った炎しかでない。 ビルを燃やすにはビルを燃やす分だけ、都市を燃やすには都市を燃やす分だけ。 しかし俺の目には燃え盛る会社はそのように見えなかった。 炎上、火炎、そのような言葉が脳内で飛び交うはず…なのだが。 もう俺の目には会社や炎など、どうでもいい対象だった。 燃える会社より今、空中浮遊している武装神姫を見ているのだから。 シャドウ・アンジェラス。 もう一人のアンジェラス。 数えきりない程の残虐と殺戮をしてきた武装神姫。 いや、あれは果たして武装神姫と言えるのか危うい。 今の彼女は身長15cmの武装神... -
クリスマスイブにバイトってどうゆう事!?
{クリスマスイブにバイトってどうゆう事!?} 「ご主人様~…」 「んだよ、アンジェラス」 「なんで私達こんな所で仕事してるんでしょうね?」 「…聞くな」 俺はカウンター席でダルそうに机に倒れ込む。 アンジェラスも俺のマネをするかのようにうつ伏せで寝る。 そう。 今はとある店でバイトをしている。 しかもタダ働きでだ。 そしてその店とは。 「よぉー、青年よ。しっかり働いているかぁー?」 「…都」 そうです。 今俺がバイトしてる店は都の本屋だったのだ。 これ言うのは二回目だが、タダ働きでだ。 そしてな~んでこんな事になってるかちょっと回想してみようか。 …あんまり回想したくないのだが。 ☆ 事件は一週間前に起こった。 事件が起きた当日。 その日は俺とアンジェラス達と一緒に都の店に行った。 都の店はあんまり人気が無いと... -
第弐章第壱節:文化祭って、こんなだったけ?
{文化祭って、こんなだったけ?} 「う~ん…」 「何か悩み事ですか?」 「あはっ、アニキの奴が悩んでるよ」 「欲求不満ならあたしが解消してあげましょうか?」 「お兄ちゃん…話してくれれば相談に乗りますよ」 俺が悩んでいると机に居た神姫達が寄ってきた。 嬉しい事だが、多分言っても無駄だと思う。 何故ならばとうとう来てしまったのだ、この招待券が…。 封をされていて中身が見えないけど、俺は一発で解った。 だってこの茶封筒の表紙だけで想像出来たからだ。 表紙に書かれてあった文字を読むと俺の母校だった。 そして高校だったら何処もかしこも必ず一年間に一回あるという行事。 代表的な名前で例をあげるのなら『文化祭』だな。 今日の朝、俺が新聞を取りにポストに行ったらポストの中に余計な物が一つ入っていた。 それは俺が高校生の時に通ってた我が母校の文化祭の招待券である。... -
逆襲の獅子虎コンビ その1
何とか研究所に戻ってきたヤクトたちだったが、心身ともにボロボロだった。それもそのはず、それぞれのパートナーは重傷を負い、本人たちも慢心相違の状態だからだ。 「…まさか、ここまで強いとは思わなかったな」 「ああ…」 メディカルルームで和多とヤクトは、前回の戦闘の事を話していた。 「カウベル、大丈夫なんだろうか…。あんなにダメージ受けて」 「今はスタッフを信じよう。それよりもヤクト」 和多はシートから立ち上がり、脇に座っているヤクトを拾い上げた。 「イリーガルを何とかしないと、ますます被害が広がる一方だ。他の討伐隊もあの黒いイリーガルに苦戦している様子だからな」 「そうだな、おいら達はあのイリーガルを倒さないといけない。そのためにはもっと強くならないと」 今まで気持ちが沈んでいたヤクトがやる気を出してきた。どうやらヤクトは気持ちの切り替えが早いようだ。 ... -
URL
人間紹介 天薙龍悪(てんち たつお) 19歳の大学二年生。 身長180センチ。 苦学生していてバイトしながら学校に通ってる結構な苦労人。 性格はぶっきら棒で喧嘩ぱやいが、根は優しく、結構人に好かれるタイプ。 元不良学生なので煙草を吸います。 趣味は多趣味なので色々な事をやってます。(主に物を作る事が多い) その中でも料理は結構な腕前で美味しい。(一人暮らしが長いせい) それと自作で武器を作るのもかなり腕前で、その腕前は武装神姫関係の会社で働く龍悪の姉さんに認めてもらっている。 何故か雨がかなり嫌い。 ある一部の過去の記憶が欠落している。 斉藤朱美(さいとう あけみ) 29歳の武装神姫関係の仕事をしている龍悪のお姉さん。 今は結婚してしまったので苗字が違う。 性格は常に元気ハツラツな人で、たまに抜けてる部分もある。(この性格のせいなのか、龍悪... -
第参章第弐節:Hacking!
{Hacking!} 俺はデスクトップパソコンを操作しVIS社に自分のIDを使ってログインする。 前々から怪しい会社だと思っていた。 でも姉貴の会社だし、それにいたって会社の構造や人員内部はまともだったからな。 だから手は出さなかったが…。 あの日…アンダーグラウンドのバトルでアンジェラスが変貌したあの日をキッカケに俺は決断した。 その決断とは、アンジェラスを生み出したあの会社に何かあると感じ調べようと考えたのだ。 「ログイン完了。最初は普通に探ってみるか」 マウスは素早く動かし、俺のIDでどこまで潜れるか試す。 カチカチ…カチ……カチカチ 静寂していた地下部屋にマウスをダブルクリックする音が響く。 不必要だと思った場所はウィンドウをすぐに閉じ、すぐさま別のページにとぶ。 そんな事を繰り返してるうちに『オリジナル武装神姫』のページを見つ... -
出会い&登校2
出会い&登校2 アンジェラスの視点 遅刻にならないように、軽く走り続ける私達。 先頭はクリナーレがランニング気分で走っている。 あの子は何でも楽しむような思考回路してるから少し羨ましい。 それに比べて私はいつも気苦労ばかりで疲れる一方。 今日だってそうです。 いきなりシャドー=アンジェラスが出てきたり、いきなり遅刻になりそうになったり…。 いやいや、こんなネガティブな気持ちじゃ高校生気分を味わえません! 何事にも前向きに考えなければいけない! 私がそう決意した時、クリナーレがちょうど十字路に差し掛かった。 その時だ。 ドンッ! 「ウワッ!?」 「……むぎゅ」 クリナーレが誰かとぶつかりました。 あーもう、前方不注意ですよ。 「これで相手がパンを口に銜えていて、尻餅をついてドライがウッカリ相手のパンツを見てしまったら... -
第三話:違法姫
第三話:違法姫 『紫貴、石火の援護射撃で牽制してもらって、お前はブレードであいつを叩き斬れ。遠距離武器は違法改造されてはいるが、連射性能は改善されていない。意識して避ければそれほど驚異じゃないはずだ。むしろ奴のイリーガルとしての運動性能を活かした接近戦を注意しろ』 「了解!」 紫貴は石火にアイコンタクトすると、彼女が放ち始めるアサルトカービンによる援護射撃の中、ブレードによる突撃を始める。 アーンヴァルはユニホーンの再生能力によって石火の攻撃を気にも止めず、そのまま、レイディアントボウをもう一度、放つ。 矢は接近を試みようとしている紫貴に向かっていくが、俺の忠告を聞いていた紫貴はそれをぎりぎりで避ける事で攻めの勢いを押し殺すことなく、前に進んでいく。 アーンヴァルはそれに舌打ちした。本来のアーンヴァルの反応とはまるで違う。共通点は敬語ぐらいなものである。そ... -
人物紹介&武装神姫紹介
人間 天薙龍悪(てんち たつお) 19歳の大学二年生。 身長180センチ。 苦学生していてバイトしながら学校に通ってる結構な苦労人。 性格はぶっきら棒で喧嘩ぱやいが、根は優しく、結構人に好かれるタイプ。 元不良学生なので煙草を吸います。 趣味は多趣味なので色々な事をやってます。(主に物を作る事が多い) その中でも料理は結構な腕前で美味しい。(一人暮らしが長いせい) それと自作で武器を作るのもかなり腕前で、その腕前は武装神姫関係の会社で働く龍悪の姉さんに認めてもらっている。 何故か雨がかなり嫌い。 ある一部の過去の記憶が欠落している。 斉藤朱美(さいとう あけみ) 29歳の武装神姫関係の仕事をしている龍悪のお姉さん。 今は結婚してしまったので苗字が違う。 性格は常に元気ハツラツな人で、たまに抜けてる部分もある。(この性格のせいなのか、龍悪が結構面倒事に巻... -
中編:決断姫
中編:決断姫 即席のチームで力を発揮できた私はその力が何たるかを知るために響の家へと住むことになった。本格的な神姫としての登録はまだ住んでいないが、その辺りは…… 「やばっ!? 遅刻だぁ!!?」 学校が終わってからになりそうだ。 彼は寝坊をしてしまっていた。昨日は勉強はしていたものの、私との会話に夢中で夜遅くまで起きていた。 私は話を止めて寝るように言って、響の兄が使っていたらしいお下がりのクレイドルで寝る事で何とか彼が寝たから、何とか終わると思っていたのだが、ダメでこの有様だった。 「百日! 行くぞ!!」 響は素早く制服に着替えて私を鞄の中に入れると、嵐の様に家を出て走っていた。 私はその間の事は鞄の中にいてわからないが、鞄の中で揺さぶられ過ぎて酔いそうになり、電源を自分でオフにして耐えた。 しばらくして鞄の揺れが収まる。しば... -
第一話:模倣姫
第一話:模倣姫 ここは桐皮町にある神姫センター。そこではいつものようにオーナーと神姫がバトルロンドで戦いをしたり、自分の神姫自慢をしたりと様々な事が繰り広げられている。 今日は俺は蒼貴と紫貴だけを連れて来てみた。最近、誰かと一緒にというパターンが多くて、こうして三人で来るというのも久々だ。 「ミコちゃん~。早いとこ。バトロンしようよ。新しく覚えた技を試したいし」 「焦るなって。バトルロンドは逃げやしねぇからよ」 「そうですよ。イリーガルマインドが見つかればそれはそれで丁度いいんですけどね」 「おいおい。フラグは立てるなよ…・・・」 そう。技がどうとか言っているが、普通に今日は蒼貴と紫貴を戦わせに来ただけだ。さすがにイリーガルマインド装備の神姫ばかり相手にしているのは疲れる。たまには普通の戦いもしたい。そんな気持ちで今日は安全そうで真那も来なさそうな神姫セン... -
第二回戦闘記録
前回の結果発表 ◆プレイヤー名&神姫名(機種/CSC) 1.スロット1の武装 ~(中略)~ 6.スロット6の武装 HP プレイヤー神姫のHP 敵神姫のHP ABCD プレイヤー残HP 敵残HP ABCD プレイヤー残HP 敵残HP ABCD プレイヤー残HP 敵残HP A プレイヤーの行動選択結果 B プレイヤーの命中判定 C 敵の行動選択結果 D 敵の命中判定 戦闘ターン? 被ダメージ?/? 与ダメージ?/? サラ(仮)「表の見方は前回同様です」 犬丸「それでは行ってみましょう」 テッコ「……ご~」 ◆紅騎士&エクス(アーンヴァル/逆境型CSC) VSアイゼン 1.B7 レールガン「ロンゴミアント」 2.C12 対神姫大型ライフル 3.A... -
逆襲の獅子虎コンビ その3
一方、ヤクトたちはイリーガル軍団が集結しているホストコンピュータ端末に移動していた。 「ここのあたりはまだいないみたいだな…」 「油断するな、イリーガルはこの中枢にいる。おそらくこの中には無数の敵がいるはずだ」 ヤクトたちは手分けして端末周辺を捜索した。どこかに中枢に入ることができる入り口があるはずなのだ。 「おかしいな、入り口なんてないぞ」 「いや、そんなはずはない。必ずどこかにあるはずだ」 そのとき、リオーネは奥のほうで誰かが倒れているのを発見した。 「どうした、誰かにやられたのか?」 倒れていたのはメリクリウスだった。リオーネは応急処置用のエイドパックを取り出して傷口を治療した。 「…誰だ、お前達は…」 「安心しろ、敵じゃない。それより、どうしたんだ、そのケガは」 メルクリウスが受けた傷は致命傷こそなかったものの、明らかに防護服を貫いてい... -
少年と疾走姫:登場キャラ紹介
少年と疾走姫:キャラクター紹介 天野響(あまの ひびき): クラスで一人だけ武装神姫を持たない中学二年の少年。 アークプロトタイプと出会って、彼女に百日という名前を与え、神姫の世界に足を踏み入れていくことになる。 純粋な性格をしており、神姫と仲良くなろうとする気持ちが強い。 百日(ももか): イーダプロトタイプとの戦いでリセットもされずに捨てられ、尊に道を求めたアークプロトタイプ。 研究所から抜け出して、尊の家を拠点に真の力を知るための旅をする。そんな中、響と出会い、彼に真の力とは何たるかを教えてもらおうとする。 非常にプライドの高い性格であり、力こそ全てとは今は思っていないが、勝ちにこだわる姿勢は変わらない。 青葉 健二:かつて蒼貴を捨て、それによって尊に叩き潰された高校生オーナー。ゲームセンターで特に意味もなくバトロンをしている。響と百日と出会い、なぜ蒼... -
双子神姫側・プロローグ
クラブハンドVS双子神姫 ~真夏の大決戦!ポロリはないよ!!~ {テスト} 「はぁ~あ、武装神姫達のチームバトルだと?本気でそんな事をやるつもりか??」 「えぇぇ。本気と書いてマジよ」 リビングに置かれているテーブルで煙草を吸いながら俺がダルそうに言う。 姉貴は何時もの調子で俺の断りも無く、また変なイベントに参加させる気満々だった。 「それにこの企画はうちの会社がやっているのよ。そしてうちの会社でバイトをやってるタッちゃん。出ないわけにはいかなのよ」 「なっ…まぁバイトの仕事ならしょうがないか。日取りはいつだ?」 「明日」 「ちょっ!おま!?何で明日なんだよ!!こっちの予定を完全に無視じゃねぇーか!!!」 「何か予定でもあったの?」 「いや、特に何も無いけど。暇があれば寝てるか、あいつ等の遊びに付き合うぐらいか、婪のショッピングに付き合... -
妄想神姫:第七十三章
呪いと嘆きの縛鎖を、断ち切って(その一) ──正直言って、まだ全てを信じ切れた訳じゃない。けど、あの人達は。 “お姉ちゃん”達は、こんなアタシを受け入れてくれると言った。だから 掴みかけた暖かい幸せは、絶対に放さない。それが、アタシの願い──! 第一節:呪縛 アタシ・“五女”エルナが、皆に受け入れられて数時間。戦いで疲労した 皆は、“マイスター”……晶さんのチェックを受けていたわ。仮想空間で 戦っていたとは言え、予想外の出来事を受け……皆、ガタが来てたのね。 「ロッテの全チェック終了……特に、異常なし。負荷は掛かった様だが」 「何よりですの♪でもマイスター、“アレ”は結局何だったんですの?」 「CSCに同名のルーチンはあるが、名前以外は特に問題ない要素だな」 「だけどあの時のアタシを倒した光の槍は、間違いなく普通じゃないわ」 予想外と... -
学校
学校 「み、見えた!あれが学校ね!!」 「そうね♪」 全速力で走りながら学校の正門に向かって行く。 すると視界にクリナーレ達の姿が見えた。 既に学校の敷地内に入っていて、正門近くで私達の事を待っててくれてるみたい。 そう思った時。 ガラガラ、と正門の門が自動で閉まっていくのでした。 『何で!?』と思い左腕についてる腕時計を見る。 時刻は八時半過ぎになっていました。 マズイ! 予定時刻になると門が閉まるようにプログラムされているのね! もしあの門が完全にしまったら私とシャドウは遅刻決定です! 遅刻は嫌です! しかもご主人様の神姫達の中でリーダー的な私が遅刻したら。 ★ 「アンジェラスが遅刻したー。ダッセー!」 「お姉様でも遅刻するんですね。プププッ」 「アンジェラス姉さん…遅刻は駄目だと思います」 ☆ イヤァーッ! ... -
徒然続く、そんな話。 第九節。
暗い、エルゴの店内、そして、そこに薄ぼんやりとした、光。 「来たかえ、ようやく」 笑うのは、純白の悪魔。 「ええ、来ました」 答えるのは、碧の犬。 間違いなく、そこにあるのは敵意、である。 「マイロードになんのつもりですか!?」 睨む眼光は烈火 「ふん、ちょっとした、『遊び』じゃよ」 笑い、エントリーポットの中に沈む、ディス 「待ちなさいっ!」 追うように飛び込む。 仮想の風、吹き荒ぶは、砦。 そして、映るは一人の映像。 そして複数の影。 「マイロードっ!!」 縛られて、拘束されている影ひとつ。 駆け寄ろうとして。 ――――銃声一発。 「……狙撃!?」 聞き取り、寸前に回避。 映るのは月下に赤い眼。 《紅き目の狙撃手》 「悪いけど、仕事なのよ」 悠然と微笑む、柱に構える影、見えないが、声は響く。 そして、足音、多数、近... - @wiki全体から「第参章第九節:イリーガル・レプリカ迎撃指令…クリナーレ編」で調べる