田朝

田朝　でんちょう

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盛唐の官人。魏博節度使田承嗣の次子。田華・田緒・田縉の兄。魏博士節度使は弟の田緒が就任していたが、田朝は李納の仕えて斉州刺史となっていた。李納に田朝を魏に入れて田緒に取って代わらせるよう進言する者がいたが、田緒に発覚し、田朝を呼び寄せようとし、殺されるため田朝は拒否していた。京師に送還される途中の滑州で田緒に襲撃されかかったが、賈耽の兵のため免れた。神武将軍となる。

列伝

『新唐書』巻七十五下 表第十五下 宰相世系五下 田氏
『新唐書』巻二百一十 列伝第一百三十五 藩鎮魏博 田承嗣 緒