康楚元

康楚元

?-759
盛唐の武将。乾元二年(759)襄州で叛乱を起こし、荊州刺史の王政を遁走させた。さらにその将の張嘉延に荊州を攻めさせ、荊州刺史の杜鴻漸が遁走したため、澧・朗・硤・帰の諸州は山谷に逃れた。「南楚覇王」を自称したが、同年十一月、商州刺史の韋倫の攻撃を受けて敗れて捕らえられ、荊州・襄州は平定された。康楚元は長安に送られて処刑された。

本紀・列伝・史料

『新唐書』巻六 本紀第六 粛宗 乾元二年八月乙巳条、同年九月甲子条、同年十二月乙巳条
『新唐書』巻一百二十六 列伝第五十一 杜暹 鴻漸
『新唐書』巻一百四十三 列伝第六十八 韋倫
『旧唐書』巻十 本紀第十 粛宗 乾元二年八月乙亥条、同年十一月甲子朔条
『資治通鑑』巻二百二十一 唐紀三十七 乾元二年十二月乙巳条

外部リンク

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