楊暄

楊暄 ようけん

?-756
盛唐の官人。楊国忠裴柔の長子。弟に楊昢楊暁楊晞がいる。明経科に貢挙したが、合格せず、父楊国忠が達奚珣を脅したため優秀な成績で合格したとされ、官位は達奚珣と並んだ。太常卿・戸部侍郎となる。宗室の娘延和郡主を娶った。天宝十五載(756)に安禄山の反乱軍が長安にせまると、玄宗・楊国忠らと四川に逃れる途上、馬嵬で兵士が暴発して父を殺害して楊貴妃を殺させると、射殺された。

列伝

『新唐書』巻七十六 列伝第一 后妃上 玄宗貴妃楊氏
『新唐書』巻二百六 列伝第一百三十一 外戚 楊国忠

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最終更新:2025年01月01日 01:02
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