李師道

李師道 りしどう

?-819
中唐の藩鎮(第5代淄青節度使)。淄青節度使李納の子。李師古の弟。元和元年(806)兄の死により継承した。朝廷の討伐を受けた呉元済を救援するため、長安・洛陽でテロ行為を行わせ、宰相武元衡を暗殺した。呉元済が滅び、朝廷の慰撫によって三州割譲で一旦合意したが、李師道は暗愚で、蒲大姐・袁七娘といった愛妾の言にのって約束を反故にしたから、諸軍の一斉討伐を受けて各地で大敗し、元和十四年(819)部将の劉悟に軍乱をおこされ、子の李弘方とともに斬られて、首は長安に送られた。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻二百一十三 列伝第一百三十八 藩鎮淄青横海 李正己 師道
『旧唐書』巻一百二十四 列伝第七十四 李正己 師道

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最終更新:2024年07月16日 00:35
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