張垍 ちょうき
?-757
盛唐の官人、
安禄山の大燕の宰相(在任756-757)。宰相
張説の子、
張均の弟、
張埱の兄。父の功によって
斉国公主と結婚して駙馬都尉となる。玄宗の寵を受けたが、自認して
楊国忠に嫌われ、讒言によって地方官に飛ばされた。以降恨みに思い、安禄山が侵攻するとその宰相となり、唐が長安を回復すると処刑された。斉国公主との間に娘
張氏がいて、建寧王
李倓が承天皇帝に追冊されると、張氏は李倓と冥婚して恭順皇后を追冊された。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
外部リンク
最終更新:2025年01月04日 12:31